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語学留学は突然に

一狩野木曜日

常時、リスニングテスト

そう言えば、あの誘拐犯たちは、どこに行ったのだろうか。わざわざ私を拐ったのにも関わらず、こんな草むらにほっぽって何がしたいのだろうか。
とりあえず、私は殺風景の中を歩いてみた。
私は、家に帰らなければいけない。
きっと、家族も心配しているだろうし、私だって早く家に帰ってピンクのベットでモフモフしたい。
そのためにはどうすればよいか。
まずは、現在地を正確に知る必要があるだろう。とは言っても、ここの田舎に地図がある訳もなく、当然、私の手元にスマホがあるという訳でもなかった。
こう考えると、私に残されている道はただ1つ。それは、人に聞くということだ。
こんな田舎でも必ず、AIよりも性能のいいものがある。
それは人間の事だ。
人間だったら、現在地も分かるはずだ。
と思い立って足を進ませてみたものの、人影の一つさえも見つからなかった。
私は、不覚にもここがド田舎だということを忘れていた。ド田舎は人口密度が低い。即ち、人と出会う可能性もそれだけ低いということだ。
だが、私には人に聞く以外の方法は残されていないので、人が見つかるまで歩く事しか出来なかった。
荒野とも形容できるような道を一時、歩いているとやっと念願の「人」を見つけ出す

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