最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第121話 東京深夜のダンジョンセンター
帰還石を持っていた俺たちは地下三十階で帰還石を地面に叩きつけ割った。
直後赤く半透明な球体が現れ俺たち三人を包み込む。
そして――瞬く間に瞬間移動。
「はあ~っ。ようやく戻ってこれたわねっ」
「うん。しかもボスまで倒して初めてダンジョンクリアしちゃったよ、おれたち」
「ははっ、よかったですね」
星明かりの下、俺たちは長い砂のダンジョン攻略を果たし無事地上へと帰還したのだった。
☆ ☆ ☆
ダンジョンセンターは二十四時間体制でいつでも開いている。
なので俺たちは早速ダンジョンクリアの報告もかねて手に入れたアイテムを鑑定し買い取ってもらうためダンジョンセンターを訪れた。
「おーっ。すごいおっきいですねー」
俺は東京のダンジョンセンターに来るのは初めてだったのでその大きさに度肝を抜かれる。
「そうかい? 青森のダンジョンセンターもこんなもんじゃないのかい?」
「いえいえ、俺がいつも行っているダンジョンセンターの五倍はありますよ」
中に入るとその広さと人の数に圧倒されそうになる。
テレビでしか見たことはないが大規模なコミケ会場のようだ。
「ようこそいらっしゃいませ。どのような御用でしょうか?」
制服を着たきれいな女性職員が笑顔で近寄ってきた。
「あ、えーっと、未踏破ダンジョンクリアの報告とアイテムの買い取りをお願いしたいんですけど……」
人志さんが返すと、
「それでしたら十四番の窓口にいらしてください」
「あちらになります」と女性が手を伸ばす。
「ありがとうございます」
軽く会釈をして俺たちは女性の指示通りに十四番カウンターへと向かった。
☆ ☆ ☆
深夜だというのに十四番カウンターには長い行列ができていた。
その行列に並んで待つことおよそ三十分、ようやく俺たちの順番が回ってきた。
「未踏破ダンジョンをクリアされたということですがどちらのダンジョンでしょうか?」
席に着くとカウンターの向かいに座る女性が訊ねてくる。
「ランクGの長い砂のダンジョンです」
綾子さんがはきはきと答えた。
「ランクGですかっ! それはすごいですねっ。おめでとうございますっ」
「ランクGってそんなにすごいんですか?」
「はい、もちろんですよ。現在クリアが確認されているダンジョンの最高位ですからね」
と綾子さんの問いに女性が返す。
そうだったのか……俺も今初めて知った。
ということはランクAからFのダンジョンはまだ誰もクリアしてはいないのか。
うーん、ちょっと意外だ。
「クリア報酬の三百万円は事実確認ができ次第ということでとりあえずチーム名か代表者様のお名前をよろしいですか?」
「佐倉くん、おれたちのチーム名でいいかい? あとでお金は山分けするから」
「はい、もちろんです」
人志さんが俺に振り向き訊いてきたので俺はすべて任せますというつもりでうなずいた。
「じゃあチーム名はミスターアンドミセスモトヤマで」
「はい。ミスターアンドミセスモトヤマ様ですね。かしこまりました」
そんなチーム名だったのかと若干の驚きを隠せないでいると、
「ではお売りしたいアイテムを見せていただけますか?」
女性が立ち上がった。
「こちらに置いてください」
カウンターに手を差し向ける。
女性の言葉を受けて俺たちはそれぞれが長い砂のダンジョンで手に入れたアイテムをカウンターの上に出していった。
それらは因果の盾をはじめとしてエリクサーやエクストラゲイン、魔草や万能薬、聖者の王冠など計八点。
「では査定をしてまいりますので少々お待ちください」
言うなりほかの職員の手も借りて女性はそれらのアイテムを奥の部屋へと運び込んでいった。
直後赤く半透明な球体が現れ俺たち三人を包み込む。
そして――瞬く間に瞬間移動。
「はあ~っ。ようやく戻ってこれたわねっ」
「うん。しかもボスまで倒して初めてダンジョンクリアしちゃったよ、おれたち」
「ははっ、よかったですね」
星明かりの下、俺たちは長い砂のダンジョン攻略を果たし無事地上へと帰還したのだった。
☆ ☆ ☆
ダンジョンセンターは二十四時間体制でいつでも開いている。
なので俺たちは早速ダンジョンクリアの報告もかねて手に入れたアイテムを鑑定し買い取ってもらうためダンジョンセンターを訪れた。
「おーっ。すごいおっきいですねー」
俺は東京のダンジョンセンターに来るのは初めてだったのでその大きさに度肝を抜かれる。
「そうかい? 青森のダンジョンセンターもこんなもんじゃないのかい?」
「いえいえ、俺がいつも行っているダンジョンセンターの五倍はありますよ」
中に入るとその広さと人の数に圧倒されそうになる。
テレビでしか見たことはないが大規模なコミケ会場のようだ。
「ようこそいらっしゃいませ。どのような御用でしょうか?」
制服を着たきれいな女性職員が笑顔で近寄ってきた。
「あ、えーっと、未踏破ダンジョンクリアの報告とアイテムの買い取りをお願いしたいんですけど……」
人志さんが返すと、
「それでしたら十四番の窓口にいらしてください」
「あちらになります」と女性が手を伸ばす。
「ありがとうございます」
軽く会釈をして俺たちは女性の指示通りに十四番カウンターへと向かった。
☆ ☆ ☆
深夜だというのに十四番カウンターには長い行列ができていた。
その行列に並んで待つことおよそ三十分、ようやく俺たちの順番が回ってきた。
「未踏破ダンジョンをクリアされたということですがどちらのダンジョンでしょうか?」
席に着くとカウンターの向かいに座る女性が訊ねてくる。
「ランクGの長い砂のダンジョンです」
綾子さんがはきはきと答えた。
「ランクGですかっ! それはすごいですねっ。おめでとうございますっ」
「ランクGってそんなにすごいんですか?」
「はい、もちろんですよ。現在クリアが確認されているダンジョンの最高位ですからね」
と綾子さんの問いに女性が返す。
そうだったのか……俺も今初めて知った。
ということはランクAからFのダンジョンはまだ誰もクリアしてはいないのか。
うーん、ちょっと意外だ。
「クリア報酬の三百万円は事実確認ができ次第ということでとりあえずチーム名か代表者様のお名前をよろしいですか?」
「佐倉くん、おれたちのチーム名でいいかい? あとでお金は山分けするから」
「はい、もちろんです」
人志さんが俺に振り向き訊いてきたので俺はすべて任せますというつもりでうなずいた。
「じゃあチーム名はミスターアンドミセスモトヤマで」
「はい。ミスターアンドミセスモトヤマ様ですね。かしこまりました」
そんなチーム名だったのかと若干の驚きを隠せないでいると、
「ではお売りしたいアイテムを見せていただけますか?」
女性が立ち上がった。
「こちらに置いてください」
カウンターに手を差し向ける。
女性の言葉を受けて俺たちはそれぞれが長い砂のダンジョンで手に入れたアイテムをカウンターの上に出していった。
それらは因果の盾をはじめとしてエリクサーやエクストラゲイン、魔草や万能薬、聖者の王冠など計八点。
「では査定をしてまいりますので少々お待ちください」
言うなりほかの職員の手も借りて女性はそれらのアイテムを奥の部屋へと運び込んでいった。
「最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
1,253
-
944
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
5,170
-
2.6万
-
-
12
-
6
-
-
6,644
-
2.9万
-
-
358
-
1,672
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2,492
-
6,724
-
-
9,385
-
2.4万
-
-
9,691
-
1.6万
-
-
23
-
2
-
-
236
-
1,828
-
-
78
-
2,902
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
8,169
-
5.5万
-
-
98
-
15
-
-
7,460
-
1.5万
-
-
3,202
-
1.5万
-
-
6,206
-
3.1万
-
-
985
-
1,509
-
-
28
-
46
-
-
3
-
1
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,691
-
1.6万
-
-
9,542
-
1.1万
-
-
9,385
-
2.4万
-
-
9,166
-
2.3万
コメント