最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第104話 長い砂のダンジョン
飛翔魔法で上空を高速飛行すること三十分。
俺は東京都にあるランクGの未踏破ダンジョン、通称長い砂のダンジョンの真上に来ていた。
高層ビルと高層ビルの間にぽっかりと不自然に空いた大きな穴。それが長い砂のダンジョンの入り口だった。
スーツを着た男性たちが歩道を行き交う中ファンタジー色の強い服装と武器を持った男女二人組がまさに今からダンジョンへと入ろうとしている。
「さてと、俺も行くかな」
俺は人目につかないように近くの高層ビルの屋上に下りると転移魔法を駆使しながらビル内を移動して地上へと下り立った。
ちなみに俺はさっき空から見た男女二人組とは違い防具も武器も所持してはいないので普通にしていればそうそう目立つことはない。
「食べ物も着替えも持ったし準備は万端だ」
俺は腰に下げた不思議な袋に一度視線を落としてから目の前の長い砂のダンジョンへと足を踏み入れるのだった。
☆ ☆ ☆
ダンジョン内は砂に覆われた洞窟のような空間だった。
地面も壁も天井も一面黄色い砂だらけでまるで砂漠の中にいるような気さえしてくる。
そのせいでこころなしか少し暑く感じるくらいだ。
ざっざっと砂を踏みしめるように通路を歩いていくと突き当たりで道が九つにわかれていた。
「どの道に行ったらいいかな……」
こういう時にダンジョン内を見渡せる魔法やアイテムのある場所を探し当てる魔法を覚えていれば楽なのだが残念ながら俺はそういった類の魔法は一切使えない。
「順番に右から行くか」
考えていてもらちが明かないのでとりあえず適当に先に進むことにする。
☆ ☆ ☆
「げっ……行き止まりかよ」
散々歩いた挙句一番右の通路は魔物もアイテムも見当たらない何もないハズレの道だった。
完全に時間の無駄だったな。
そう思いながらきびすを返してもと来た道を戻っていく。
すると半分くらい戻ったところで、
『シャアァァァッ!』
突如地面が盛り上がり砂の中から体長二メートルほどの細身のドラゴンが姿を見せた。
「ステータスオープン」
俺はすかさずステータス画面を開くと横にスクロールして魔物の名前を確認する。
*************************************
サンドドラゴン
*************************************
目の前の魔物の名前はサンドドラゴン。
名前からして特別危険そうな魔物ではないと判断した俺は地面を蹴るとサンドドラゴンの背後に瞬時に回り込み手刀で胴体を切断した。
サンドドラゴンが消滅すると、
《佐倉真琴のレベルが11上がりました》
機械音がレベルアップを告げてくる。
「おおっ」
スキル【経験値1000倍】と【必要経験値1/20】のおかげで確実にレベルの上り方が今まで以上に早くなっている。
ランクGのダンジョンの地下一階に潜む魔物を一体倒しただけで俺のレベルは38016から38027へと楽々上がった。
さらにラッキーなことにサンドドラゴンはアイテムをドロップしていった。
「なんだこれ……?」
足元に転がるソフトボールほどの大きさのガラス玉のようなきれいな球体。
俺は初めて見るそのアイテムの名前をステータスボードで確認する。
*************************************
ドラゴンの宝珠
*************************************
「ドラゴンの宝珠か……聞いたことないな」
とりあえずそのアイテムを不思議な袋の中にしまうと俺は再び歩を進めていった。
俺は東京都にあるランクGの未踏破ダンジョン、通称長い砂のダンジョンの真上に来ていた。
高層ビルと高層ビルの間にぽっかりと不自然に空いた大きな穴。それが長い砂のダンジョンの入り口だった。
スーツを着た男性たちが歩道を行き交う中ファンタジー色の強い服装と武器を持った男女二人組がまさに今からダンジョンへと入ろうとしている。
「さてと、俺も行くかな」
俺は人目につかないように近くの高層ビルの屋上に下りると転移魔法を駆使しながらビル内を移動して地上へと下り立った。
ちなみに俺はさっき空から見た男女二人組とは違い防具も武器も所持してはいないので普通にしていればそうそう目立つことはない。
「食べ物も着替えも持ったし準備は万端だ」
俺は腰に下げた不思議な袋に一度視線を落としてから目の前の長い砂のダンジョンへと足を踏み入れるのだった。
☆ ☆ ☆
ダンジョン内は砂に覆われた洞窟のような空間だった。
地面も壁も天井も一面黄色い砂だらけでまるで砂漠の中にいるような気さえしてくる。
そのせいでこころなしか少し暑く感じるくらいだ。
ざっざっと砂を踏みしめるように通路を歩いていくと突き当たりで道が九つにわかれていた。
「どの道に行ったらいいかな……」
こういう時にダンジョン内を見渡せる魔法やアイテムのある場所を探し当てる魔法を覚えていれば楽なのだが残念ながら俺はそういった類の魔法は一切使えない。
「順番に右から行くか」
考えていてもらちが明かないのでとりあえず適当に先に進むことにする。
☆ ☆ ☆
「げっ……行き止まりかよ」
散々歩いた挙句一番右の通路は魔物もアイテムも見当たらない何もないハズレの道だった。
完全に時間の無駄だったな。
そう思いながらきびすを返してもと来た道を戻っていく。
すると半分くらい戻ったところで、
『シャアァァァッ!』
突如地面が盛り上がり砂の中から体長二メートルほどの細身のドラゴンが姿を見せた。
「ステータスオープン」
俺はすかさずステータス画面を開くと横にスクロールして魔物の名前を確認する。
*************************************
サンドドラゴン
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目の前の魔物の名前はサンドドラゴン。
名前からして特別危険そうな魔物ではないと判断した俺は地面を蹴るとサンドドラゴンの背後に瞬時に回り込み手刀で胴体を切断した。
サンドドラゴンが消滅すると、
《佐倉真琴のレベルが11上がりました》
機械音がレベルアップを告げてくる。
「おおっ」
スキル【経験値1000倍】と【必要経験値1/20】のおかげで確実にレベルの上り方が今まで以上に早くなっている。
ランクGのダンジョンの地下一階に潜む魔物を一体倒しただけで俺のレベルは38016から38027へと楽々上がった。
さらにラッキーなことにサンドドラゴンはアイテムをドロップしていった。
「なんだこれ……?」
足元に転がるソフトボールほどの大きさのガラス玉のようなきれいな球体。
俺は初めて見るそのアイテムの名前をステータスボードで確認する。
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ドラゴンの宝珠
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「ドラゴンの宝珠か……聞いたことないな」
とりあえずそのアイテムを不思議な袋の中にしまうと俺は再び歩を進めていった。
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