亡国の黒騎士と呼ばれた男の旅路は闇の女王と共に
第76話 掻き集めた手札
自分の首元に迫る刃が太陽の光を反射して輝くのが見えた。
それほど斬撃がゆっくりとしているように感じるのだ。
危険を目の前にして感覚が研ぎ澄まされているというのもあるが、相乗してビアンキの腕の振り自体が鈍いというのもあった。
こうして十分に見切れている状態にはあっても、初めに言った通り俺はこの場から微動だにしない。
いや、する必要がなかったというべきか。
なぜなら予測できていたからだ。
「……くっ」
彼女が途中で手を止めることは。
すぐ目の前まで迫ったビアンキは苦悶の表情を浮かべてから改めて柄を強く握り直す。
だがまるで俺の傍らに見えない壁があるかのように、今の距離以上に刃が近づくことはない。
「あぁぁぁあああああ!! もうっ!」
しばらくの沈黙の後、対峙していた冒険者は癇癪を起こして自分の得物を地面に叩きつけた。
あぁ、やっぱり思った通りだ。
ビアンキは一流の部類に入る力や技を持っているけど、おそらくヒトを斬ることに気後れするきらいがある。
元からそうであったのか、過去の体験が作用しているのかは分からないが。
自分が持っている彼女に関する情報を頭の中で整理しているうちに、もしかしたらという考えに至った。
今にして思えば海賊からメリダを救出する際、不意打ちで1人目を倒した後に武器を入手する機会があった。
にもかかわらず、ビアンキは丸腰のまま素手で2人目に立ち向かっていったのだ。
いきなり投げたスコットのナイフに合わせたからとも思ったが、その前にも拾う時間は十分にあったし、そもそもからしてそんな素振りすらなかった。
何よりあの局面では拳よりかはリーチの長いサーベルを選択するはず。
それに加えて俺たちが同行した依頼や、パーティが受注した直近の依頼が、高ランクとはいえそのいずれもが調査任務という点だ。
しかも出会った頃に、そういった内容の仕事を主に請け負っているという発言もしていた。
その理由は内容的に最もヒトと争う機会が少ないからではなかろうか。
この傭兵任務だって、不幸な出来事がなければ無関心のままでいただろうに。
だが仮にそうだとしても、今のビアンキなら仲間のために心を押し殺そうが、精神をすり減らそうが、他人を斬り捨てる気概はあるに違いない。
実際に人混みの中から誰と分からずに仕掛けてきた奇襲は全力の一撃だった。
だからこそさっきは推し量ったのだ。
彼女にとって俺はどういう存在なのか。
どういう立ち位置にいるのかを。
もし臨戦態勢に入った時に、向かい合った敵がいきなり武器を収めたらどう思うか。
特に思い入れのないような相手なら、「舐めてるのか!」と憤慨するか、「よく分からないけどチャンスだ」と喜ぶのが普通ではないか。
 
ところがビアンキはというと、周囲の誰かに狙われると咄嗟に警告して俺の身を案じた。
それはつまり、少なくとも俺は死んでほしくはない人物に分類されているということ。
それでも天秤に乗せて重さを測れば、関係の密度からパーティメンバーの方に傾くだろう。
だからと言って軽い方を捨てるという選択をするまでの気持ちの整理を、あの僅かな時間で出来ないのが二輪の風のリーダーだ。
なぜなら彼女が大切にしているのは、重りだけでなく天秤そのものなのだから。
『どんな形でも繋がりを持てば皆身内』
これはデポルを救出した後に、その本人が語っていた一言。
どうせあいつのことだ、その場のノリで言っただけで、心から思っているわけじゃないのは分かっている。
まぁ、それでも癪なことに、突然デポルの声が頭に蘇ってきたからこそ閃いたんだ。
ビアンキこそが素でこれを体現していることを。
俺がこうして列挙したものは断片的で、きっと個々では確信を持つのが難しかったかもしれない。
だけど欠片を拾い集めて一纏めにしてみたらどうか。
そこからはビアンキという人物の本質が浮かび上がってくる。
スクレナが与えてくれた助言は、元より戦闘に関してというわけではなかったんだ。
「だってよ、海賊たちとの戦いでエルトやレイナ、海姫さんがいなかったら、私たちは無事じゃいられなかったんだぞ。なのに大恩に報いるどころか、そいつの命を奪うなんて出来るわけないだろ。それにフィルモスに帰ってこの話を仲間にした時に、あいつらが笑って言ったんだ。『そりゃ是非とも会ってみたいもんだ。直に礼もしたいしな』って」
眼前の冒険者は足元の剣の切っ先を見つめながら、震えた声でつぶやく。
「だから余計になんだよ。長い付き合いのおかげでみんなのことは熟知してるから。もしそんな相手を殺してまで生き残ったなんて知ったら、うちの連中は決して私を許さないだろうし、顔を合わせる度にお互い背負った十字架の重さを思い起こすことになるだろうさ。そんな死ぬよりも辛い人生を仲間に送らせるなんて真っ平御免だよ」
「俺は君を殺したくない。君も俺を殺したくない。じゃあ、どうする? これでは膠着状態のままだ。今のビアンキにとって最も貴重である時間だけが浪費されていくだけだぞ」
「分かってる! でもどうすりゃいいのかは分かんないんだ! どっちも助かるってんなら他には何もいらないから、そんな方法があるなら誰か教えてくれよ!」
ビアンキは感情が溢れて声を荒げる。
そうだ、回りくどいことをしてまで俺はこの言葉を待っていた。
もしいきなり話を切り出せば、どんな内容にしてもスコットあたりに「この場を逃れるための嘘なんじゃないのか」と指摘されてしまうかもしれない。
それを避けて交渉を始める為には、まず互いが対等な立場であることを理解させ、席に座らせなければいけないのだから。
彼女の人柄を見極めて何がしたかったのかはこの先にあったんだ。
「ならば聞いてくれないか? ビアンキが望む答えに最も近い提案をしてあげられるかもしれないから」
「本当か!? どんな?」
「単刀直入に言う。君が欲しい」
次の瞬間、周囲の喧騒が全て消え去ったような気がした。
まるでこの一帯だけが隔離され、時間が止まったみたいに。
それからみるみるうちに紅潮していくビアンキの顔と、背中に感じたスクレナによる蹴りの衝撃で、騒然たる世界は再び動き出した。
「バカ! い、い、いきなり何言ってんだお前は! そ、そういう台詞は言われ慣れてないんだからやめろよな。てか、こんな場所と状況で口説くってどんな趣向だよ!」
そうじゃなくて!
いや、すまない……今のは気が逸っていろいろと端折ったこっちが悪かった。
つまりだな、どうせ埒が明かないんだったら俺たちと組まないかって話だ。
「これまでの経緯を聞いた上でどうしてそんな提案が出せるのか理解できないな。それに乗っかって俺らに何のメリットがある?」
いまだに展開が呑み込めずにいるビアンキの代わりに、スコットから質問が投げかけられる。
正直、彼が前面に出てくる前にこの流れのまま押し切りたかったところだが。
「そうだな、そちらへの見返りとして、君らの仲間がかけられた呪術を解ける人物を紹介してやれる」
「し、詳細を聞かせてもらおうか」
会話の主導権を握られたくないからかスコットは平静を保とうとするも、目の前に差し出した餌に興味津々なのが隠しきれていなかった。
それもそのはず。
この降って湧いたような話は、向こうにとって大金を得るよりも魅力的なのだから。
なぜなら莫大な報酬を手にしたところで、二輪の風が抱えている問題が必ず解決に至るとは限らない。
確かに法外な額を積めば、危険な仕事でも引き受けてくれる者は現れるだろう。
だがそいつが必ず成功する保証があるわけじゃないのだ。
それにそもそも、限られた残りの時間で適した人材を見つけられるかどうかも分からない。
そこにきて今度は過程をすっ飛ばして、最短で結果を出せる案を唱える。
実のところ俺が初めに持ちかけた話は完璧には程遠いのだから、2人からすれば余計に垂涎ものだ。
より魅力的に感じるだけに食いつかないわけがない。
「海姫マリメアが俺たちの仲間だってことは既知の事実だな? 彼女の特殊能力である魔力感知を使えば、立体パズルのように組み上げられた複雑な術式を視覚化して、正確な手順で解除することが可能なんだ」
ビアンキは今にも承諾しそうな表情を見せていたが、スコットの方は黙って目を伏せたまま考え込んでいる。
それに対してはもどかしさというより、やはりなという思いだ。
逆の立場なら俺だってそうする。
なぜならこの提案にだってクリアすべき課題はいくつかあるのだから。
まずマリメアが常識外れの力を持っていることを彼らも知っているとしても、こちらが説明した能力が本当にあるのかという証明にはなっていない。
「信じてくれ」なんて言葉が意味を成さないからこそ、ここは担保が必要になってくる。
「もし俺が言ったことが嘘だったり、海姫による治療が不可だったとしたら、改めて俺の首を取ればいい。そうすればそっちは最初の選択に戻っただけで何も損はないだろう?」
まぁ、こんな大それたことを言ったが俺はマリメアの腕が確かなのも、本当はそれ以上に効果的な方法があるのも知っている。
ただ後者に関してはティターニア様が絡んでくる案だし、2人にとっては突飛な話になるから今は口にしないが。
「うん、まぁ……だけどな」 
尚もスコットが歯切れの悪い返事をするのは、おそらく先にも語った冒険者の禁忌について懸念しているからだろう。
王国側についている俺に協力をすれば、それはすなわち帝国軍からの傭兵任務を私情で放棄する形になる。
だがその点についても解決の糸口は見つけていた。
いや、実際にはビアンキたちが最初から持ち合わせているのだ。
そもそも二輪の風の惨状を引き起こした原因を考えた時に、最たるものは当然ながら虚偽の申告をした帝国軍である。
そして次点に上げるとすれば、依頼主の工作を見抜けなかった冒険者ギルドになるのだろう。
いくら国家レベルの相手が巧妙に情報を操作していたとはいえ、公正な仕事の場を提供するのが彼らの義務だからだ。
今回の事実が明るみになった上で、理由があるから仕方ないなんて姿勢をもし見せれば周囲に不信感を与え、以降は体制そのものが成り立たなくなるかもしれない。
そう考えれば、今現在ビアンキが仲間を助けるため資金集めに奔走しているが、本来ならギルド側が責任をもって工面するべきなのではないか?
もしかしたらまだ対応の協議をしているという可能性もあるが、その最中に当事者たちが独自に対処法を見出せたとなれば、寧ろギルド側は1回の依頼の破棄なんて喜んで目をつぶるだろう。
ここまで説いたところで両者ともまだ口を噤んでいる。
だがこの時点で俺が用意できたカードは全て出し切った。
この先はこれらのことを踏まえた上で、相手がどういう判断をするかで決まる。
だったら残されたのは最後の一手だけだ。
「もうあまり時間はないぞ。戦場のど真ん中でこれだけお喋りができたこと自体が幸運だったんだ。答えを出すなら今すぐにしてくれ。さぁ、早く!」
きっと2人とも、選択という杭は後出しの案の方へ宛てがわれているはず。
だから強い言葉によって何度も何度も打ちつけるのだ。
それが決してぐらつかないように、急に気が変わって別の箇所に移させないように。
深く、深くまで。
「なら最後に確認させてくれ。お前が言ったことに嘘偽りはないんだよな? 私の仲間はちゃんと完治するんだよな?」
俺が黙って頷き肯定してからも、ビアンキはじっとこちらを見つめていた。
おそらく瞳の僅かな揺らぎすら見逃さないようにしているのだろう。
だからこそ、これが彼女の決心のひと押しになったのかもしれない。
「……分かった、エルトに協力するよ。てか、もうほとんど心は決まってたけどな。スコットの考えはどうだ?」
「俺も姐さんに賛成だ。もし俺がリーダーだったとしても、同じ結論を出していただろうからな」
この返答を聞いた途端に、自分の中で張り詰めていた気持ちと、体内の熱を放出するよう大きく息を吐いた。
「うむ、よくやったな。敵に容赦をするなとは言ったが、ただ闇雲に倒していくだけでは勝てぬのが戦の難しいところだ」
スクレナは気の抜けて少しだけ前屈みになる俺の背に手を添えて、労いの言葉をかけてくる。
やはり思った通りだった。
ここでビアンキたちを蹴散らして先を急ぐのも間違いではなかったかもしれない。
しかしこの状況下での最適解は何かと考えた時に、導き出した答えは2人を味方に引き入れることだった。
つい先刻に自分でも話していたじゃないか。
可能な限りスクレナの魔力を温存するために戦力が欲しいと。
思いがけずそれが見込める人物と遭遇できたんだ。
この貴重な機会を活かさないなんて愚の骨頂と言えよう。
「だけどあの一瞬では完全に説き伏せるだけの材料が揃えられず、最後はちょっと強引だったけどな。まぁ、お前がいてくれたおかげで積極果敢に挑めたのが功を奏したよ」
俺が手のひらを上に向けて差し出すと、闇の女王はそれに応えるように力強く叩いた。
もっともこの件に関しては、ビアンキにいつか謝らなければいけないだろうがな。
本当のところ、彼女に対してひとつ嘘をついたことを。
というのも、初めに持ちかけた「首を持っていけ」という話。
先にも語った通り、あれはビアンキの人柄を分析した上で切り出したものだ。
だがそれでも予想が外れて、本気で命を取りに来たらどうするつもりだったのか。
そこはスクレナと目配せをした時に、表情を見てお互い思惑が合致していることは確信していた。
そもそもヒントをくれたのはあいつだしな。
きっと所作を見極めて本当に危険だと判断したら斬撃を止めていたに違いない。
おまけに向こうが注視している俺に全く動く気配がなければ、より言葉への信憑性を上げることだって出来る。
確かにスクレナは戦場において、誰もが等しくたったひとつの命をかけて戦っていると言った。
しかしビアンキには悪いが、俺にとって今はまだその場面ではないんだ。
この唯一無二のものを賭け金として提示すべき相手が誰なのかは、既に決めているのだから。
ならさっき言っていた覚悟とは一体なんだったのか。
言うなれば、パートナーを信頼して完全に身を委ねること。
もしくは好意的な感情を向けている相手に対して、事が済むまで嘘を貫き通すという心苦しさ故というところか。
さて、交渉も成立したことだし早くこの場を離れようか。
ビアンキたちもいろいろ切羽詰まってることだし、何もしない時間が勿体ないよな。
うん、そうしよう。
「ちょっ……なんだよ? なんでそんなに慌てて――」
「あれ? どうしたんだ? ビアンキ」
俺が皆を急かしてさっさと先を目指そうとしていると、こちらを気にかける者たちがぞろぞろと現れる。
状況から察するに二輪の風と共同で傭兵任務にあたっていた他のパーティだろう。
面食らった顔をしてるあたり、ビアンキはすっかり失念していたみたいだな。
慌ててここまでの経緯を説明しているようだ。
これも問題点のひとつとして数えていたが、あえて口にしなかったのは、言い開きに時間を取られる以外の支障はないと踏んでいるからだ。
なぜなら彼らは――
「よし、事情は飲み込めたぞ。だったら俺たちも一緒に戦おう」
「え!? いや、気持ちは嬉しいけどさ。こんなのは私の独りよがりなんだから、あんた達まで付き合うことないって」
「へへ、実はさ、事前に全員で話し合って決めてたんだ。今回の仕事で得られた報酬は二輪の風に全て託そうって。でもビアンキのことだ。それを聞いたら遠慮して自分たちだけで戦争に行くなんて言うだろうからな」
「床に伏せっているサーベロたちを助けたい気持ちはみんな一緒なんだぜ。これまで何回酒を酌み交わした仲だと思ってんだ」
そう言いながら冒険者たちは次々に帝国軍の腕章をちぎって捨てていく。
驚いたな。
社交的な彼女なら、他のパーティのメンバーとの関係も良好なのだろうとは思っていたが。
それでも俺の見込みは、目をつぶって道を開けてくれるくらいでしかなかった。
それがまさか協力まで申し出てくるなんて。
ビアンキによる日頃の思いやりに当てられた結果なのか、もともと気のいいヤツらが引き寄せられてきていたのか。
何にせよ、予定外の戦力を得ることが出来たわけだ。
ざっと見た感じ20人くらいはいるかな。
「それで、エルトが私たちの指揮を執ってくれるんだろうけど、まずは何をすればいいんだ?」
新たに加わった者たちから一斉に指示を仰ぐ視線を送られると、俺は進行方向の右手側にのびる運河を指さす。
その後に同じように指したのは、反対側の岩壁。
双方は平原の端から端を、また戦場の境界をはっきりと示している。
そして岩壁の方には、一部だけ急な斜面になっている場所があった。
おそらくずっと昔に大きな崩落があって今の形になったのだろうが、それが影響してこの箇所だけ土地の幅が少し狭くなっている。
「現在の王国軍はそこまで敵軍を押し返すことに全力を注いでいる。俺たちもその波に加わるんだ」
そうすることによって一気に戦況を有利な方向に傾けられるだけじゃない。
俺の予想が正しければ、王国に潜む裏切り者を炙り出せるかもしれないんだ。
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