最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第210話 戸叶さんの新装備
「じゃあ早速始めましょうか」
「そうかい、ありがとうね佐倉くん」
「まずは戸叶さんの素材アイテムを貸してもらってもいいですか?」
「はいこれ、お願いするよ」
俺は戸叶さんから生成魔法の素材となるアイテムを手渡される。
「それはプチデビルの尻尾っていうアイテムなんだよ」
「そうなんですか」
矢印のように先がとがった黒い尻尾。初めて見るアイテムだった。
「じゃいきますね。スキル、生成魔法ランク10っ」
俺が唱え終えた瞬間、ぱあぁぁっとプチデビルの尻尾が光を放ち輝き出した。
その光は俺の手の上でぐにゃあ~っと大きく形を変えていく。
そして光が消えたと思ったら俺の手の上には先端がみつまたにわかれた槍が出来上がっていた。
*************************************
デビルズトライデント――この槍で刺された相手は即効性の猛毒が瞬時に全身を回って身動きが出来なくなる。ランク6以上の解毒魔法でしか治せない。
*************************************
「「「おおーっ!」」」
俺を取り囲むようにして見ていたチーム北海道のプレイヤーたちが声を上げる。
「すごいよこれはっ!」
続いて興奮した様子で戸叶さんも声を大にした。
「気をつけてくださいね。先端に触れると猛毒で動けなくなりますから」
俺がデビルズトライデントの効果を説明してやると、
「ああ、ありがとう佐倉くん」
受け取った戸叶さんが大事そうにそれを持って一旦地面に置く。
そしてさらに、
「これもいいかな?」
戸叶さんはもう一つアイテムを差し出してきた。
それはオレンジ色の小さな果実のようだった。
「これはガムの実っていって食べることも出来るんだけど生成魔法の素材アイテムでもあるんだ。こっちも頼むよ。この分も二十万円ちゃんと払うからさ」
「いいですよ。じゃあちょっと貸してください」
言って受け取ると、
「スキル、生成魔法ランク10っ」
俺はガムの実を新たな武具として生まれ変わらせる。
*************************************
ソフトシールド――どんな攻撃もこの盾で吸着することによって衝撃をゼロに出来る。ただし炎と氷にだけは耐性がない。
*************************************
「ソフトシールドっていってどんな攻撃も衝撃をゼロに出来るんだそうですよ。でも炎と氷には効かないみたいですけど……これでいいですか?」
「ああ、充分だよ。ありがとう佐倉くん。じゃあこれ約束の四十万円ね」
そう言って戸叶さんはソフトシールドと引き換えに本当に四十万円を支払ってくれた。
「じゃあ次わたしっ!」
「おい待てって、次はおれだよっ」
「佐倉くん、はいこれお願いっ」
「ずるいぞっ、おれが先やってもらおうと思ってたんだからなっ」
我先にとこぞって俺に素材アイテムを差し出してくるプレイヤーたち。
「こらこら、佐倉くんが困っているじゃないか。みんな順番に並びなさい」
ほくほく顔の戸叶さんが言う。
「リーダーはもう終わったんだから早くどいてよっ」
「そうよ。っていうかなんでリーダーが一番先にやってもらってんのよ。こういう時はリーダーは最後でしょ」
「「「そうだそうだっ」」」
非難される戸叶さん。
「リーダーなんだからこんな時くらいいいじゃないか。そ、それよりとにかくみんなちゃんと並びなさいっ」
戸叶さんは慌てた様子で口にした。
……う~ん。もしかしたら戸叶さんは俺が思っていたのとは違ってメンバーからリーダーとしてあまり尊敬されていないのかもしれないな。
目の前のやり取りを見ながらそう思う俺だった。
「そうかい、ありがとうね佐倉くん」
「まずは戸叶さんの素材アイテムを貸してもらってもいいですか?」
「はいこれ、お願いするよ」
俺は戸叶さんから生成魔法の素材となるアイテムを手渡される。
「それはプチデビルの尻尾っていうアイテムなんだよ」
「そうなんですか」
矢印のように先がとがった黒い尻尾。初めて見るアイテムだった。
「じゃいきますね。スキル、生成魔法ランク10っ」
俺が唱え終えた瞬間、ぱあぁぁっとプチデビルの尻尾が光を放ち輝き出した。
その光は俺の手の上でぐにゃあ~っと大きく形を変えていく。
そして光が消えたと思ったら俺の手の上には先端がみつまたにわかれた槍が出来上がっていた。
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デビルズトライデント――この槍で刺された相手は即効性の猛毒が瞬時に全身を回って身動きが出来なくなる。ランク6以上の解毒魔法でしか治せない。
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「「「おおーっ!」」」
俺を取り囲むようにして見ていたチーム北海道のプレイヤーたちが声を上げる。
「すごいよこれはっ!」
続いて興奮した様子で戸叶さんも声を大にした。
「気をつけてくださいね。先端に触れると猛毒で動けなくなりますから」
俺がデビルズトライデントの効果を説明してやると、
「ああ、ありがとう佐倉くん」
受け取った戸叶さんが大事そうにそれを持って一旦地面に置く。
そしてさらに、
「これもいいかな?」
戸叶さんはもう一つアイテムを差し出してきた。
それはオレンジ色の小さな果実のようだった。
「これはガムの実っていって食べることも出来るんだけど生成魔法の素材アイテムでもあるんだ。こっちも頼むよ。この分も二十万円ちゃんと払うからさ」
「いいですよ。じゃあちょっと貸してください」
言って受け取ると、
「スキル、生成魔法ランク10っ」
俺はガムの実を新たな武具として生まれ変わらせる。
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ソフトシールド――どんな攻撃もこの盾で吸着することによって衝撃をゼロに出来る。ただし炎と氷にだけは耐性がない。
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「ソフトシールドっていってどんな攻撃も衝撃をゼロに出来るんだそうですよ。でも炎と氷には効かないみたいですけど……これでいいですか?」
「ああ、充分だよ。ありがとう佐倉くん。じゃあこれ約束の四十万円ね」
そう言って戸叶さんはソフトシールドと引き換えに本当に四十万円を支払ってくれた。
「じゃあ次わたしっ!」
「おい待てって、次はおれだよっ」
「佐倉くん、はいこれお願いっ」
「ずるいぞっ、おれが先やってもらおうと思ってたんだからなっ」
我先にとこぞって俺に素材アイテムを差し出してくるプレイヤーたち。
「こらこら、佐倉くんが困っているじゃないか。みんな順番に並びなさい」
ほくほく顔の戸叶さんが言う。
「リーダーはもう終わったんだから早くどいてよっ」
「そうよ。っていうかなんでリーダーが一番先にやってもらってんのよ。こういう時はリーダーは最後でしょ」
「「「そうだそうだっ」」」
非難される戸叶さん。
「リーダーなんだからこんな時くらいいいじゃないか。そ、それよりとにかくみんなちゃんと並びなさいっ」
戸叶さんは慌てた様子で口にした。
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