最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第206話 透明テント
「キューン、どこだー!」
俺は再び深い魔のダンジョン地下一階をキューンを探して歩き出す。
すると、
『マスター!』
俺を呼ぶキューンの声がした。
そして次の瞬間入り組んだ通路を曲がってキューンが姿を現した。
『あっ、マスターっ! やっとみつけたよーっ!』
キューンは俺の顔を見るなりぱあっと満面の笑みを浮かべて俺の胸に飛び込んでくる。
『マスターっ。会いたかったよ、マスターっ』
「キューン、俺も会えてよかった」
キューンの頭を撫でながら俺も返した。
「大丈夫だったか? 魔物に襲われなかったか?」
『おいらなら平気さっ。襲ってきたけど返り討ちにしてやったよっ』
『えっへん』と自信満々に言い放つキューン。
するとキューンが突然くんくんとにおいを嗅ぐ仕草をしてみせた。
「どうかしたか? キューン」
『なんかマスターからマスター以外の人間のにおいがする』
「そんなことわかるのかっ? そうなんだよ、実はさっきまでダンジョン内で迷子になってた夫婦と一緒にいたんだ。出入り口まで送り届けてやったんだよ」
『へーそうだったんだ。マスターは優しいねっ』
キューンが俺の顔を見上げながら言う。
「悪いな。そのせいでキューンを探すのが遅れちゃって」
『いいんだよ。マスターのそういう優しいところがおいらは好きなんだからさっ』
「そうか、ありがとうなキューン」
キューンに誉められなんとなく照れながらも俺はそう答えた。
「じゃあダンジョン探索続けるとするか」
『そうだねっ。あと鬼面道士が出たら真っ先に倒しちゃおうねっ』
「ああ、わかった。みつけたら俺が速攻で倒すよ」
こうして俺とキューンは再びダンジョン探索を開始したのだった。
☆ ☆ ☆
『マスター、鬼面道士がいるよっ』
「おうっ」
広い空間に出るとそこには魔物の群れがいた。
そしてその中には鬼面道士の姿もあった。
俺は杖を振り上げる暇も与えずに鬼面道士の懐に一足飛びで入り込むと次の瞬間には鬼面道士の腹にパンチを浴びせて壁にふっ飛ばす。
《佐倉真琴のレベルが191上がりました》
その流れで近くにいた魔導騎士を回し蹴りで破壊、さらにはヘルポックルの顔面を殴りつけ顔面ごとはじき飛ばした。
《佐倉真琴のレベルが334上がりました》
そして、
「スキル、電撃魔法ランク10っ」
残った魔物たちを電撃魔法で一斉に感電死させる。
《佐倉真琴のレベルが1873上がりました》
「よし、こんなもんだな」
『やったね、マスター』
「ああ」
厄介な特技を使われなければすでにレベル15000を超えている俺には敵などいない。
すべての魔物を一瞬で葬り去れる実力はある。
『あっ、マスター。ドロップアイテムがあるよっ』
そう言ってキューンが飛んでいく。
そして地面に落ちていた緑色っぽい布とステンレス製の棒のようなものを持って戻ってきた。
『これ、なんだろうね? マスター』
「ちょっと待ってろ」
俺はキューンからそれを受け取ると「スキル、識別魔法ランク10っ」と唱える。
するとアイテムの情報が目の前に映し出された。
*************************************
透明テント――組み立てると透明になるテント。音やにおいもシャットアウトするのでダンジョン内で使えば魔物に気付かれることはない。
*************************************
「透明テントだってさ」
『便利そうなアイテムだねっ』
表示された画面を覗き込みながらキューンは口にする。
「そうだな」
『ねぇマスター。おいらこれ使ってみたいな』
と楽しそうにキューン。
「そうか? だったら試しに使ってみるか」
『やったーっ』
俺のMPも最大MPに比べたらだいぶ少ないしここらで休んでおくのもいいかもしれない。
俺はキューンの願いを聞き入れ透明テントとやらを組み立ててみることにした。
俺は再び深い魔のダンジョン地下一階をキューンを探して歩き出す。
すると、
『マスター!』
俺を呼ぶキューンの声がした。
そして次の瞬間入り組んだ通路を曲がってキューンが姿を現した。
『あっ、マスターっ! やっとみつけたよーっ!』
キューンは俺の顔を見るなりぱあっと満面の笑みを浮かべて俺の胸に飛び込んでくる。
『マスターっ。会いたかったよ、マスターっ』
「キューン、俺も会えてよかった」
キューンの頭を撫でながら俺も返した。
「大丈夫だったか? 魔物に襲われなかったか?」
『おいらなら平気さっ。襲ってきたけど返り討ちにしてやったよっ』
『えっへん』と自信満々に言い放つキューン。
するとキューンが突然くんくんとにおいを嗅ぐ仕草をしてみせた。
「どうかしたか? キューン」
『なんかマスターからマスター以外の人間のにおいがする』
「そんなことわかるのかっ? そうなんだよ、実はさっきまでダンジョン内で迷子になってた夫婦と一緒にいたんだ。出入り口まで送り届けてやったんだよ」
『へーそうだったんだ。マスターは優しいねっ』
キューンが俺の顔を見上げながら言う。
「悪いな。そのせいでキューンを探すのが遅れちゃって」
『いいんだよ。マスターのそういう優しいところがおいらは好きなんだからさっ』
「そうか、ありがとうなキューン」
キューンに誉められなんとなく照れながらも俺はそう答えた。
「じゃあダンジョン探索続けるとするか」
『そうだねっ。あと鬼面道士が出たら真っ先に倒しちゃおうねっ』
「ああ、わかった。みつけたら俺が速攻で倒すよ」
こうして俺とキューンは再びダンジョン探索を開始したのだった。
☆ ☆ ☆
『マスター、鬼面道士がいるよっ』
「おうっ」
広い空間に出るとそこには魔物の群れがいた。
そしてその中には鬼面道士の姿もあった。
俺は杖を振り上げる暇も与えずに鬼面道士の懐に一足飛びで入り込むと次の瞬間には鬼面道士の腹にパンチを浴びせて壁にふっ飛ばす。
《佐倉真琴のレベルが191上がりました》
その流れで近くにいた魔導騎士を回し蹴りで破壊、さらにはヘルポックルの顔面を殴りつけ顔面ごとはじき飛ばした。
《佐倉真琴のレベルが334上がりました》
そして、
「スキル、電撃魔法ランク10っ」
残った魔物たちを電撃魔法で一斉に感電死させる。
《佐倉真琴のレベルが1873上がりました》
「よし、こんなもんだな」
『やったね、マスター』
「ああ」
厄介な特技を使われなければすでにレベル15000を超えている俺には敵などいない。
すべての魔物を一瞬で葬り去れる実力はある。
『あっ、マスター。ドロップアイテムがあるよっ』
そう言ってキューンが飛んでいく。
そして地面に落ちていた緑色っぽい布とステンレス製の棒のようなものを持って戻ってきた。
『これ、なんだろうね? マスター』
「ちょっと待ってろ」
俺はキューンからそれを受け取ると「スキル、識別魔法ランク10っ」と唱える。
するとアイテムの情報が目の前に映し出された。
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透明テント――組み立てると透明になるテント。音やにおいもシャットアウトするのでダンジョン内で使えば魔物に気付かれることはない。
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「透明テントだってさ」
『便利そうなアイテムだねっ』
表示された画面を覗き込みながらキューンは口にする。
「そうだな」
『ねぇマスター。おいらこれ使ってみたいな』
と楽しそうにキューン。
「そうか? だったら試しに使ってみるか」
『やったーっ』
俺のMPも最大MPに比べたらだいぶ少ないしここらで休んでおくのもいいかもしれない。
俺はキューンの願いを聞き入れ透明テントとやらを組み立ててみることにした。
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