最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第222話 深い魔のダンジョン地下十一~十二階
深い魔のダンジョン地下十一階。
「あのう、今さらなんですけど有希さん。一度ダンジョンセンターに戻ってみるっていうのはどうですかね?」
「なんだいきなり」
俺は有希さんに提案する。
「ほら、俺たちの目的ってエクゾディア探しでしょ。でももしかしたらほかのプレイヤーがエクゾディアをみつけてダンジョンセンターに売ってるかもしれないじゃないですか」
「それをダンジョンセンターから買うってことか?」
「そうです。いつまでかかるかわからないダンジョン探索を続けるよりも全国のダンジョンセンターに連絡をとってもらってそれを買い取った方が早いんじゃないですかね」
ダンジョンセンターでは一方通行の買い取りだけではなく願い出ればこちら側がアイテムを買うことも出来る。
いつ手に入るかわからないエクゾディアを延々と探し続けるよりもその方が効率がいい気がするのだが……。
「ふん……まあ、それも一理あるか」
口元に手を当て考え込む有希さん。
すると、
「真琴。一応訊くが、まさかあたしを厄介払いしようって魂胆じゃないよな」
有希さんは鋭い目つきでぎろっと俺を見た。
「ま、まさか。そんなこと考えてませんよ」
「そうか、そうだよな。疑ってすまなかったな、真琴」
「い、いえ、別に……」
少しだけ考えていたとは口が裂けても言えない。
「たしかにあたしとしても早く銀次たちを生き返らせてやりたいからな、ダンジョンセンターで手に入るならそれでもいいが」
有希さんは続ける。
「だがいくらで手に入れることが出来るんだ? うちの組もそんなに金に余裕があるわけじゃないからな、支払うにしても二億円が限度だぞ」
「さあ、それは俺にもわからないです。ダンジョンセンターで訊いてみないと」
「ふむ……悩みどころだがせっかく地下十一階まで下りてきたんだ、このダンジョンだけでも探索しつくそうじゃないか」
と有希さん。
「それからダンジョンセンターに行って訊けばいい」
「そうですか、わかりました」
なんとしてでもエクゾディアを手に入れないとずっと有希さんと一緒に冒険することになる。
別に有希さんが嫌というわけではないが一人の方が気楽でいい。
『マスターどうかした?』
キューンが俺の顔を覗き込んできた。
おっと、キューンは別だ。
こいつは魔物だから特に気を遣う必要はないし、いても気にならない。
「なんでもないよ、キューン。じゃあ先を急ぎましょうか、有希さん」
「ああ、そうしよう」
『おーっ』
その後――
*************************************
労いの杖――手に持ちながら回復魔法を唱えるとどんなランクでもランク10相当の回復魔法になる。
*************************************
*************************************
ヤヌスの手鏡――この鏡に十秒間映し続けた者の分身を作ることが出来る。分身は一定のダメージを受けると消える。
*************************************
地下十一階で俺たちは労いの杖とヤヌスの手鏡を手に入れる。
使い道も特にないのでとりあえずそれらを不思議な袋の中にしまうと俺たちはアイテム探しを続けた。
☆ ☆ ☆
深い魔のダンジョン地下十二階。
階段を下りてそうそうバロンドール三体に出くわした。
バロンドールたちは持っていたマントをひるがえし何かを呼び込むような動作をしてみせる。
すると直後――
『ウゴオオオオーッ!!』
『ウゴオオオオーッ!!』
『ウゴオオオオーッ!!』
黒光りした筋肉質の肌を持つ四足歩行の大型魔獣、ベヒーモスが雄たけびを上げながら部屋に駆けこんできた。
「あのう、今さらなんですけど有希さん。一度ダンジョンセンターに戻ってみるっていうのはどうですかね?」
「なんだいきなり」
俺は有希さんに提案する。
「ほら、俺たちの目的ってエクゾディア探しでしょ。でももしかしたらほかのプレイヤーがエクゾディアをみつけてダンジョンセンターに売ってるかもしれないじゃないですか」
「それをダンジョンセンターから買うってことか?」
「そうです。いつまでかかるかわからないダンジョン探索を続けるよりも全国のダンジョンセンターに連絡をとってもらってそれを買い取った方が早いんじゃないですかね」
ダンジョンセンターでは一方通行の買い取りだけではなく願い出ればこちら側がアイテムを買うことも出来る。
いつ手に入るかわからないエクゾディアを延々と探し続けるよりもその方が効率がいい気がするのだが……。
「ふん……まあ、それも一理あるか」
口元に手を当て考え込む有希さん。
すると、
「真琴。一応訊くが、まさかあたしを厄介払いしようって魂胆じゃないよな」
有希さんは鋭い目つきでぎろっと俺を見た。
「ま、まさか。そんなこと考えてませんよ」
「そうか、そうだよな。疑ってすまなかったな、真琴」
「い、いえ、別に……」
少しだけ考えていたとは口が裂けても言えない。
「たしかにあたしとしても早く銀次たちを生き返らせてやりたいからな、ダンジョンセンターで手に入るならそれでもいいが」
有希さんは続ける。
「だがいくらで手に入れることが出来るんだ? うちの組もそんなに金に余裕があるわけじゃないからな、支払うにしても二億円が限度だぞ」
「さあ、それは俺にもわからないです。ダンジョンセンターで訊いてみないと」
「ふむ……悩みどころだがせっかく地下十一階まで下りてきたんだ、このダンジョンだけでも探索しつくそうじゃないか」
と有希さん。
「それからダンジョンセンターに行って訊けばいい」
「そうですか、わかりました」
なんとしてでもエクゾディアを手に入れないとずっと有希さんと一緒に冒険することになる。
別に有希さんが嫌というわけではないが一人の方が気楽でいい。
『マスターどうかした?』
キューンが俺の顔を覗き込んできた。
おっと、キューンは別だ。
こいつは魔物だから特に気を遣う必要はないし、いても気にならない。
「なんでもないよ、キューン。じゃあ先を急ぎましょうか、有希さん」
「ああ、そうしよう」
『おーっ』
その後――
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労いの杖――手に持ちながら回復魔法を唱えるとどんなランクでもランク10相当の回復魔法になる。
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ヤヌスの手鏡――この鏡に十秒間映し続けた者の分身を作ることが出来る。分身は一定のダメージを受けると消える。
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地下十一階で俺たちは労いの杖とヤヌスの手鏡を手に入れる。
使い道も特にないのでとりあえずそれらを不思議な袋の中にしまうと俺たちはアイテム探しを続けた。
☆ ☆ ☆
深い魔のダンジョン地下十二階。
階段を下りてそうそうバロンドール三体に出くわした。
バロンドールたちは持っていたマントをひるがえし何かを呼び込むような動作をしてみせる。
すると直後――
『ウゴオオオオーッ!!』
『ウゴオオオオーッ!!』
『ウゴオオオオーッ!!』
黒光りした筋肉質の肌を持つ四足歩行の大型魔獣、ベヒーモスが雄たけびを上げながら部屋に駆けこんできた。
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