45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第691話 3人の少女パーティとの合流
その後リュークを加えた勇者パーティは、順調にレベル上げをし、金をため、成長していった。
だが、ここにきてパーティのバランスの悪さが露呈し、
「早急にメンバーを増やさねば!」
とクサーヴァーが言い出す始末。
「何言ってるんだクサーヴァー、前衛は俺とヨーリスが、後衛はお前がやってるじゃないか。それにリュークは色んな支援を真ん中で行ってくれてるし、聖女様もいて下さっている。どこにバランスの悪さがあるんだよ!」
ライナスはそう言ってクサーヴァーに食って掛かる。
というかライナスとクサーヴァーの仲は良くない。
そもそもクサーヴァーは他の面々とも仲が良くない。
「そう思うならもっときちんと戦闘をしろ。後衛は俺一人なんだ。お前ら取りこぼし多すぎ。」
「なんだと!」
だがこういう時リュークが止めに入ってくれる。
「まあまあ二人とも。次の街でとりあえず探してみたらどう?聖女様もいつまでも僕らの所にいるつもりはなさそうだし、そろそろ後衛を務めるメンバーや、クサーヴァーがもっと全体を見られるように、そう言ったメンバーは必要な気はするしね。」
「リュークが言うなら仕方ないな。だが、そう都合よく後衛が見つかるのか?」
だがクサーヴァーはこれに関しては全く問題にしていなかった。
何せもうすぐ新たに加えるメンバーを発見できるからだ。
これはあらかじめ確認していた予知の内容。
そしてその後、クサーヴァーはつらい行動をとらざるをえず、しばらく悩んでいた。
そして問題の日の前日、街で宿にありついたメンバーは、それぞれ休んでいた。
クサーヴァ―は明日の事を考え、その後の事を思うとどうすべきか悩んでいた。
その時ノックがし、聖女が入ってくる。
「どうしましたか?ずいぶん悩んでいるようね?」
聖女はクサーヴァーの行動の意味を理解しているので、恐らく近いうちに何かをするだろうと思っており、声をかけたのだが、
「明日、若い娘を3人メンバーに加える。」
「3人ね。では私が抜けたとしても、一人多いのね?それで悩んでいるのかしら?」
「・・・・俺はリュークを罠にかけないといけない。あいつはまた記憶を失う事になる。だが、必要な措置だ。」
「リュークに何かをするの?」
「それは言えないがわかるだろ?こうしないといけないんだ!」
クサーヴァーは着い聖女に強く当たってしまった。しまった!
俺は何を言ってるんだ!自分を見失うとは。
「あなたが具体的にどうするかは分かりませんが、リュークの事は心に止めおきましょう。」
「それにあんたもだ。3人と合流したのち、近いうちに離脱してもらわねばならない。」
「それは私にとって必要な事なのかしら?」
「ああ、あんたにもいい事だが、そうしないと今までの俺のやってきた事が台無しになるんだよ!それに、離脱したらすぐに娘と行動をしろ。」
「まあ、アメリータにもかかわる事なの?」
「それ以上は言わん。俺は寝る!」
そして翌日、街を出て街道を進んでいると、どうやら盗賊が女を襲っている所だったようだ。
だが女の方も手練れとみえ、10人を相手に3人で立ち回っていた。
「大変だ!助けないと。」
ヨーリスは明らかに女性が襲われていると判断、素早く賊に向かっていく。
「おい、勝手に行くんじゃねえ!」
クサーヴァーの制止を振り切り、賊に挑むヨーリス。
「はあ、何やってるんだよ、勝手に人と戦うな!」
そう言いつつ、ほっと胸をなでおろすクサーヴァー。
この後あっという間に盗賊を退け、3人の女性は無事だった。
だが、ここにきてパーティのバランスの悪さが露呈し、
「早急にメンバーを増やさねば!」
とクサーヴァーが言い出す始末。
「何言ってるんだクサーヴァー、前衛は俺とヨーリスが、後衛はお前がやってるじゃないか。それにリュークは色んな支援を真ん中で行ってくれてるし、聖女様もいて下さっている。どこにバランスの悪さがあるんだよ!」
ライナスはそう言ってクサーヴァーに食って掛かる。
というかライナスとクサーヴァーの仲は良くない。
そもそもクサーヴァーは他の面々とも仲が良くない。
「そう思うならもっときちんと戦闘をしろ。後衛は俺一人なんだ。お前ら取りこぼし多すぎ。」
「なんだと!」
だがこういう時リュークが止めに入ってくれる。
「まあまあ二人とも。次の街でとりあえず探してみたらどう?聖女様もいつまでも僕らの所にいるつもりはなさそうだし、そろそろ後衛を務めるメンバーや、クサーヴァーがもっと全体を見られるように、そう言ったメンバーは必要な気はするしね。」
「リュークが言うなら仕方ないな。だが、そう都合よく後衛が見つかるのか?」
だがクサーヴァーはこれに関しては全く問題にしていなかった。
何せもうすぐ新たに加えるメンバーを発見できるからだ。
これはあらかじめ確認していた予知の内容。
そしてその後、クサーヴァーはつらい行動をとらざるをえず、しばらく悩んでいた。
そして問題の日の前日、街で宿にありついたメンバーは、それぞれ休んでいた。
クサーヴァ―は明日の事を考え、その後の事を思うとどうすべきか悩んでいた。
その時ノックがし、聖女が入ってくる。
「どうしましたか?ずいぶん悩んでいるようね?」
聖女はクサーヴァーの行動の意味を理解しているので、恐らく近いうちに何かをするだろうと思っており、声をかけたのだが、
「明日、若い娘を3人メンバーに加える。」
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「・・・・俺はリュークを罠にかけないといけない。あいつはまた記憶を失う事になる。だが、必要な措置だ。」
「リュークに何かをするの?」
「それは言えないがわかるだろ?こうしないといけないんだ!」
クサーヴァーは着い聖女に強く当たってしまった。しまった!
俺は何を言ってるんだ!自分を見失うとは。
「あなたが具体的にどうするかは分かりませんが、リュークの事は心に止めおきましょう。」
「それにあんたもだ。3人と合流したのち、近いうちに離脱してもらわねばならない。」
「それは私にとって必要な事なのかしら?」
「ああ、あんたにもいい事だが、そうしないと今までの俺のやってきた事が台無しになるんだよ!それに、離脱したらすぐに娘と行動をしろ。」
「まあ、アメリータにもかかわる事なの?」
「それ以上は言わん。俺は寝る!」
そして翌日、街を出て街道を進んでいると、どうやら盗賊が女を襲っている所だったようだ。
だが女の方も手練れとみえ、10人を相手に3人で立ち回っていた。
「大変だ!助けないと。」
ヨーリスは明らかに女性が襲われていると判断、素早く賊に向かっていく。
「おい、勝手に行くんじゃねえ!」
クサーヴァーの制止を振り切り、賊に挑むヨーリス。
「はあ、何やってるんだよ、勝手に人と戦うな!」
そう言いつつ、ほっと胸をなでおろすクサーヴァー。
この後あっという間に盗賊を退け、3人の女性は無事だった。
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