第7特区
第28話 少女とレイン②
「確かに私には関係無いかもしれない。けど、」
「じゃあ!私はあなたに助けなんて求めてないっ!私は!あなたとは一緒の世界で、生きちゃダメなの、、、感情をもってはだめ。なのに、どうして、あなたはそんなに、優しくするのよ……」
「レインちゃん。」
はー、、だめだ。何がこの子をそんなに苦しめてるのか私にわからん。けど、
「レインちゃんとアレに、何があるのかとか、分かんない。あなたの過去とか知らないし!だけど私は、あなたと友達に!あなたともっとお喋りして、
可愛いお洋服とか着て、これからももっと一緒に、辛いその過去を、忘れちゃうぐらいの思い出を作っていくのじゃダメ?
あなたはもう私にとって大切な友達だから!」
「ナギ…」
(心がポカポカする。どうして、この子はそんなに前を見て歩いていけるの。こんな、世界で、ねえ。私は、どうしたらいいの?私は、この子を頼ってもいいの?教えてよ、、、レイン。)
「でも今は、あいつを倒すのが最優先!鉄柱!!」
フェンリルの出力をもっと!アンタ、まだまだいけるでしょうが!今ここで、命燃やすわよ!!8本の鉄柱をもっと自由に、リンクを深く!感覚を研ぎ澄ませ!
さっきの植物が川の方から起き上がってきた。まだまだピンピンしてるってわけね。
「ガリュュッ!!!」
「隙なんて、与えない!!」
4本をそのまま左脚に、光の粒子をもっと!
「この左腕、アンタのでしょ!?これ、返すから!」
私はこれまでにない威力で左腕を蹴り飛ばして、植物やろうへと命中させる!
「いっけええええ!!」
頭に!入った!ナギ式キックヘッドショット!
「グガヤ!!」
そのまま、植物やろうは吹っ飛びつつ、浅瀬に再び倒れた。
流石に、疲れてきてるわね。体がいつもより数倍重い。なにこれ、すんごいだるいわ。
「ナギ!あんた、これは限界点に来てる。」
「限界点?」
「そう、これ以上フレームは使わない方がいい。フレームは私たちの消費エネルギーを燃料にして、感情や、精神を介して神経をリンクさせることで動かしているの、でも使い続ければ、心を失って、廃人になってしまう。
最悪、記憶も持ってかれる。」
「そっかあ、でも、まだ限界じゃあないんでしょ。じゃあ、大丈夫。」
「大丈夫なもんか!あなた、少し出血してる。そして、血の色が黒い!
これは限界点に近い人の印!ダメ!ここから、離脱して!
自分のマイクロチップから、ディスプレイを開いて、マップの左下の離脱のマークをプッシュするの、さあ速く!!」
「大丈夫、ダイジョーブ!それにさっきのやつはもう吹っ飛ばしたんだから、平気よ。」
「いいえ、あいつはまた襲ってくる。」
「え?」
「あいつはそういう生き物なの。死ぬことを許されない、戦い続ける擬似フレーム、”ダミーフレーム”。いいえ、人間の失敗作、私の記憶がこう言ってるわ、あれは”花”。」
「じゃあ!私はあなたに助けなんて求めてないっ!私は!あなたとは一緒の世界で、生きちゃダメなの、、、感情をもってはだめ。なのに、どうして、あなたはそんなに、優しくするのよ……」
「レインちゃん。」
はー、、だめだ。何がこの子をそんなに苦しめてるのか私にわからん。けど、
「レインちゃんとアレに、何があるのかとか、分かんない。あなたの過去とか知らないし!だけど私は、あなたと友達に!あなたともっとお喋りして、
可愛いお洋服とか着て、これからももっと一緒に、辛いその過去を、忘れちゃうぐらいの思い出を作っていくのじゃダメ?
あなたはもう私にとって大切な友達だから!」
「ナギ…」
(心がポカポカする。どうして、この子はそんなに前を見て歩いていけるの。こんな、世界で、ねえ。私は、どうしたらいいの?私は、この子を頼ってもいいの?教えてよ、、、レイン。)
「でも今は、あいつを倒すのが最優先!鉄柱!!」
フェンリルの出力をもっと!アンタ、まだまだいけるでしょうが!今ここで、命燃やすわよ!!8本の鉄柱をもっと自由に、リンクを深く!感覚を研ぎ澄ませ!
さっきの植物が川の方から起き上がってきた。まだまだピンピンしてるってわけね。
「ガリュュッ!!!」
「隙なんて、与えない!!」
4本をそのまま左脚に、光の粒子をもっと!
「この左腕、アンタのでしょ!?これ、返すから!」
私はこれまでにない威力で左腕を蹴り飛ばして、植物やろうへと命中させる!
「いっけええええ!!」
頭に!入った!ナギ式キックヘッドショット!
「グガヤ!!」
そのまま、植物やろうは吹っ飛びつつ、浅瀬に再び倒れた。
流石に、疲れてきてるわね。体がいつもより数倍重い。なにこれ、すんごいだるいわ。
「ナギ!あんた、これは限界点に来てる。」
「限界点?」
「そう、これ以上フレームは使わない方がいい。フレームは私たちの消費エネルギーを燃料にして、感情や、精神を介して神経をリンクさせることで動かしているの、でも使い続ければ、心を失って、廃人になってしまう。
最悪、記憶も持ってかれる。」
「そっかあ、でも、まだ限界じゃあないんでしょ。じゃあ、大丈夫。」
「大丈夫なもんか!あなた、少し出血してる。そして、血の色が黒い!
これは限界点に近い人の印!ダメ!ここから、離脱して!
自分のマイクロチップから、ディスプレイを開いて、マップの左下の離脱のマークをプッシュするの、さあ速く!!」
「大丈夫、ダイジョーブ!それにさっきのやつはもう吹っ飛ばしたんだから、平気よ。」
「いいえ、あいつはまた襲ってくる。」
「え?」
「あいつはそういう生き物なの。死ぬことを許されない、戦い続ける擬似フレーム、”ダミーフレーム”。いいえ、人間の失敗作、私の記憶がこう言ってるわ、あれは”花”。」
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