最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第120話 冒険の終わり
人志さんがピンチだったためデュラハンを倒してしまった俺だったがやはり人志さんと綾子さんから質問攻めを受けていた。
「今、何したの……?」
「何ってパンチですけど……」
「佐倉くん、本当にレベル99だったのかい?」
「だから何度もそう言ってたじゃないですか」
「にしてもすごすぎない?」
「えっと……特別なスキルがあるんですよ」
「特別なスキルってなんなの?」
「いや、それはちょっと……」
「こんなこと言える立場じゃないけどもっと早く助けられたんじゃないかい?」
「す、すいません。手を出すなって言われてたので……」
俺はそれらの質問に答えながらデュラハンがドロップしていったアイテムを拾い上げる。
*************************************
因果の盾
*************************************
「人志さん、綾子さん、見てください。これ因果の盾っていうアイテムだそうですよ」
デュラハンが持っていた盾とそっくりのそれを二人に見せる。
「話をそらしたわね……まあいいわ。佐倉くんのおかげで助かったわけだし」
「そうだね。何か秘密がありそうだけど訊かないでおこう」
そう言うと二人はそれ以上追及しては来なかった。
うん。やっぱりいい人たちだ。
「因果の盾か……なんか呪われてそうな名前のアイテムだね」
と盾を眺めながら人志さん。
「そうかしら。いかにもレアアイテムっぽいけど……」
「「佐倉くんはどう思う?」」
人志さんと綾子さんがシンクロする。
「え……どうでしょう。よくわかりません」
まがまがしい雰囲気がするようなしないような……。
こういう時に識別魔法があると便利なのだが。
「まあ、どうするかは佐倉くんが決めればいいわ。それは佐倉くんのものなんだから」
綾子さんが俺の目を見て言った。
「いや、俺のものっていうか三人のものですよね? 手に入れたアイテムは三等分するって話でしたから」
「いいのかい? それは佐倉くんがデュラハンを倒して手に入れたものだよ」
「もちろんですよ。ここまでのアイテムは全部人志さんと綾子さんが手に入れたものですし、お互い様です」
「佐倉くんは本当にいい子ね~」
そう言って俺の頭を撫でる綾子さん。
ちょっと恥ずかしい。
「さて、それじゃあ地上に戻ろうか」
「あ、人志待って。まだこのフロアのアイテムを全部探し切れてないかもしれないわ」
そう言うと綾子さんは探知魔法を発動させた。
そしてフロアを回って拾い損ねていたアイテムを二つ回収してから、
「これでもうこのフロアには用はないわ」
「わかった。じゃあ今度こそ戻ろうか」
「ええ」
「はい」
俺たちは半径一メートル以内に集まって帰還石を割るのだった。
「今、何したの……?」
「何ってパンチですけど……」
「佐倉くん、本当にレベル99だったのかい?」
「だから何度もそう言ってたじゃないですか」
「にしてもすごすぎない?」
「えっと……特別なスキルがあるんですよ」
「特別なスキルってなんなの?」
「いや、それはちょっと……」
「こんなこと言える立場じゃないけどもっと早く助けられたんじゃないかい?」
「す、すいません。手を出すなって言われてたので……」
俺はそれらの質問に答えながらデュラハンがドロップしていったアイテムを拾い上げる。
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因果の盾
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「人志さん、綾子さん、見てください。これ因果の盾っていうアイテムだそうですよ」
デュラハンが持っていた盾とそっくりのそれを二人に見せる。
「話をそらしたわね……まあいいわ。佐倉くんのおかげで助かったわけだし」
「そうだね。何か秘密がありそうだけど訊かないでおこう」
そう言うと二人はそれ以上追及しては来なかった。
うん。やっぱりいい人たちだ。
「因果の盾か……なんか呪われてそうな名前のアイテムだね」
と盾を眺めながら人志さん。
「そうかしら。いかにもレアアイテムっぽいけど……」
「「佐倉くんはどう思う?」」
人志さんと綾子さんがシンクロする。
「え……どうでしょう。よくわかりません」
まがまがしい雰囲気がするようなしないような……。
こういう時に識別魔法があると便利なのだが。
「まあ、どうするかは佐倉くんが決めればいいわ。それは佐倉くんのものなんだから」
綾子さんが俺の目を見て言った。
「いや、俺のものっていうか三人のものですよね? 手に入れたアイテムは三等分するって話でしたから」
「いいのかい? それは佐倉くんがデュラハンを倒して手に入れたものだよ」
「もちろんですよ。ここまでのアイテムは全部人志さんと綾子さんが手に入れたものですし、お互い様です」
「佐倉くんは本当にいい子ね~」
そう言って俺の頭を撫でる綾子さん。
ちょっと恥ずかしい。
「さて、それじゃあ地上に戻ろうか」
「あ、人志待って。まだこのフロアのアイテムを全部探し切れてないかもしれないわ」
そう言うと綾子さんは探知魔法を発動させた。
そしてフロアを回って拾い損ねていたアイテムを二つ回収してから、
「これでもうこのフロアには用はないわ」
「わかった。じゃあ今度こそ戻ろうか」
「ええ」
「はい」
俺たちは半径一メートル以内に集まって帰還石を割るのだった。
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