最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第181話 残された最後のスキル
魂、精神力の削り合いが続いていた。
同じパラメータ同士の戦いである以上、心が折れた方が負ける。
俺も伊集院も心の中に相手に勝つという強い気持ちを持って激闘を繰り広げていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
はたから見たらレベル81292同士の人類の頂上決戦に見えるだろうが、戦っている当人同士からしたらただの子どもの喧嘩だ。
同じパラメータである以上本人たちからすればレベル1同士の戦いと大して変わりはない。
殴って殴られて蹴って蹴られての繰り返し。
そこに高度な技術や戦略といったものは何もない。
「はぁっ、はぁっ……いつまで続けるつもりだ……?」
「はぁっ、はぁっ……どちらかが死ぬまで、かな……」
くそっ……伊集院はハイになっていて完全にイカレてる。
人生のピークが今この瞬間だとでも思っているんじゃないだろうな。
だが俺はこんなところで死ぬつもりはないし死にたくもない。
俺は不毛な争いに終止符を打ちたかった。
だがこれといった手段はない。
火炎魔法なども試してみたが伊集院はどんなスキルかそれともアイテムか知らないが魔法にも耐性があるようで効果があまりなかった。
「はぁっ……伊集院、お前は充分強いよ……もう誰もお前をいじめたりなんかしない」
「はぁっ……そんなことはもうどうでもいいんだ……ボクは今まさに生きているって実感できているんだからねっ」
言いながら伊集院が飛び掛かってくる。
「このっ……」
「ぐぅっ……」
俺と伊集院は両手を掴み合い力勝負になった。
「ぐあああぁぁぁーっ!!」
「うあああぁぁぁーっ!!」
だがまったく同じパワーの俺たちでは勝負がつかない。
とその時、
「真琴さんっ、最後のスキル【レベル消費】を使ってくださいっ!」
【透明化】が解けていた高野が大声で叫んだ。
レベル消費?
……そういえば唯一使ったことのないスキルがまだあったな。と伊集院と力比べをしつつ俺は思い出す。
【レベル消費】
言葉の響きが怖くて一度も使ったことのないスキルだった。
「……ぐぐっ、なんの話だよっ……」
「……お前には関係ない話だっ……」
このままではらちが明かない。
伊集院は本気でどちらかが死ぬまでこの戦いを止める気がないのかもしれない。
だとしたら、いちかばちか――やるしかないっ。
「……ス、スキル、レベル消費っ……!」
唱えた瞬間だった。
力がみなぎってくるのがわかった。
「……うおおおぉぉぉーっ……!!」
「……ぅぐっ……な、なんだっ、この力はっ……!?」
俺は伊集院を圧倒する力でもって徐々に押し倒していく。
「……な、なんでっ、同じパラメータのはずなのにっ……!」
「……うおおおぉぉぉーっ……!!」
そしてその時はやってきた。
ボキボキッ!!
「うわあああぁぁぁぁ~っ……!!!」
全力を出し尽くした伊集院だったが【レベル消費】を使用した俺の力の方がそれを上回っていたようで、伊集院の両腕は見るも無残に折れ曲がった。
同じパラメータ同士の戦いである以上、心が折れた方が負ける。
俺も伊集院も心の中に相手に勝つという強い気持ちを持って激闘を繰り広げていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
はたから見たらレベル81292同士の人類の頂上決戦に見えるだろうが、戦っている当人同士からしたらただの子どもの喧嘩だ。
同じパラメータである以上本人たちからすればレベル1同士の戦いと大して変わりはない。
殴って殴られて蹴って蹴られての繰り返し。
そこに高度な技術や戦略といったものは何もない。
「はぁっ、はぁっ……いつまで続けるつもりだ……?」
「はぁっ、はぁっ……どちらかが死ぬまで、かな……」
くそっ……伊集院はハイになっていて完全にイカレてる。
人生のピークが今この瞬間だとでも思っているんじゃないだろうな。
だが俺はこんなところで死ぬつもりはないし死にたくもない。
俺は不毛な争いに終止符を打ちたかった。
だがこれといった手段はない。
火炎魔法なども試してみたが伊集院はどんなスキルかそれともアイテムか知らないが魔法にも耐性があるようで効果があまりなかった。
「はぁっ……伊集院、お前は充分強いよ……もう誰もお前をいじめたりなんかしない」
「はぁっ……そんなことはもうどうでもいいんだ……ボクは今まさに生きているって実感できているんだからねっ」
言いながら伊集院が飛び掛かってくる。
「このっ……」
「ぐぅっ……」
俺と伊集院は両手を掴み合い力勝負になった。
「ぐあああぁぁぁーっ!!」
「うあああぁぁぁーっ!!」
だがまったく同じパワーの俺たちでは勝負がつかない。
とその時、
「真琴さんっ、最後のスキル【レベル消費】を使ってくださいっ!」
【透明化】が解けていた高野が大声で叫んだ。
レベル消費?
……そういえば唯一使ったことのないスキルがまだあったな。と伊集院と力比べをしつつ俺は思い出す。
【レベル消費】
言葉の響きが怖くて一度も使ったことのないスキルだった。
「……ぐぐっ、なんの話だよっ……」
「……お前には関係ない話だっ……」
このままではらちが明かない。
伊集院は本気でどちらかが死ぬまでこの戦いを止める気がないのかもしれない。
だとしたら、いちかばちか――やるしかないっ。
「……ス、スキル、レベル消費っ……!」
唱えた瞬間だった。
力がみなぎってくるのがわかった。
「……うおおおぉぉぉーっ……!!」
「……ぅぐっ……な、なんだっ、この力はっ……!?」
俺は伊集院を圧倒する力でもって徐々に押し倒していく。
「……な、なんでっ、同じパラメータのはずなのにっ……!」
「……うおおおぉぉぉーっ……!!」
そしてその時はやってきた。
ボキボキッ!!
「うわあああぁぁぁぁ~っ……!!!」
全力を出し尽くした伊集院だったが【レベル消費】を使用した俺の力の方がそれを上回っていたようで、伊集院の両腕は見るも無残に折れ曲がった。
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