最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第248話 リスト
公園内のトイレから出てきた女性を神代が尾行する。
やっていることはまるで変質者だがこれもSSTの活動だと割り切って俺はその様子を竹原さんと一緒に車の中から眺めていた。
ちなみに神代はスキルによって透明になっているので俺にも竹原さんにも、もちろん女性にもその姿は見えてはいない。
完全なるストーカーだ。
女性が公園を出ていく。
俺と竹原さんは神代から連絡が来るまで車の中で待機することになった。
その間に俺は竹原さんから今回警察官に暴行を加え逃げたレアアイテム所持者八名の顔写真と名前のリストをスマホに送ってもらった。
以下がそのリストに書かれていた名前と買ったであろうレアアイテム一覧である。
*************************************
・陣川広成(40)……ダモクレスの剣(斬りつけた相手を即死させる効果がある剣)。ダメージキャンセラー(すべての受けるダメージをゼロにする腕輪)。
・小暮義彦(36)……火炎の指輪(ランク10相当の火炎魔法を消費MPゼロで放てる指輪)。
・尾畑さとし(31)……敗者復活ベルト(死ぬと十秒後に何度でも生き返る。生き返るたびに最大HPが10ずつ増えるベルト)。
・横浜一(21)……怪力グローブ・改(身につけるとちからの数値が2000上がる手袋)。
・神宮良(27)……スーパーマント(ランク10相当の飛翔魔法と同等に空を飛べるマント)。
・吉田敬行(43)……透明マスク(透明になれるマスク)。
・井川楓(29)……グラビティリング(ランク10相当の重力魔法を消費MPゼロで放てる指輪)。
・高松ナナ(26)……韋駄天シューズ(身につけるとすばやさの数値が2000上がる靴)。
*************************************
「どうだ、厄介なアイテムばかりだろう」
「はい……すみません」
「別にお前が謝ることじゃないさ。それよりこいつらがまた事件を起こさないうちに捕まえなくてはなっ」
「はい。絶対に捕まえます」
「それと陣川と小暮と横浜には気をつけろよ。簡単に人が殺せるほどのアイテムを所持しているはずだからな」
「はい」
陣川と小暮と横浜か……。
多分俺なら大丈夫なはずだから俺がどうにかしないといけないな。
とその時竹原さんのスマホが鳴った。
「もしもしっ」
竹原さんはすぐに電話に出る。
「おう神代っ。うん……うん……」
電話の相手は神代のようだ。
「そうかわかった。戻ってきていいぞ神代っ。じゃあな」
言うと竹原さんは会話を切り上げた。
「神代なんですって?」
「ああ、さっきの女性だが近くのアパートに帰ったらしい。一人暮らしで誰かをかくまっている様子もなかったそうだ。リストに載っているアイテムも持っていなかったようだからこれから戻ってくるとさ」
「そうですか」
やはりハズレだったか……。
「そうがっかりするなっ。一件目でみつかるなんて思ってなかったさ。次だ次っ!」
「は、はい」
このあと公園に戻ってきた神代と合流した俺たちは作戦指令室からの指示で二件目の場所へと向かうのだった。
☆ ☆ ☆
「またハズレでしたね……」
「そうだな」
公園を出てから三時間、俺たちは東京周辺のレアアイテムのある場所をかたっぱしから当たっていった。
だがどこもすべて空振りだった。
未だに逃げ続けているレアアイテム所持者の居所は一人として判明していない。
「次は中央区だっ。気合い入れていくぞっ」
「「はい」」
竹原さんが車を発進させようとしたその時だった。
作戦指令室から無線が入る。
『……竹原っ。竹原聞こえるかっ』
「はいっ。こちら竹原、聞こえますっ」
『菊田チームが井川楓を発見したと連絡があった。だが三人では対処できないらしい。一番近くにいるお前たちが救援に向かえっ。場所は……』
作戦指令室からの無線が続く中、俺と神代は目を合わせ小さくうなずき合っていた。
やっていることはまるで変質者だがこれもSSTの活動だと割り切って俺はその様子を竹原さんと一緒に車の中から眺めていた。
ちなみに神代はスキルによって透明になっているので俺にも竹原さんにも、もちろん女性にもその姿は見えてはいない。
完全なるストーカーだ。
女性が公園を出ていく。
俺と竹原さんは神代から連絡が来るまで車の中で待機することになった。
その間に俺は竹原さんから今回警察官に暴行を加え逃げたレアアイテム所持者八名の顔写真と名前のリストをスマホに送ってもらった。
以下がそのリストに書かれていた名前と買ったであろうレアアイテム一覧である。
*************************************
・陣川広成(40)……ダモクレスの剣(斬りつけた相手を即死させる効果がある剣)。ダメージキャンセラー(すべての受けるダメージをゼロにする腕輪)。
・小暮義彦(36)……火炎の指輪(ランク10相当の火炎魔法を消費MPゼロで放てる指輪)。
・尾畑さとし(31)……敗者復活ベルト(死ぬと十秒後に何度でも生き返る。生き返るたびに最大HPが10ずつ増えるベルト)。
・横浜一(21)……怪力グローブ・改(身につけるとちからの数値が2000上がる手袋)。
・神宮良(27)……スーパーマント(ランク10相当の飛翔魔法と同等に空を飛べるマント)。
・吉田敬行(43)……透明マスク(透明になれるマスク)。
・井川楓(29)……グラビティリング(ランク10相当の重力魔法を消費MPゼロで放てる指輪)。
・高松ナナ(26)……韋駄天シューズ(身につけるとすばやさの数値が2000上がる靴)。
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「どうだ、厄介なアイテムばかりだろう」
「はい……すみません」
「別にお前が謝ることじゃないさ。それよりこいつらがまた事件を起こさないうちに捕まえなくてはなっ」
「はい。絶対に捕まえます」
「それと陣川と小暮と横浜には気をつけろよ。簡単に人が殺せるほどのアイテムを所持しているはずだからな」
「はい」
陣川と小暮と横浜か……。
多分俺なら大丈夫なはずだから俺がどうにかしないといけないな。
とその時竹原さんのスマホが鳴った。
「もしもしっ」
竹原さんはすぐに電話に出る。
「おう神代っ。うん……うん……」
電話の相手は神代のようだ。
「そうかわかった。戻ってきていいぞ神代っ。じゃあな」
言うと竹原さんは会話を切り上げた。
「神代なんですって?」
「ああ、さっきの女性だが近くのアパートに帰ったらしい。一人暮らしで誰かをかくまっている様子もなかったそうだ。リストに載っているアイテムも持っていなかったようだからこれから戻ってくるとさ」
「そうですか」
やはりハズレだったか……。
「そうがっかりするなっ。一件目でみつかるなんて思ってなかったさ。次だ次っ!」
「は、はい」
このあと公園に戻ってきた神代と合流した俺たちは作戦指令室からの指示で二件目の場所へと向かうのだった。
☆ ☆ ☆
「またハズレでしたね……」
「そうだな」
公園を出てから三時間、俺たちは東京周辺のレアアイテムのある場所をかたっぱしから当たっていった。
だがどこもすべて空振りだった。
未だに逃げ続けているレアアイテム所持者の居所は一人として判明していない。
「次は中央区だっ。気合い入れていくぞっ」
「「はい」」
竹原さんが車を発進させようとしたその時だった。
作戦指令室から無線が入る。
『……竹原っ。竹原聞こえるかっ』
「はいっ。こちら竹原、聞こえますっ」
『菊田チームが井川楓を発見したと連絡があった。だが三人では対処できないらしい。一番近くにいるお前たちが救援に向かえっ。場所は……』
作戦指令室からの無線が続く中、俺と神代は目を合わせ小さくうなずき合っていた。
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