第7特区
第4話 少女
***
何だこの黒猫ちゃん。すごい私の跡をついてくる…ギャンかわい!!モフモフとした毛並み、そして、そのキラキラした青く光る目!こんなに可愛くて、品があるのに、なんと言うことだろう。うちでは猫を飼えるのかしら?
「ねー、薙ちゃん!その子はなーに?すごい懐いてるけど、、野良?」
「うーん、分かんないんだよなああ。今日の朝、家の前にいて、なんかお腹すいてそうだったから、ミルクあげたら懐かれちった!」
「懐かれちった!って、でもその子猫ちゃん、薙ちゃんの家で飼えるの??」
「わからないけど、多分…」
部活が終わって夕方になった。んー!今日も学校終わったあ!最後の外周で足、パンパンの腹がギュウギュウ。
おおっとお!!!その凛々しい毛並みは!私のことを待ってたかのように黒猫は校門の前に居た。
「ねえねえ、あなた。私をずーとっ待っててくれたの?」
「ニャアア??」
その子は左手を動かして、分からないような素振りを見せる。
決めたわ、この子はなんとしてもウチで飼う!!運命を感じる!そう、これは運命だ!
黒猫だから、名前は、そうね。”マンチー” とかどう?。
「私も一応、お母さんとかには聞いてみるよ!じゃあまたね〜!今日はサボらずに塾に来てよ!」
友達の杏と、マンチーと一緒に下校した。
「はいはーい、バイバイ杏!」
私は、今日からこの子を飼うのだ。ぐフフフッ色々な想像をしてたら、顔が、にっ、ニヤける。
「あっ、まって!」
急に私が抱き抱えている腕からジャンプして路地裏の方に走っていく。
「ねえ、ちょっと、待ってよ〜!早いねマンチー!こら、もう待ちなさい!」
角を曲がる。
「ひったくりよ!!誰か、誰か、捕まえて!!!」
えっ?目の前をものすごい勢いのバイクが迫ってくる。何これ、
あれ、私、浮いてる?あれ、何だろ体が軽い…
***
ここはどこ?イっててて。ってどこも痛くないや。何だろ、少し肌寒い感じがする。それに暗いな。
て言うか、ここは駅?駅の地下だよね?都会の事は家のポンコツテレビでめっちゃ見てたんだから、、レールがあるし、、でも所々壊れてるし、壁が崩れてる?
んー?でも私なんかここ知ってるような、知らないような、、さっきまで黒猫を追っかけてて。
「すみませーん!誰かいませんかあ!誰か!いたら返事をしてくださーい!」
私の声が大きく反響する 足音?足音がする!向こう側だ!
霧でよく見えないなあ?でも、人?だよね?
「あのー、なんかみちに迷ったって言うか、変なんです、ハハハッ。ここってどこだかわかりますか?」
って?人じゃない?ロボット??顔が、小さくて目が中心に一つしか無いもんね、、、って関心してる場合じゃないわ!
バンッ!!
「いつっ。」
えっ、血?右の頬から血が垂れ流れてくる。生暖かくて、トロッとしてる。
私の血だ、、これ私の血だ!
「ひっ、キャああああ!!!」
そのあとの事は良く覚えていない。とりあえず走り回った。ちゃんと走れてたのか分かんない。すごい、変な走り方だったし、多分息をしてなかった。
もう、何回も嗚咽が。手足の震えが止まらない。だって、死にたくない…お父さん。
でも、現実は残酷だ。さっきのロボットは私に照準を絞ったのか、右手の銃で発砲してきた。
何だこの黒猫ちゃん。すごい私の跡をついてくる…ギャンかわい!!モフモフとした毛並み、そして、そのキラキラした青く光る目!こんなに可愛くて、品があるのに、なんと言うことだろう。うちでは猫を飼えるのかしら?
「ねー、薙ちゃん!その子はなーに?すごい懐いてるけど、、野良?」
「うーん、分かんないんだよなああ。今日の朝、家の前にいて、なんかお腹すいてそうだったから、ミルクあげたら懐かれちった!」
「懐かれちった!って、でもその子猫ちゃん、薙ちゃんの家で飼えるの??」
「わからないけど、多分…」
部活が終わって夕方になった。んー!今日も学校終わったあ!最後の外周で足、パンパンの腹がギュウギュウ。
おおっとお!!!その凛々しい毛並みは!私のことを待ってたかのように黒猫は校門の前に居た。
「ねえねえ、あなた。私をずーとっ待っててくれたの?」
「ニャアア??」
その子は左手を動かして、分からないような素振りを見せる。
決めたわ、この子はなんとしてもウチで飼う!!運命を感じる!そう、これは運命だ!
黒猫だから、名前は、そうね。”マンチー” とかどう?。
「私も一応、お母さんとかには聞いてみるよ!じゃあまたね〜!今日はサボらずに塾に来てよ!」
友達の杏と、マンチーと一緒に下校した。
「はいはーい、バイバイ杏!」
私は、今日からこの子を飼うのだ。ぐフフフッ色々な想像をしてたら、顔が、にっ、ニヤける。
「あっ、まって!」
急に私が抱き抱えている腕からジャンプして路地裏の方に走っていく。
「ねえ、ちょっと、待ってよ〜!早いねマンチー!こら、もう待ちなさい!」
角を曲がる。
「ひったくりよ!!誰か、誰か、捕まえて!!!」
えっ?目の前をものすごい勢いのバイクが迫ってくる。何これ、
あれ、私、浮いてる?あれ、何だろ体が軽い…
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ここはどこ?イっててて。ってどこも痛くないや。何だろ、少し肌寒い感じがする。それに暗いな。
て言うか、ここは駅?駅の地下だよね?都会の事は家のポンコツテレビでめっちゃ見てたんだから、、レールがあるし、、でも所々壊れてるし、壁が崩れてる?
んー?でも私なんかここ知ってるような、知らないような、、さっきまで黒猫を追っかけてて。
「すみませーん!誰かいませんかあ!誰か!いたら返事をしてくださーい!」
私の声が大きく反響する 足音?足音がする!向こう側だ!
霧でよく見えないなあ?でも、人?だよね?
「あのー、なんかみちに迷ったって言うか、変なんです、ハハハッ。ここってどこだかわかりますか?」
って?人じゃない?ロボット??顔が、小さくて目が中心に一つしか無いもんね、、、って関心してる場合じゃないわ!
バンッ!!
「いつっ。」
えっ、血?右の頬から血が垂れ流れてくる。生暖かくて、トロッとしてる。
私の血だ、、これ私の血だ!
「ひっ、キャああああ!!!」
そのあとの事は良く覚えていない。とりあえず走り回った。ちゃんと走れてたのか分かんない。すごい、変な走り方だったし、多分息をしてなかった。
もう、何回も嗚咽が。手足の震えが止まらない。だって、死にたくない…お父さん。
でも、現実は残酷だ。さっきのロボットは私に照準を絞ったのか、右手の銃で発砲してきた。
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