最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~
第18話 まずは鹿児島
ダンジョンセンターに着いた俺は早速手に入れたばかりの薬草と魔石を買い取ってもらうため長い列に並んだ。
毎度のことながらダンジョンセンターは混んでいて俺の番がやってくるまでまだ時間がかかりそうだ。
俺は待ち時間の間にスマホで新幹線とフェリーのチケットをチェックする。
「えーっと、鹿児島まで新幹線でそこからフェリーか……」
ざっと計算するとかかる費用は往復で十一万円ほど。
手持ちの金とこれから手にする金を合わせるとやはり十一万円ほど。
「おっ、ギリギリだけどなんとか足りそうだぞ」
最悪の場合は新幹線ではなく鈍行列車でもいいと思っていたからこれはラッキーだ。
スマホの時計を確認すると現在時刻は正午すぎ。
「今からでも行けるかな……?」
沖縄にある赤い影のダンジョンの攻略報酬三千万円は早い者勝ちだ。
急ぐに越したことはない。
だが、
「あ~駄目だ。沖縄行きは六時だ」
調べると鹿児島発沖縄行きのフェリーは午後六時からの一便だけ。
今からどう急いでも青森から鹿児島まで三時間で行けるわけはない。
ぎゅるるるる~。
腹の虫も鳴り出した。
「腹ごしらえでもするか」
俺は空腹を我慢しつつ自分の順番が呼ばれるまで待ち続けた。
☆ ☆ ☆
「ありがとうございました。またお越しくださいませ」
三十分後無事買い取りを終えた俺はダンジョンセンターをあとにする。
新青森駅に向かいながら俺は途中コンビニに立ち寄ると新幹線の中で食べるためパンを二つ購入した。
なるべく大きくて食べ応えのあるパンを選んだ。今は質より量だ。
その後駅に着いた俺はチケットを買い新幹線に乗り込むと席についてすぐパンをちぎって口に放り込む。
発車までの間にパンをきれいに食べつくした俺は新幹線の座り心地のいい椅子で少しの間眠りにつくことにした。
☆ ☆ ☆
二回の乗り換えを経て鹿児島駅に着くとそこから歩いてフェリー乗り場に到着した頃にはすっかり日は落ちていて、見上げると満天の星空が広がっていた。
カプセルホテルに泊まる金さえ余裕がない俺はフェリー乗り場の近くにあった公園で夜を明かすことに。
「公園で野宿か……八か月ぶりだな」
季節は冬だがさすが鹿児島。一晩くらいなら問題なく過ごせそうだ。
それこそ近場にダンジョンでもあればそこに入ってもよかったのだがあいにくスマホのダンジョン検索ではヒットしなかった。
俺は屋根のあるベンチに腰掛けるとゆっくりと目を閉じた。
毎度のことながらダンジョンセンターは混んでいて俺の番がやってくるまでまだ時間がかかりそうだ。
俺は待ち時間の間にスマホで新幹線とフェリーのチケットをチェックする。
「えーっと、鹿児島まで新幹線でそこからフェリーか……」
ざっと計算するとかかる費用は往復で十一万円ほど。
手持ちの金とこれから手にする金を合わせるとやはり十一万円ほど。
「おっ、ギリギリだけどなんとか足りそうだぞ」
最悪の場合は新幹線ではなく鈍行列車でもいいと思っていたからこれはラッキーだ。
スマホの時計を確認すると現在時刻は正午すぎ。
「今からでも行けるかな……?」
沖縄にある赤い影のダンジョンの攻略報酬三千万円は早い者勝ちだ。
急ぐに越したことはない。
だが、
「あ~駄目だ。沖縄行きは六時だ」
調べると鹿児島発沖縄行きのフェリーは午後六時からの一便だけ。
今からどう急いでも青森から鹿児島まで三時間で行けるわけはない。
ぎゅるるるる~。
腹の虫も鳴り出した。
「腹ごしらえでもするか」
俺は空腹を我慢しつつ自分の順番が呼ばれるまで待ち続けた。
☆ ☆ ☆
「ありがとうございました。またお越しくださいませ」
三十分後無事買い取りを終えた俺はダンジョンセンターをあとにする。
新青森駅に向かいながら俺は途中コンビニに立ち寄ると新幹線の中で食べるためパンを二つ購入した。
なるべく大きくて食べ応えのあるパンを選んだ。今は質より量だ。
その後駅に着いた俺はチケットを買い新幹線に乗り込むと席についてすぐパンをちぎって口に放り込む。
発車までの間にパンをきれいに食べつくした俺は新幹線の座り心地のいい椅子で少しの間眠りにつくことにした。
☆ ☆ ☆
二回の乗り換えを経て鹿児島駅に着くとそこから歩いてフェリー乗り場に到着した頃にはすっかり日は落ちていて、見上げると満天の星空が広がっていた。
カプセルホテルに泊まる金さえ余裕がない俺はフェリー乗り場の近くにあった公園で夜を明かすことに。
「公園で野宿か……八か月ぶりだな」
季節は冬だがさすが鹿児島。一晩くらいなら問題なく過ごせそうだ。
それこそ近場にダンジョンでもあればそこに入ってもよかったのだがあいにくスマホのダンジョン検索ではヒットしなかった。
俺は屋根のあるベンチに腰掛けるとゆっくりと目を閉じた。
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