最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第265話 黒い雪のダンジョン地下三階
黒い雪のダンジョン地下三階。
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天使の葉――食べるとレベルが10上がる。
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黒曜の剣――黒光りする長剣。どんなものでも斬り裂くことができるが一度使うと刃こぼれしてしまい二度と使えなくなる。
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「ふむ。どっちもわたしには必要ないな。佐倉くんにあげるよ」
とショーンさん。
「いいんですか?」
「ああ、わたしはもうすでにレベルは99だし、即死魔法もあるからね。佐倉くんがダンジョンセンターで売るといいよ」
「ありがとうございます」
言いながら俺は二つのアイテムを不思議な袋の中にしまい込んだ。
☆ ☆ ☆
黒い雪のダンジョン地下四階。
イービルプリーストが単体で現れる。
ショーンさんはイービルプリーストに向かって「スキル、吸収魔法ランク7っ!」と唱えた。
するとイービルプリーストの体から青白い光が二つ抜け出てきてショーンさんのてのひらに吸い込まれるようにして入っていった。
おそらく今のでHPとMPを吸収して回復できたのだろう。ショーンさんは続けざまに今度は、
「スキル、即死魔法ランク10っ!」
と叫ぶ。
イービルプリーストがその途端に消滅していった。
少し歩くとキングベヒーモスとショックプラントが姿を見せる。
『グオオオォォーッ!!』
『シュウゥゥー』
「佐倉くん、わたしがキングベヒーモスを相手するからショックプラントの方は頼んだっ」
「任せてくださいっ」
そう答えると俺はショックプラントがしびれ花粉を飛ばす前に瞬時に近付き手刀でショックプラントの体をぶった斬る。
《佐倉真琴のレベルが38上がりました》
ショーンさんは先ほどと同じように吸収魔法でキングベヒーモスからHPとMPを吸い取り回復すると即死魔法でキングベヒーモスの息の根を止めていた。
『二人ばっかりずるいや、おいらも戦いたいよ』
口をとがらすキューンにショーンさんが、
「そうかい? だったら次に出た魔物はキューンくんが戦ってみるといいよ。でもキューンくんに勝てるかな?」
と返す。
するとそこへキュクロープスが三体やってきた。
「おっと……三体はさすがにきついね。キューンくんわたしが一体引き受けよう。佐倉くんも一体頼むよっ」
ショーンさんは言うが、
『そんなことしなくていいってば。おいらなら三体くらい余裕だよっ』
キューンが三体のキュクロープスの前に飛び出る。
「えっ!? それはさすがに――」
「大丈夫ですよ。キューンだったら相手が一体でも三体でも大して違いはありませんから」
「しかし……」
『グオオオアアアァァァーッ!!!』
心配するショーンさんをよそにキューンは巨大化してみせた。
俺とショーンさんがキューンの巨体を見上げる。
キューンは俺たちの視線を背中に受けながら、
『グオオオアアアァァァーッ!!!』
咆哮とともに灼熱の炎をキュクロープスたちに向けて吐き出した。
ゴオオオ……と燃え盛る灼熱の炎にあっという間に飲み込まれたキュクロープスたちが、
『グアアァァァー……!!』
『グアアァァァー……!!』
『グアアァァァー……!!』
断末魔の叫び声を上げながら消滅していく。
戦い終わっていつも通りの小さな体に戻ったキューンが『はい、終わったよー』と帰ってくる。
ショーンさんはキューンに、
「キューンくん、きみ……すごいんだね」
話しかけると、
『えっへへー。でもおいらよりマスターの方がもっと強いけどねっ』
頬をかきながら自慢するように言った。
「えっ、本当かい? 佐倉くんっ」
「さあ、どうでしょうか。キューンと戦ったことないので正直わかりません」
「でもキュクロープス三体くらいなら佐倉くんは同時に倒せるってことかい?」
「はい、まあ多分」
「そうなのか……うーん、上には上がいるんだなぁ~」
ショーンさんは俺の顔をみつめながらうなるのだった。
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天使の葉――食べるとレベルが10上がる。
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黒曜の剣――黒光りする長剣。どんなものでも斬り裂くことができるが一度使うと刃こぼれしてしまい二度と使えなくなる。
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「ふむ。どっちもわたしには必要ないな。佐倉くんにあげるよ」
とショーンさん。
「いいんですか?」
「ああ、わたしはもうすでにレベルは99だし、即死魔法もあるからね。佐倉くんがダンジョンセンターで売るといいよ」
「ありがとうございます」
言いながら俺は二つのアイテムを不思議な袋の中にしまい込んだ。
☆ ☆ ☆
黒い雪のダンジョン地下四階。
イービルプリーストが単体で現れる。
ショーンさんはイービルプリーストに向かって「スキル、吸収魔法ランク7っ!」と唱えた。
するとイービルプリーストの体から青白い光が二つ抜け出てきてショーンさんのてのひらに吸い込まれるようにして入っていった。
おそらく今のでHPとMPを吸収して回復できたのだろう。ショーンさんは続けざまに今度は、
「スキル、即死魔法ランク10っ!」
と叫ぶ。
イービルプリーストがその途端に消滅していった。
少し歩くとキングベヒーモスとショックプラントが姿を見せる。
『グオオオォォーッ!!』
『シュウゥゥー』
「佐倉くん、わたしがキングベヒーモスを相手するからショックプラントの方は頼んだっ」
「任せてくださいっ」
そう答えると俺はショックプラントがしびれ花粉を飛ばす前に瞬時に近付き手刀でショックプラントの体をぶった斬る。
《佐倉真琴のレベルが38上がりました》
ショーンさんは先ほどと同じように吸収魔法でキングベヒーモスからHPとMPを吸い取り回復すると即死魔法でキングベヒーモスの息の根を止めていた。
『二人ばっかりずるいや、おいらも戦いたいよ』
口をとがらすキューンにショーンさんが、
「そうかい? だったら次に出た魔物はキューンくんが戦ってみるといいよ。でもキューンくんに勝てるかな?」
と返す。
するとそこへキュクロープスが三体やってきた。
「おっと……三体はさすがにきついね。キューンくんわたしが一体引き受けよう。佐倉くんも一体頼むよっ」
ショーンさんは言うが、
『そんなことしなくていいってば。おいらなら三体くらい余裕だよっ』
キューンが三体のキュクロープスの前に飛び出る。
「えっ!? それはさすがに――」
「大丈夫ですよ。キューンだったら相手が一体でも三体でも大して違いはありませんから」
「しかし……」
『グオオオアアアァァァーッ!!!』
心配するショーンさんをよそにキューンは巨大化してみせた。
俺とショーンさんがキューンの巨体を見上げる。
キューンは俺たちの視線を背中に受けながら、
『グオオオアアアァァァーッ!!!』
咆哮とともに灼熱の炎をキュクロープスたちに向けて吐き出した。
ゴオオオ……と燃え盛る灼熱の炎にあっという間に飲み込まれたキュクロープスたちが、
『グアアァァァー……!!』
『グアアァァァー……!!』
『グアアァァァー……!!』
断末魔の叫び声を上げながら消滅していく。
戦い終わっていつも通りの小さな体に戻ったキューンが『はい、終わったよー』と帰ってくる。
ショーンさんはキューンに、
「キューンくん、きみ……すごいんだね」
話しかけると、
『えっへへー。でもおいらよりマスターの方がもっと強いけどねっ』
頬をかきながら自慢するように言った。
「えっ、本当かい? 佐倉くんっ」
「さあ、どうでしょうか。キューンと戦ったことないので正直わかりません」
「でもキュクロープス三体くらいなら佐倉くんは同時に倒せるってことかい?」
「はい、まあ多分」
「そうなのか……うーん、上には上がいるんだなぁ~」
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