最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第259話 初めてのランクCダンジョン
宮城県仙台市にあるランクCのダンジョン、通称黒い雪のダンジョン前に俺とキューンはいた。
「初のランクCのダンジョンだから一応気をつけような、キューン」
『うんっ。でもおいらとマスターならきっと問題ないよっ』
「だと思うけどこの前ダンジョンセンターの職員さんが言ってただろ、ランクC以上のダンジョンはランクを決めた国の人たちも危なくてすぐに出てきちゃったから中がどうなっているかわかってないって」
そうなのだ。
ランク付けをした国の先遣隊がいるのだがその鍛え抜かれた人たちが地下一階をちょっと見て回っただけで命からがら逃げ帰ったというダンジョンがありそれがまさにランクC以上のダンジョンなのだった。
つまりランクCのダンジョンもランクBのダンジョンもランクAのダンジョンも今現在とりあえずランク付けされているに過ぎずその実態はよくわかってはいないのだ。
『マスターはほんとに心配性なんだから。もし危なくなったらおいらが守ってあげるから大丈夫だよっ』
「ああ、ありがとうなキューン」
俺がキューンを見上げるとキューンは『えへへっ』と返す。
「それじゃ入ってみるか」
『オッケー』
こうして俺たちは黒い雪のダンジョンに足を踏み入れたのだった。
☆ ☆ ☆
「うわっ、なんだこれ?」
『真っ黒だー』
俺たちはダンジョンに入ってすぐ黒い物体が地面に積もっているのを目にした。
おそるおそる触ってみるとひんやり冷たい。
手触りはまるで雪のよう。
だが色は白ではなく黒だった。
「なるほど、それで黒い雪のダンジョンってわけか……」
ダンジョン名は適当につけられていると思っていたが関連性がある場合もあるようだな。
『おいら雪見るの初めてだよっ』
「いや、これは雪なのかなぁ」
などとつぶやいていると遠くの方からざっざっと地面を踏みしめる音が聞こえてきた。
「ん?」
俺は顔を上げる。
と通路の先から金棒を持った一つ目の巨人がこっちに向かってゆっくりと歩いてきていた。
*************************************
キュクロープス――単眼で人型の魔物。巨躯を活かした打撃が強力。弱点はない。
*************************************
キュクロープスは俺たちの前まで来ると金棒を力いっぱい振り下ろす。
俺はそれをジャンプしてかわしその勢いのままキュクロープスの顔面まで飛び上がるとキュクロープスの目の部分にパンチを叩き込んだ。
『グアアァァァー……!!』
キュクロープスが大きな声で悲鳴を上げる。
目を押さえてもだえ苦しむキュクロープス。
「おおっ。一発で死なないのか」
『グアアァァァー……!』
キュクロープスは辺り構わず金棒を振り回し出した。
その金棒が壁に当たり壁が崩れていく。
「おっと」
俺はそれを後ろに飛び退きよけると、
「スキル、火炎魔法ランク10っ」
手を差し出して巨大な炎の玉を放った。
体長五メートルはあろうかというキュクロープスの巨体を炎の玉が飲み込む。
『グアアァァァー……!!』
全身を炎に焼かれ一歩二歩と足を動かしてからキュクロープスは地面にどしーんと倒れた。
《佐倉真琴のレベルが84上がりました》
消滅していくキュクロープスをみつめながら俺は久々のレベルアップをかみしめていた。
『ほらマスター、ランクCのダンジョンも余裕でしょ』
キューンが近寄ってくる。
「ああ、まあそうだな」
とはいえまだ魔物を一体倒しただけに過ぎない。
ほかにどんな魔物が出てくるのか一応用心はしておかないとな。
「初のランクCのダンジョンだから一応気をつけような、キューン」
『うんっ。でもおいらとマスターならきっと問題ないよっ』
「だと思うけどこの前ダンジョンセンターの職員さんが言ってただろ、ランクC以上のダンジョンはランクを決めた国の人たちも危なくてすぐに出てきちゃったから中がどうなっているかわかってないって」
そうなのだ。
ランク付けをした国の先遣隊がいるのだがその鍛え抜かれた人たちが地下一階をちょっと見て回っただけで命からがら逃げ帰ったというダンジョンがありそれがまさにランクC以上のダンジョンなのだった。
つまりランクCのダンジョンもランクBのダンジョンもランクAのダンジョンも今現在とりあえずランク付けされているに過ぎずその実態はよくわかってはいないのだ。
『マスターはほんとに心配性なんだから。もし危なくなったらおいらが守ってあげるから大丈夫だよっ』
「ああ、ありがとうなキューン」
俺がキューンを見上げるとキューンは『えへへっ』と返す。
「それじゃ入ってみるか」
『オッケー』
こうして俺たちは黒い雪のダンジョンに足を踏み入れたのだった。
☆ ☆ ☆
「うわっ、なんだこれ?」
『真っ黒だー』
俺たちはダンジョンに入ってすぐ黒い物体が地面に積もっているのを目にした。
おそるおそる触ってみるとひんやり冷たい。
手触りはまるで雪のよう。
だが色は白ではなく黒だった。
「なるほど、それで黒い雪のダンジョンってわけか……」
ダンジョン名は適当につけられていると思っていたが関連性がある場合もあるようだな。
『おいら雪見るの初めてだよっ』
「いや、これは雪なのかなぁ」
などとつぶやいていると遠くの方からざっざっと地面を踏みしめる音が聞こえてきた。
「ん?」
俺は顔を上げる。
と通路の先から金棒を持った一つ目の巨人がこっちに向かってゆっくりと歩いてきていた。
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キュクロープス――単眼で人型の魔物。巨躯を活かした打撃が強力。弱点はない。
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キュクロープスは俺たちの前まで来ると金棒を力いっぱい振り下ろす。
俺はそれをジャンプしてかわしその勢いのままキュクロープスの顔面まで飛び上がるとキュクロープスの目の部分にパンチを叩き込んだ。
『グアアァァァー……!!』
キュクロープスが大きな声で悲鳴を上げる。
目を押さえてもだえ苦しむキュクロープス。
「おおっ。一発で死なないのか」
『グアアァァァー……!』
キュクロープスは辺り構わず金棒を振り回し出した。
その金棒が壁に当たり壁が崩れていく。
「おっと」
俺はそれを後ろに飛び退きよけると、
「スキル、火炎魔法ランク10っ」
手を差し出して巨大な炎の玉を放った。
体長五メートルはあろうかというキュクロープスの巨体を炎の玉が飲み込む。
『グアアァァァー……!!』
全身を炎に焼かれ一歩二歩と足を動かしてからキュクロープスは地面にどしーんと倒れた。
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