最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第196話 仄暗い蔵のダンジョン地下一階
ランクJの仄暗い蔵のダンジョンの地下一階。
文字通り仄かに暗いダンジョンの中を俺とキューンは進んでいく。
『マスター、今回はレベル上げが目的なんだよね?』
「ああ」
『だったらおいらは手出ししないほうがいいよね』
「そうだな。そうしてくれると助かるよ」
俺の肩の上あたりを浮かんで飛んでいるキューンが話しかけてきた。
キューンの言う通り今回のダンジョン探索はレベル上げが目的だった。
すでにクリア済みのダンジョンということもありアイテムにもフロアボスにも期待できないが現在レベル591の俺にとってこの仄暗い蔵のダンジョンは安全にレベル上げできる狩り場だろう。
「そういえばキューンにはレベルはあるのか?」
気になったので訊いてみると、
『ないよ。おいらは生まれた時から最強だからね』
キューンは自信満々に答える。
すると通路の前方に小さい人型の魔物が姿を見せた。
「スキル、識別魔法ランク10っ」
唱えたところ、
*************************************
ノーム――土の精霊。普段はおとなしいが縄張りに入った者には容赦しない。弱点は真空魔法。
*************************************
と文字が浮かび上がる。
「ノームか……なんか聞いたことある気がするな」
アニメかゲームかわからないが聞き覚えがある。
『ムオオ~ッ』
とその時ノームが声にならない声を発した。
その直後ダンジョンの地面が震え俺の足元が隆起して盛り上がる。
「おわっと!」
俺は異変を察知しすぐに飛び退けた。
危うく盛り上がった地面と天井に挟まれるところだった。
「このっ」
俺はノームに向かって駆け出すとノームを蹴り飛ばす。
『ムオオー……!』と後ろにごろごろ転がるノーム。
俺は地面を転がるノームを踏みつけ追撃した。
『ムオオ~……!』
うめき声とともにノームが消滅していく。
《佐倉真琴のレベルが584上がりました》
『やったね、マスターっ』
「こんなの軽い軽い」
『あっ、マスター。後ろからも魔物が来てるよっ』
「おうっ」
キューンに言われ後ろを振り向くとそこには手足がバラバラに動く人型の魔物がいた。
「スキル、識別魔法ランク10っ」
*************************************
ダークパペット――生命を吹き込まれた人形タイプの魔物。痛みや恐怖を一切感じない。からくりの舞いによって相手のMPを減らす。弱点はない。
*************************************
「MPを減らすだって? それはちょっと厄介だな」
するとカタカタと音を鳴らしダークパペットが奇妙な舞いを踊り出す。
『マスター、早く倒さないとMPが減らされちゃうよっ』
「ああ、わかってる」
俺は地面を蹴ると素早く移動し、ダークパペットを思いきり殴りつけた。
ダークパペットの頭部が粉々になる。だがダークパペットはその動きを止めない。
『マスターっ。人形タイプの魔物には核があるはずだからそれを破壊しないと倒せないよっ』
とキューン。
「核っ? 核ってどこにあるんだっ?」
『普通は心臓部分にあると思うけど……』
「わかったっ」
よくわからないがとりあえず未だ踊っているダークパペットの心臓部分を俺はパンチで打ち抜いた。
ダークパペットの胸部が粉砕。
と同時にダークパペットの動きが止まって地面にカタカタっと崩れ落ちた。
消滅していくダークパペットをよそに、
《佐倉真琴のレベルが427上がりました》
俺のレベルはまたもや上がったのだった。
文字通り仄かに暗いダンジョンの中を俺とキューンは進んでいく。
『マスター、今回はレベル上げが目的なんだよね?』
「ああ」
『だったらおいらは手出ししないほうがいいよね』
「そうだな。そうしてくれると助かるよ」
俺の肩の上あたりを浮かんで飛んでいるキューンが話しかけてきた。
キューンの言う通り今回のダンジョン探索はレベル上げが目的だった。
すでにクリア済みのダンジョンということもありアイテムにもフロアボスにも期待できないが現在レベル591の俺にとってこの仄暗い蔵のダンジョンは安全にレベル上げできる狩り場だろう。
「そういえばキューンにはレベルはあるのか?」
気になったので訊いてみると、
『ないよ。おいらは生まれた時から最強だからね』
キューンは自信満々に答える。
すると通路の前方に小さい人型の魔物が姿を見せた。
「スキル、識別魔法ランク10っ」
唱えたところ、
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ノーム――土の精霊。普段はおとなしいが縄張りに入った者には容赦しない。弱点は真空魔法。
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と文字が浮かび上がる。
「ノームか……なんか聞いたことある気がするな」
アニメかゲームかわからないが聞き覚えがある。
『ムオオ~ッ』
とその時ノームが声にならない声を発した。
その直後ダンジョンの地面が震え俺の足元が隆起して盛り上がる。
「おわっと!」
俺は異変を察知しすぐに飛び退けた。
危うく盛り上がった地面と天井に挟まれるところだった。
「このっ」
俺はノームに向かって駆け出すとノームを蹴り飛ばす。
『ムオオー……!』と後ろにごろごろ転がるノーム。
俺は地面を転がるノームを踏みつけ追撃した。
『ムオオ~……!』
うめき声とともにノームが消滅していく。
《佐倉真琴のレベルが584上がりました》
『やったね、マスターっ』
「こんなの軽い軽い」
『あっ、マスター。後ろからも魔物が来てるよっ』
「おうっ」
キューンに言われ後ろを振り向くとそこには手足がバラバラに動く人型の魔物がいた。
「スキル、識別魔法ランク10っ」
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ダークパペット――生命を吹き込まれた人形タイプの魔物。痛みや恐怖を一切感じない。からくりの舞いによって相手のMPを減らす。弱点はない。
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「MPを減らすだって? それはちょっと厄介だな」
するとカタカタと音を鳴らしダークパペットが奇妙な舞いを踊り出す。
『マスター、早く倒さないとMPが減らされちゃうよっ』
「ああ、わかってる」
俺は地面を蹴ると素早く移動し、ダークパペットを思いきり殴りつけた。
ダークパペットの頭部が粉々になる。だがダークパペットはその動きを止めない。
『マスターっ。人形タイプの魔物には核があるはずだからそれを破壊しないと倒せないよっ』
とキューン。
「核っ? 核ってどこにあるんだっ?」
『普通は心臓部分にあると思うけど……』
「わかったっ」
よくわからないがとりあえず未だ踊っているダークパペットの心臓部分を俺はパンチで打ち抜いた。
ダークパペットの胸部が粉砕。
と同時にダークパペットの動きが止まって地面にカタカタっと崩れ落ちた。
消滅していくダークパペットをよそに、
《佐倉真琴のレベルが427上がりました》
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