最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第199話 見張り番キューン
「スキル、識別魔法ランク10っ」
俺は生成魔法で作り出したアイテムに識別魔法をかけてみた。
*************************************
ブラインドダガー――斬りつけた相手の視覚を必ず奪う武器。この武器が破壊されない限りその効果は永遠に続く。
*************************************
「おおっ。なかなか強力そうな効果を持った武器だなこれは」
レベルがだいぶ上がった俺にはあまり必要のない武器だが欲しがるプレイヤーはいるかもしれない。
ダンジョンセンターで高く買い取ってもらえるかもな。
『ねぇマスター。マスターの生成魔法のランクは3でしょ。ってことはさぁ、もしも10だったら違うアイテムが出来上がってたのかなぁ?』
とキューン。
「かもしれないな」
『へー。やっぱり生成魔法って面白いやっ』
言いながらキューンは宙がえりをする。
「じゃあこいつはしまっておくとして……」
俺は不思議な袋の中にブラインドダガーを入れた。
そして、
「なあキューン、突然だけどちょっと仮眠をとってもいいか? 俺のMPが残り1になっちゃったからさ、寝て回復したいんだ」
キューンに申し出る。
俺のHPもMPもレベルが低い頃の数値で止まっている。
ある程度は薬草と魔草で回復したがやはりその回復量では俺の今の最大HP、MPには遠く及ばない。
するとキューンは、
『いいよ。マスターが眠っている間はおいらがちゃんと見張っててやるからさっ』
嫌な顔一つせず、それどころか嬉々として見張りを買って出てくれた。
「そうか。悪いな」
俺はキューンにそう告げると不思議な袋の中から寝袋を引っ張り出す。
「魔物が出たら起こしてくれてもいいからな」
『大丈夫だよっ。魔物くらいおいらがやっつけとくからさっ』
「ふふっ、それは心強いな。じゃあ頼んだぞ」
『任せといてっ』
そうして俺はスマホのアラームをセットすると寝袋に体を滑り込ませゆっくりと目を閉じた。
☆ ☆ ☆
ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。ピッ。
三時間が経過して俺は目を覚ますとスマホのアラームを解除した。
『マスター、よく寝てたみたいだね』
キューンが宙を飛びながら俺の顔を覗き込んでくる。
「……ああ、そうみたいだな」
特に疲れているという意識はなかったが俺は三時間しっかりと熟睡していたようだった。
「俺が寝てる間魔物は襲ってこなかったか?」
『襲ってきたけどおいらが返り討ちにしてやったよっ』
魔物と争った形跡もないので本当かどうか定かではないがキューンはドヤ顔で言い放つ。
「本当か、すごいじゃないかキューン」
『マスター。言ったでしょ、おいらは最強のホワイトドラゴンだって』
スライムよりも小さななりで最強も何もあったもんじゃないとは思うがキューンが自信満々なので水を差すこともないだろう。
俺は「ああ、そうだったな」と相槌を打っておいた。
俺は生成魔法で作り出したアイテムに識別魔法をかけてみた。
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ブラインドダガー――斬りつけた相手の視覚を必ず奪う武器。この武器が破壊されない限りその効果は永遠に続く。
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「おおっ。なかなか強力そうな効果を持った武器だなこれは」
レベルがだいぶ上がった俺にはあまり必要のない武器だが欲しがるプレイヤーはいるかもしれない。
ダンジョンセンターで高く買い取ってもらえるかもな。
『ねぇマスター。マスターの生成魔法のランクは3でしょ。ってことはさぁ、もしも10だったら違うアイテムが出来上がってたのかなぁ?』
とキューン。
「かもしれないな」
『へー。やっぱり生成魔法って面白いやっ』
言いながらキューンは宙がえりをする。
「じゃあこいつはしまっておくとして……」
俺は不思議な袋の中にブラインドダガーを入れた。
そして、
「なあキューン、突然だけどちょっと仮眠をとってもいいか? 俺のMPが残り1になっちゃったからさ、寝て回復したいんだ」
キューンに申し出る。
俺のHPもMPもレベルが低い頃の数値で止まっている。
ある程度は薬草と魔草で回復したがやはりその回復量では俺の今の最大HP、MPには遠く及ばない。
するとキューンは、
『いいよ。マスターが眠っている間はおいらがちゃんと見張っててやるからさっ』
嫌な顔一つせず、それどころか嬉々として見張りを買って出てくれた。
「そうか。悪いな」
俺はキューンにそう告げると不思議な袋の中から寝袋を引っ張り出す。
「魔物が出たら起こしてくれてもいいからな」
『大丈夫だよっ。魔物くらいおいらがやっつけとくからさっ』
「ふふっ、それは心強いな。じゃあ頼んだぞ」
『任せといてっ』
そうして俺はスマホのアラームをセットすると寝袋に体を滑り込ませゆっくりと目を閉じた。
☆ ☆ ☆
ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。ピッ。
三時間が経過して俺は目を覚ますとスマホのアラームを解除した。
『マスター、よく寝てたみたいだね』
キューンが宙を飛びながら俺の顔を覗き込んでくる。
「……ああ、そうみたいだな」
特に疲れているという意識はなかったが俺は三時間しっかりと熟睡していたようだった。
「俺が寝てる間魔物は襲ってこなかったか?」
『襲ってきたけどおいらが返り討ちにしてやったよっ』
魔物と争った形跡もないので本当かどうか定かではないがキューンはドヤ顔で言い放つ。
「本当か、すごいじゃないかキューン」
『マスター。言ったでしょ、おいらは最強のホワイトドラゴンだって』
スライムよりも小さななりで最強も何もあったもんじゃないとは思うがキューンが自信満々なので水を差すこともないだろう。
俺は「ああ、そうだったな」と相槌を打っておいた。
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