青春の選択肢は結局気持ちだけで決めるものだ
第二章プロローグ
妹というのは実に可愛い。
俺には小学6年生の双子妹がいる。
名前は姉が心響しおん、妹が絵梨花えりか。
2人とも小学生なのに凄くしっかりしていて、落ち着いている。
なので余計愛着が湧くしものすごく守りたくなる。
俺は家族の料理当番なだけあっていつも2人は明るく出迎えてくれる。
6月の中旬、梅雨なだけあって雨が降振り、暗いいつもの帰り道だが、
俺は妹たちの事で頭がいっぱいだ。
ロリコンでもシスコンでもないよ。この愛は兄として当然だよ。
「だでいま〜」
「「おかえり〜兄ちゃん」」
いつものように走って玄関まで迎えに来てくれる。
ちなみに顔がそっくりで見分けがつかないので髪の長さで見分けをつくようにしている。長い方が心響で短い方が絵梨花だ。
「おおー我が妹よ。お腹空いてるのか、今すぐご飯作りますからね〜」
「子供扱いするな」
「このシスコン兄貴」
ごふっ!出たぜうちの妹必殺コンビ技、コンボ罵倒。
説明しよう、コンボ罵倒とはまず最初に心響がツッコミを入れ、その後絵梨花が罵倒するというシンプルかつ実に俺に効果的な必殺技なのだ。
俺は妹たちをそれぞれ手でなでなでしようと思ったらいきなりの拒絶反応、
これは精神的ダメージがちゅらい。
「あっあすっすいません」
思わず俺は手を引っ込めて敬語で謝ってしまった。
「それより兄ちゃん」
「今日のご飯は何?」
いつも通り、いきっぴたしの妹たち。
本当に仲がいい。
なんで俺とは仲良くしてくれないの(泣)
「今日はオムライスにしようか」
俺は靴を脱ぎながらそう答える。
「わーいわーい」
「オムライスだ〜!」
妹たちは手を上下にバンザイしながら喜んだ。
さすが小学生。まだオムライスやハンバーグといったものが大好きなのだ。
「ねえねえ兄ちゃんピーマンは大量に入れてね」
「副菜として漬物と梅干しもよろしくね」
やっぱりこいつら小学生じゃないかもしれない。
なんで小学生なのにピーマン好きなんだよ。
高校生ですら嫌いなやついっぱいいるぞ。
ていうか梅干しと漬物ってお前らお年寄りなのなんなの?
もしかして俺より年上だったりするの?
「あっああ、任せておけ」
俺は玄関から立ち上がりひとまず手を洗い、夕飯の準備にとりかかる。
まずは冷凍庫から4人分の冷凍ご飯を取り出してレンジ解凍する。
次に冷蔵庫からウインナーとピーマンと玉ねぎを取り出し、ウインナーは小口切りにし、野菜類はみじん切りにしていく。
次に解凍したご飯を中火で炒めながらケッチャプと塩コショウを足し野菜類とウインナーも足していく。
ご飯にケッチャプがからまったら火を止める。
後はお皿にご飯を乗せてその上にオムレツをのせたら完成である
妹たちに頼まれた梅干しや漬物をテーブルの上に置いて妹たちを呼ぶ。
「ご飯できたぞ〜」
2階から妹たちの足音がきこえあっという間にリビングに来た。
「「お腹すいた〜」」
「手は洗ったか?」
「「うん、昨日の今頃」」
いや、ネタが古い。
「いやお前らどこでそんなの覚えてくるんだよ。ていうか手を洗ってこいよ」
妹たちは「はーい」と言って洗面所へ向かった。
あいつらは素直で凄く可愛いんだが何かとこういうのを挟んでくる。
この前も「今何時?」って聞いた時も普通の小学生なら「おやじ!」とか言ってつまらないけど可愛げのある答えが帰ってくるものだが、うちの姉妹は「そうねだいたいね!」とか言ってた。
今どき小学生がなぜサザンを知っているんですかね?
夕食を食べ終わり食器を洗っていると母さんが帰ってきた。
「ただいま〜」
いつも通り仕事で疲れきり、声を少し震わせながら帰ってきた。
俺は軽く手を拭いて玄関に母さんを迎えに行く。
「お疲れ」
俺は母さんの仕事の荷物を持ちながら言った。
「本当に疲れた、もう明日死ぬわこれ」
本当にこの人は女性なのかというぐらいおっさんくさい。
「ご飯できてもう準備してあるから食べていいよ」
俺は荷物を持ち、母さんの部屋に向かいながら言った。
「うん、あんがと〜」
俺は荷物を母さんの部屋に置いてから再び食器洗いに戻った。
ひと段落ついたところで風呂を洗い湯を沸かして、母さんの食べ終わった食器を洗い終わったら、俺のいつもの仕事が終わる。
「おっけい、っと」
いつもの仕事がちょっとした達成感で言葉がごぼれる。
そしてそのあとは風呂に入った後、野球観戦かラノベを読むかゲームをしている。
これが俺のいつもの日常。
普通の高校生がどんな生活かどうかは知らないがまあ、大抵こんなもんかなと思う。
もう高校生である以上家事の手伝いはやらないとな。
だから別に不満はない。
大笠原村にイルカがいて、毎日サバイバルなように、
刈谷家には妹がいて、毎日が平凡だ。
俺には小学6年生の双子妹がいる。
名前は姉が心響しおん、妹が絵梨花えりか。
2人とも小学生なのに凄くしっかりしていて、落ち着いている。
なので余計愛着が湧くしものすごく守りたくなる。
俺は家族の料理当番なだけあっていつも2人は明るく出迎えてくれる。
6月の中旬、梅雨なだけあって雨が降振り、暗いいつもの帰り道だが、
俺は妹たちの事で頭がいっぱいだ。
ロリコンでもシスコンでもないよ。この愛は兄として当然だよ。
「だでいま〜」
「「おかえり〜兄ちゃん」」
いつものように走って玄関まで迎えに来てくれる。
ちなみに顔がそっくりで見分けがつかないので髪の長さで見分けをつくようにしている。長い方が心響で短い方が絵梨花だ。
「おおー我が妹よ。お腹空いてるのか、今すぐご飯作りますからね〜」
「子供扱いするな」
「このシスコン兄貴」
ごふっ!出たぜうちの妹必殺コンビ技、コンボ罵倒。
説明しよう、コンボ罵倒とはまず最初に心響がツッコミを入れ、その後絵梨花が罵倒するというシンプルかつ実に俺に効果的な必殺技なのだ。
俺は妹たちをそれぞれ手でなでなでしようと思ったらいきなりの拒絶反応、
これは精神的ダメージがちゅらい。
「あっあすっすいません」
思わず俺は手を引っ込めて敬語で謝ってしまった。
「それより兄ちゃん」
「今日のご飯は何?」
いつも通り、いきっぴたしの妹たち。
本当に仲がいい。
なんで俺とは仲良くしてくれないの(泣)
「今日はオムライスにしようか」
俺は靴を脱ぎながらそう答える。
「わーいわーい」
「オムライスだ〜!」
妹たちは手を上下にバンザイしながら喜んだ。
さすが小学生。まだオムライスやハンバーグといったものが大好きなのだ。
「ねえねえ兄ちゃんピーマンは大量に入れてね」
「副菜として漬物と梅干しもよろしくね」
やっぱりこいつら小学生じゃないかもしれない。
なんで小学生なのにピーマン好きなんだよ。
高校生ですら嫌いなやついっぱいいるぞ。
ていうか梅干しと漬物ってお前らお年寄りなのなんなの?
もしかして俺より年上だったりするの?
「あっああ、任せておけ」
俺は玄関から立ち上がりひとまず手を洗い、夕飯の準備にとりかかる。
まずは冷凍庫から4人分の冷凍ご飯を取り出してレンジ解凍する。
次に冷蔵庫からウインナーとピーマンと玉ねぎを取り出し、ウインナーは小口切りにし、野菜類はみじん切りにしていく。
次に解凍したご飯を中火で炒めながらケッチャプと塩コショウを足し野菜類とウインナーも足していく。
ご飯にケッチャプがからまったら火を止める。
後はお皿にご飯を乗せてその上にオムレツをのせたら完成である
妹たちに頼まれた梅干しや漬物をテーブルの上に置いて妹たちを呼ぶ。
「ご飯できたぞ〜」
2階から妹たちの足音がきこえあっという間にリビングに来た。
「「お腹すいた〜」」
「手は洗ったか?」
「「うん、昨日の今頃」」
いや、ネタが古い。
「いやお前らどこでそんなの覚えてくるんだよ。ていうか手を洗ってこいよ」
妹たちは「はーい」と言って洗面所へ向かった。
あいつらは素直で凄く可愛いんだが何かとこういうのを挟んでくる。
この前も「今何時?」って聞いた時も普通の小学生なら「おやじ!」とか言ってつまらないけど可愛げのある答えが帰ってくるものだが、うちの姉妹は「そうねだいたいね!」とか言ってた。
今どき小学生がなぜサザンを知っているんですかね?
夕食を食べ終わり食器を洗っていると母さんが帰ってきた。
「ただいま〜」
いつも通り仕事で疲れきり、声を少し震わせながら帰ってきた。
俺は軽く手を拭いて玄関に母さんを迎えに行く。
「お疲れ」
俺は母さんの仕事の荷物を持ちながら言った。
「本当に疲れた、もう明日死ぬわこれ」
本当にこの人は女性なのかというぐらいおっさんくさい。
「ご飯できてもう準備してあるから食べていいよ」
俺は荷物を持ち、母さんの部屋に向かいながら言った。
「うん、あんがと〜」
俺は荷物を母さんの部屋に置いてから再び食器洗いに戻った。
ひと段落ついたところで風呂を洗い湯を沸かして、母さんの食べ終わった食器を洗い終わったら、俺のいつもの仕事が終わる。
「おっけい、っと」
いつもの仕事がちょっとした達成感で言葉がごぼれる。
そしてそのあとは風呂に入った後、野球観戦かラノベを読むかゲームをしている。
これが俺のいつもの日常。
普通の高校生がどんな生活かどうかは知らないがまあ、大抵こんなもんかなと思う。
もう高校生である以上家事の手伝いはやらないとな。
だから別に不満はない。
大笠原村にイルカがいて、毎日サバイバルなように、
刈谷家には妹がいて、毎日が平凡だ。
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