最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第91話 エクゾディア
「あのぅ、もしかしてあなたがガルガンチュアさんですかぁ?」
突如出現した巨大ロボットを見上げながら磯さんが声をかける。
ゴゴゴゴ……。
とゆっくり顔を動かし巨大ロボットはがくんとうなずいた。
「わぁ~、すごいですぅ。ガルガンチュアさんはわたしの代わりに戦ってくれたりするんですかぁ?」
するとガルガンチュアはまたもゆっくりとうなずく。
「わぁ、頼もしいですぅ……じゃ、じゃあ早速ですけどガルガンチュアさん、あの魔物さんをやっつけてくださいっ。佐倉さんの仇なんですぅっ」
磯さんの声を合図にしてガルガンチュアがゴゴゴゴ……と巨大なこぶしをダークライガーめがけ振り下ろした。
『オオォォォォーン!!』
だがその時だった。
ダークライガーは咆哮を上げると俺を呑みこんだ時と同じように口を大きく開け広げガルガンチュアのこぶしを呑みこみ出す。
「あぁっ、ガルガンチュアさぁんっ!」
磯さんの悲痛な声もむなしくガルガンチュアはダークライガーによって吸い込むようにして大きな体ごとあっさり丸呑みにされてしまった。
するとそれと同時に俺がいる亜空間の宙に穴が開きガルガンチュアがそこからにゅうっと現れる。
「おわっ!?」
急に現れたガルガンチュアに驚く俺。
どうやらダークライガーに呑みこまれたものはこの亜空間に飛ばされるようだった。
「なるほど……じゃあダークライガーがもう一度何かを呑みこむ時が出るチャンスってわけか」
全身全霊で亜空間の壁を殴りつけるという手段は最後の切り札にとっておいてとりあえず磯さんにこの状況をゆだねてみるか。
こんなこと言ったら悪いけどどこか抜けている磯さんならそのうち勝手に呑みこまれてくれそうだしな。
「そんなぁ、ガルガンチュアさんまでやられちゃいましたぁ~……こ、こうなったらもう一個のアイテムを使いますぅっ!」
そう言うと磯さんは左手に持っていたジッポライターそっくりのエクゾディアというアイテムを高々と掲げてみせた。
そしてカチッとエクゾディアのスイッチを押す。
するとその瞬間穴が開いていた部分からボゥッと炎が燃え上がり炎の化身のような存在が顕現した。
その存在に「わぁ、きれい~」と目を奪われつつも、
「あ、あのぅ、あなたがエクゾディアさんですか?」
磯さんが訊ねる。
『……そうだ。我こそは炎の精エクゾディアなり……』
威圧感のある声が返ったきた。
『……願いを言え。一つだけ叶えてやろう……』
「お願いですか? なんでもいいんですか?」
『……構わん。好きな願いを言え……』
「あの……だったら、さっきあそこの魔物さんに食べられてしまった佐倉さんを生き返らせてくださいっ!」
磯さんが目を閉じ必死に懇願する。
磯さん。やっぱり俺が死んだと思っているんだな。
『……その者は生きている。よってその願いは聞けん……』
「ふぇ? 佐倉さん、い、生きているんですか!? 本当ですかっ!? よかったぁ~」
胸を押さえほっと息を吐く磯さん。
『……さあ早く願いを言え……』
「じゃ、じゃあそこにいる魔物さんを退治しちゃってくださいっ! ……で、出来ますかぁ?」
『……たやすいことだ……』
磯さんがダークライガーを指差し願いを告げるとエクゾディアはすうぅっとその姿を消した。
そして三秒ほどの沈黙が過ぎたあとだった。
『オオォォォォーッ……!?』
ダークライガーは苦しそうな声を上げ――直後絶命した。
突如出現した巨大ロボットを見上げながら磯さんが声をかける。
ゴゴゴゴ……。
とゆっくり顔を動かし巨大ロボットはがくんとうなずいた。
「わぁ~、すごいですぅ。ガルガンチュアさんはわたしの代わりに戦ってくれたりするんですかぁ?」
するとガルガンチュアはまたもゆっくりとうなずく。
「わぁ、頼もしいですぅ……じゃ、じゃあ早速ですけどガルガンチュアさん、あの魔物さんをやっつけてくださいっ。佐倉さんの仇なんですぅっ」
磯さんの声を合図にしてガルガンチュアがゴゴゴゴ……と巨大なこぶしをダークライガーめがけ振り下ろした。
『オオォォォォーン!!』
だがその時だった。
ダークライガーは咆哮を上げると俺を呑みこんだ時と同じように口を大きく開け広げガルガンチュアのこぶしを呑みこみ出す。
「あぁっ、ガルガンチュアさぁんっ!」
磯さんの悲痛な声もむなしくガルガンチュアはダークライガーによって吸い込むようにして大きな体ごとあっさり丸呑みにされてしまった。
するとそれと同時に俺がいる亜空間の宙に穴が開きガルガンチュアがそこからにゅうっと現れる。
「おわっ!?」
急に現れたガルガンチュアに驚く俺。
どうやらダークライガーに呑みこまれたものはこの亜空間に飛ばされるようだった。
「なるほど……じゃあダークライガーがもう一度何かを呑みこむ時が出るチャンスってわけか」
全身全霊で亜空間の壁を殴りつけるという手段は最後の切り札にとっておいてとりあえず磯さんにこの状況をゆだねてみるか。
こんなこと言ったら悪いけどどこか抜けている磯さんならそのうち勝手に呑みこまれてくれそうだしな。
「そんなぁ、ガルガンチュアさんまでやられちゃいましたぁ~……こ、こうなったらもう一個のアイテムを使いますぅっ!」
そう言うと磯さんは左手に持っていたジッポライターそっくりのエクゾディアというアイテムを高々と掲げてみせた。
そしてカチッとエクゾディアのスイッチを押す。
するとその瞬間穴が開いていた部分からボゥッと炎が燃え上がり炎の化身のような存在が顕現した。
その存在に「わぁ、きれい~」と目を奪われつつも、
「あ、あのぅ、あなたがエクゾディアさんですか?」
磯さんが訊ねる。
『……そうだ。我こそは炎の精エクゾディアなり……』
威圧感のある声が返ったきた。
『……願いを言え。一つだけ叶えてやろう……』
「お願いですか? なんでもいいんですか?」
『……構わん。好きな願いを言え……』
「あの……だったら、さっきあそこの魔物さんに食べられてしまった佐倉さんを生き返らせてくださいっ!」
磯さんが目を閉じ必死に懇願する。
磯さん。やっぱり俺が死んだと思っているんだな。
『……その者は生きている。よってその願いは聞けん……』
「ふぇ? 佐倉さん、い、生きているんですか!? 本当ですかっ!? よかったぁ~」
胸を押さえほっと息を吐く磯さん。
『……さあ早く願いを言え……』
「じゃ、じゃあそこにいる魔物さんを退治しちゃってくださいっ! ……で、出来ますかぁ?」
『……たやすいことだ……』
磯さんがダークライガーを指差し願いを告げるとエクゾディアはすうぅっとその姿を消した。
そして三秒ほどの沈黙が過ぎたあとだった。
『オオォォォォーッ……!?』
ダークライガーは苦しそうな声を上げ――直後絶命した。
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