最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第200話 帰還魔法
仄暗い蔵のダンジョンの地下五階。
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じんめんワニ――背中に人の顔そっくりの模様があるワニの魔物。あごの力がかなり強く鉄さえも砕き割る。弱点は電撃魔法。
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ひとくいヤドクガエル――ピンク色の斑点を持ったカエルの魔物。体表面には毒があり触れて動けなくなった者を丸飲みにする。弱点は電撃魔法。
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体長二メートルほどのじんめんワニと体長一メートルほどのひとくいヤドクガエルが同時に襲い掛かってきた。
「スキル、電撃魔法ランク10っ」
俺は右手から魔物たちの弱点である電撃魔法を放つ。
刹那雷鳴が鳴り響きじんめんワニとひとくいヤドクガエルを超電撃が貫通した。
一瞬で焼け焦げた二体は煙を上げながらぷすぷすと音を立て地面に倒れ込むと消滅していく。
《佐倉真琴のレベルが312上がりました》
「ふぅ」
『この辺りの魔物も余裕だねっ』
「そうだな。でもちょっとレベルの上がり方がゆっくりになってきた気がするなぁ」
俺のレベルが10000を超えた辺りからレベルが上がりにくくなっているようだった。
このダンジョンはランクJのダンジョンなので仕方がないのかもしれないが。
『もっと高ランクのダンジョンに行く? マスター』
「そうするか」
現在の俺のレベルは11521。
もうどのダンジョンに行ってもおそらく問題ないだろう。
だったらやはり未踏破ダンジョンに挑戦した方が金になる。
『じゃあランクAのダンジョンに行っちゃおうよっ』
「いやいや、それは前にも言ったけど時期尚早だと思うんだよな。何もいきなり最高ランクのダンジョンに行かなくてもランクF以上の未踏破ダンジョンはまだあるし徐々にランクを上げていけばいいんじゃないか」
『マスターは慎重だね』
「そのおかげで今も生き残れているんだぞ」
金と命を比べたらもちろん命の方が大事だからな。慎重であるに越したことはない。
「ってことで一旦ここを出て一番近いランクFの未踏破ダンジョンを探すとするか」
『うんっ。そうしよう』
すると、
『ギャアアァァー!』
一体のじんめんワニが地面をはって猛スピードで向かってきた。
「うるさいっ」
『ギャアアァァー……ッ!』
俺はじんめんワニを壁に蹴り飛ばす。
壁にぶち当たったじんめんワニが地面に落下するとともに消滅していった。
《佐倉真琴のレベルが122上がりました》
「よし、戻るとするか」
『あっ、マスター。どうせならさっき覚えた帰還魔法っていうの使ってみたら?』
「あー、そうだな。試しに使ってみるか」
俺は先ほどレベル10000を超えた時に帰還魔法ランク1という魔法を覚えていたのだった。
帰還魔法というのだから当然地上に帰還できる魔法なのだろうが、ランク1というものがどの程度の効果範囲なのかまるでわからない。
もしかしたらあまり深いところからは帰還できないとか仲間を連れては帰還できないといった制限があるかもしれない。
そのためランクJのダンジョンの地下五階辺りで試しに使っておくのは悪くない考えだ。
「キューン。一応俺の肩に乗っててくれ」
俺はキューンを肩に乗せると、「スキル、帰還魔法ランク1っ」と唱えた。
すると直後俺の周囲、半径十メートルくらいに赤い円が広がったと思ったら次の瞬間――俺とキューンは地上へと戻っていた。
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じんめんワニ――背中に人の顔そっくりの模様があるワニの魔物。あごの力がかなり強く鉄さえも砕き割る。弱点は電撃魔法。
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ひとくいヤドクガエル――ピンク色の斑点を持ったカエルの魔物。体表面には毒があり触れて動けなくなった者を丸飲みにする。弱点は電撃魔法。
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体長二メートルほどのじんめんワニと体長一メートルほどのひとくいヤドクガエルが同時に襲い掛かってきた。
「スキル、電撃魔法ランク10っ」
俺は右手から魔物たちの弱点である電撃魔法を放つ。
刹那雷鳴が鳴り響きじんめんワニとひとくいヤドクガエルを超電撃が貫通した。
一瞬で焼け焦げた二体は煙を上げながらぷすぷすと音を立て地面に倒れ込むと消滅していく。
《佐倉真琴のレベルが312上がりました》
「ふぅ」
『この辺りの魔物も余裕だねっ』
「そうだな。でもちょっとレベルの上がり方がゆっくりになってきた気がするなぁ」
俺のレベルが10000を超えた辺りからレベルが上がりにくくなっているようだった。
このダンジョンはランクJのダンジョンなので仕方がないのかもしれないが。
『もっと高ランクのダンジョンに行く? マスター』
「そうするか」
現在の俺のレベルは11521。
もうどのダンジョンに行ってもおそらく問題ないだろう。
だったらやはり未踏破ダンジョンに挑戦した方が金になる。
『じゃあランクAのダンジョンに行っちゃおうよっ』
「いやいや、それは前にも言ったけど時期尚早だと思うんだよな。何もいきなり最高ランクのダンジョンに行かなくてもランクF以上の未踏破ダンジョンはまだあるし徐々にランクを上げていけばいいんじゃないか」
『マスターは慎重だね』
「そのおかげで今も生き残れているんだぞ」
金と命を比べたらもちろん命の方が大事だからな。慎重であるに越したことはない。
「ってことで一旦ここを出て一番近いランクFの未踏破ダンジョンを探すとするか」
『うんっ。そうしよう』
すると、
『ギャアアァァー!』
一体のじんめんワニが地面をはって猛スピードで向かってきた。
「うるさいっ」
『ギャアアァァー……ッ!』
俺はじんめんワニを壁に蹴り飛ばす。
壁にぶち当たったじんめんワニが地面に落下するとともに消滅していった。
《佐倉真琴のレベルが122上がりました》
「よし、戻るとするか」
『あっ、マスター。どうせならさっき覚えた帰還魔法っていうの使ってみたら?』
「あー、そうだな。試しに使ってみるか」
俺は先ほどレベル10000を超えた時に帰還魔法ランク1という魔法を覚えていたのだった。
帰還魔法というのだから当然地上に帰還できる魔法なのだろうが、ランク1というものがどの程度の効果範囲なのかまるでわからない。
もしかしたらあまり深いところからは帰還できないとか仲間を連れては帰還できないといった制限があるかもしれない。
そのためランクJのダンジョンの地下五階辺りで試しに使っておくのは悪くない考えだ。
「キューン。一応俺の肩に乗っててくれ」
俺はキューンを肩に乗せると、「スキル、帰還魔法ランク1っ」と唱えた。
すると直後俺の周囲、半径十メートルくらいに赤い円が広がったと思ったら次の瞬間――俺とキューンは地上へと戻っていた。
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