最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第125話 鳴りやまぬ電話
ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。
「……んん、ん」
気持ちよくうたた寝していた俺だったがスマホの着信音によって夢の世界から現実へと引き戻される。
ベッドの上のスマホを手繰り寄せ画面を確認するとそこには知らない番号が表示されていた。
「はぁ~……またか」
俺はスマホを毛布でくるむと音が鳴りやむまでじっと待つ。
ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリッ。
「ん、諦めたかな……?」
出なくても電話の相手は大体わかる。小中高の同級生の誰かだ。
獲得賞金ランキングに俺の名前が載ってからというもの俺のスマホにはひっきりなしにいくつもの見知らぬ携帯番号から電話がかかってきていた。
大抵の奴は無視すればそれで諦めてくれるのだが中には――
プルルルル……。プルルルル……。プルガチャッ。
「……おーい真琴! 小学校の頃の同級生の林さんって子から電話だぞー!」
「マジかよ……はぁ~い! 今行くよー」
諦めずに家の電話に直接かけてくるつわものもいる。
「……林って誰だよ、まったく」
そういう奴に限って全然話した覚えのない奴だから余計困る。
顔や名前が思い出せないどころか男か女かさえもわからないのだから。
☆ ☆ ☆
『……え~、そんなことないよ~。ところで真琴くんは今貯金どれくらいあるの? 何に使うか決めてる?』
「いや、うーん、全然」
『今度どっか遊びに行こうよ、わたしお弁当作るからさ~』
「あー、うん、でも俺ほとんどダンジョンにいるから時間ないんだ、ごめん。またあとで」
『あっ、ちょっ』
自称友達の林さんとの通話を一方的に終えると受話器を置く。
「なんだか最近真琴への電話が増えたなぁ」
「そうね。真琴くんってお友達多かったのね~」
父さんと義母さんがのんきに話しているのを尻目に俺は二階の自室へと向かった。
ドアを閉め、
「ステータスオープン」
ステータスボードを目の前に表示させるとあらためて自分のステータスを確認する。
今では自分のステータスを見ることがストレス解消法の一つとなっていた。
*************************************
名前:佐倉真琴
レベル:39516
HP:241630/241630 MP:208429/208429
ちから:222134
みのまもり:201561
すばやさ:187423
スキル:経験値1000倍
:レベルフリー
:必要経験値1/30
:魔法耐性(強)
:魔法効果7倍
:状態異常自然回復
:火炎魔法ランク10
:氷結魔法ランク10
:電撃魔法ランク10
:飛翔魔法ランク9
:転移魔法ランク4
*************************************
「しっかし、こうしてみるとやっぱり異常な数値だよなぁ……」
普通のプレイヤーと三つは桁が違う俺のパラメータはまるでゲームで裏技をしすぎてバグってしまったかのようだ。
こんな数値が世間にバレたら騒ぎは今の比ではないはずだ。
きっと国の要人や科学者、マスコミ連中などが俺のことをくまなく調べようとこぞってやってくるだろう。
だからこの秘密だけはなんとしてでも守らなくてはいけない。
決意新たにそう意気込んでいると、
ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。
またもスマホが着信を知らせてくる。
「今度は誰だ?」
言いつつ、どうせまた見知らぬ番号からだろうと決めてかかっていたらスマホの画面には珍しい名前が表示されていた。
「えっ……海道!?」
「……んん、ん」
気持ちよくうたた寝していた俺だったがスマホの着信音によって夢の世界から現実へと引き戻される。
ベッドの上のスマホを手繰り寄せ画面を確認するとそこには知らない番号が表示されていた。
「はぁ~……またか」
俺はスマホを毛布でくるむと音が鳴りやむまでじっと待つ。
ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリッ。
「ん、諦めたかな……?」
出なくても電話の相手は大体わかる。小中高の同級生の誰かだ。
獲得賞金ランキングに俺の名前が載ってからというもの俺のスマホにはひっきりなしにいくつもの見知らぬ携帯番号から電話がかかってきていた。
大抵の奴は無視すればそれで諦めてくれるのだが中には――
プルルルル……。プルルルル……。プルガチャッ。
「……おーい真琴! 小学校の頃の同級生の林さんって子から電話だぞー!」
「マジかよ……はぁ~い! 今行くよー」
諦めずに家の電話に直接かけてくるつわものもいる。
「……林って誰だよ、まったく」
そういう奴に限って全然話した覚えのない奴だから余計困る。
顔や名前が思い出せないどころか男か女かさえもわからないのだから。
☆ ☆ ☆
『……え~、そんなことないよ~。ところで真琴くんは今貯金どれくらいあるの? 何に使うか決めてる?』
「いや、うーん、全然」
『今度どっか遊びに行こうよ、わたしお弁当作るからさ~』
「あー、うん、でも俺ほとんどダンジョンにいるから時間ないんだ、ごめん。またあとで」
『あっ、ちょっ』
自称友達の林さんとの通話を一方的に終えると受話器を置く。
「なんだか最近真琴への電話が増えたなぁ」
「そうね。真琴くんってお友達多かったのね~」
父さんと義母さんがのんきに話しているのを尻目に俺は二階の自室へと向かった。
ドアを閉め、
「ステータスオープン」
ステータスボードを目の前に表示させるとあらためて自分のステータスを確認する。
今では自分のステータスを見ることがストレス解消法の一つとなっていた。
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名前:佐倉真琴
レベル:39516
HP:241630/241630 MP:208429/208429
ちから:222134
みのまもり:201561
すばやさ:187423
スキル:経験値1000倍
:レベルフリー
:必要経験値1/30
:魔法耐性(強)
:魔法効果7倍
:状態異常自然回復
:火炎魔法ランク10
:氷結魔法ランク10
:電撃魔法ランク10
:飛翔魔法ランク9
:転移魔法ランク4
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「しっかし、こうしてみるとやっぱり異常な数値だよなぁ……」
普通のプレイヤーと三つは桁が違う俺のパラメータはまるでゲームで裏技をしすぎてバグってしまったかのようだ。
こんな数値が世間にバレたら騒ぎは今の比ではないはずだ。
きっと国の要人や科学者、マスコミ連中などが俺のことをくまなく調べようとこぞってやってくるだろう。
だからこの秘密だけはなんとしてでも守らなくてはいけない。
決意新たにそう意気込んでいると、
ピリリリリ……。ピリリリリ……。ピリリリリ……。
またもスマホが着信を知らせてくる。
「今度は誰だ?」
言いつつ、どうせまた見知らぬ番号からだろうと決めてかかっていたらスマホの画面には珍しい名前が表示されていた。
「えっ……海道!?」
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