45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第690話 聖女様はリュークを連れてくる
聖女アルフォンシーナを加えた急増勇者パーティ、クサーヴァー・ヨーリス・ライナス・アルフォンシーナであったが、このままではレベルが低すぎて話にならず、外でレベル上げをする事に。
この頃にはアルフォンシーナの娘・アメリータは別行動を。
そして勇者一行は時に野宿、時には町で・街で宿に泊まったり。
そして時折宿に泊まるとクサーヴァーの姿が見えない時があったが、
「あいつ何だかそわそわして、『金があるんだから察しろよ!』と言って居なくなるんですよ。いいんですかね聖女様。」
目ざといライナスは時々いなくなるクサーヴァーを疑問に思うのだが、アルフォンシーナは
「少しぐらい大目に見てあげなさい。まあ彼も男の子ですから。」
「何故聖女様はいつもあいつの肩を持つのですか!」
「ライナス、人にはそれぞれ役割というものがあります。そして
クサーヴァーには、彼の役目というものが存在しています。ですので、見て見ぬふりをしてあげるのです。」
聖女はそういうが、意味が全く分からない。
「聖女様、僕には理解できません。その役目って何ですか?いつも一人で勝手に消えるし、常に主導権を握ろうとしているし。」
そしてじっと見ていたヨーリスは
「まあライナス、クサーヴァーはなんだかんだ言って孤児院で暮らした仲じゃないか。少しは信じてやらないと。もともとあいつは自分で仕切りたがっていたし、孤児院にいる間にも時々姿を消していたじゃないか。いまさら聞いしても仕方がないさ。」
納得していないライナスだが、これ以上追及しても何も進展がないのを悟り、諦めて出直す。
こんな事を繰り返しているうちに、ある日クサーヴァーは聖女を伴って出ていく。
「おいヨーリス、今度は聖女様を巻き込んだぞ!いいのかあんなの放っといて。」
「しかしライナス、聖女様は問題ないと言ってるぞ。」
クサーヴァーが聖女と出かけると聞き、ライナスはやめさせようと聖女に詰め寄ったのだが、
【問題ありません。自分の身は自分で守れますから、気にせずに。それよりそろそろアイテムの補充を行っておいて下さい。ポーションがもう手持ちにほとんどないはず。】
今ヨーリスとライナスは、言いつけ通りに買い物をしていた。
その間にクサーヴァーは聖女を伴い出かけていた。
そして暫くして、一人の青年を伴って戻ってきたので、2人は驚いた。
「聖女様、その青年は誰ですか?」
人のよさそうなその青年。いったい誰?
「彼はリュークというそうですが、どうやら記憶をなくしているようです。魔法を使えるようですので、今後は私たちのパーティで活動してもらいます。」
驚く2人。
2人に、特にこのパーティは勇者たるヨーリスを中心としたパーティのはずなので、ヨーリスに相談もなくパーティメンバーを増やすとか、あり得ない!そう思っているライナスだが、
「彼は魔王を討伐するのに必要な人材ですから。」
そう言って聖女様はリュークなる人物を置いて、何処かへ消えていきました。
「あ、あの僕、リュークといいます。本当は自分の名前も覚えてませんが、持ち物からリュークという名前とわかりましたので。今後ともよろしくお願いします。」
2人は唖然としてしまった。
既に話が付いている。
「聖女様も困ったお方だ。まあしばらく様子を見よう。僕はライナス。こっちはヨーリスだ。」
こうしてリュークを加えたパーティが出来上がったのだった。
この頃にはアルフォンシーナの娘・アメリータは別行動を。
そして勇者一行は時に野宿、時には町で・街で宿に泊まったり。
そして時折宿に泊まるとクサーヴァーの姿が見えない時があったが、
「あいつ何だかそわそわして、『金があるんだから察しろよ!』と言って居なくなるんですよ。いいんですかね聖女様。」
目ざといライナスは時々いなくなるクサーヴァーを疑問に思うのだが、アルフォンシーナは
「少しぐらい大目に見てあげなさい。まあ彼も男の子ですから。」
「何故聖女様はいつもあいつの肩を持つのですか!」
「ライナス、人にはそれぞれ役割というものがあります。そして
クサーヴァーには、彼の役目というものが存在しています。ですので、見て見ぬふりをしてあげるのです。」
聖女はそういうが、意味が全く分からない。
「聖女様、僕には理解できません。その役目って何ですか?いつも一人で勝手に消えるし、常に主導権を握ろうとしているし。」
そしてじっと見ていたヨーリスは
「まあライナス、クサーヴァーはなんだかんだ言って孤児院で暮らした仲じゃないか。少しは信じてやらないと。もともとあいつは自分で仕切りたがっていたし、孤児院にいる間にも時々姿を消していたじゃないか。いまさら聞いしても仕方がないさ。」
納得していないライナスだが、これ以上追及しても何も進展がないのを悟り、諦めて出直す。
こんな事を繰り返しているうちに、ある日クサーヴァーは聖女を伴って出ていく。
「おいヨーリス、今度は聖女様を巻き込んだぞ!いいのかあんなの放っといて。」
「しかしライナス、聖女様は問題ないと言ってるぞ。」
クサーヴァーが聖女と出かけると聞き、ライナスはやめさせようと聖女に詰め寄ったのだが、
【問題ありません。自分の身は自分で守れますから、気にせずに。それよりそろそろアイテムの補充を行っておいて下さい。ポーションがもう手持ちにほとんどないはず。】
今ヨーリスとライナスは、言いつけ通りに買い物をしていた。
その間にクサーヴァーは聖女を伴い出かけていた。
そして暫くして、一人の青年を伴って戻ってきたので、2人は驚いた。
「聖女様、その青年は誰ですか?」
人のよさそうなその青年。いったい誰?
「彼はリュークというそうですが、どうやら記憶をなくしているようです。魔法を使えるようですので、今後は私たちのパーティで活動してもらいます。」
驚く2人。
2人に、特にこのパーティは勇者たるヨーリスを中心としたパーティのはずなので、ヨーリスに相談もなくパーティメンバーを増やすとか、あり得ない!そう思っているライナスだが、
「彼は魔王を討伐するのに必要な人材ですから。」
そう言って聖女様はリュークなる人物を置いて、何処かへ消えていきました。
「あ、あの僕、リュークといいます。本当は自分の名前も覚えてませんが、持ち物からリュークという名前とわかりましたので。今後ともよろしくお願いします。」
2人は唖然としてしまった。
既に話が付いている。
「聖女様も困ったお方だ。まあしばらく様子を見よう。僕はライナス。こっちはヨーリスだ。」
こうしてリュークを加えたパーティが出来上がったのだった。
「45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
1,257
-
946
-
-
2.1万
-
7万
-
-
147
-
183
-
-
411
-
2,141
-
-
156
-
756
-
-
3,052
-
5,378
-
-
6,647
-
2.9万
-
-
1,640
-
2,764
-
-
2,794
-
1万
-
-
199
-
2,398
-
-
202
-
161
-
-
170
-
59
-
-
64
-
22
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
2,419
-
9,367
-
-
442
-
726
-
-
1万
-
2.3万
-
-
175
-
454
-
-
5,030
-
1万
-
-
5,170
-
2.6万
-
-
268
-
1,385
-
-
9,692
-
1.6万
-
-
4,916
-
1.7万
-
-
78
-
2,902
-
-
8,170
-
5.5万
-
-
750
-
1,732
-
-
3,146
-
3,386
-
-
2,493
-
6,724
-
-
396
-
2,079
-
-
610
-
221
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
170
-
603
-
-
9,390
-
2.4万
-
-
3,540
-
5,228
-
-
23
-
2
-
-
6,175
-
2.6万
-
-
153
-
244
-
-
1,292
-
1,425
-
-
6,656
-
6,967
-
-
2,858
-
4,949
-
-
986
-
1,509
-
-
3万
-
4.9万
-
-
195
-
926
-
-
6,044
-
2.9万
-
-
1,289
-
8,764
-
-
341
-
841
-
-
359
-
1,684
-
-
6,207
-
3.1万
-
-
71
-
153
-
-
49
-
163
-
-
81
-
281
-
-
3,642
-
9,420
-
-
87
-
30
-
-
1,862
-
1,560
-
-
217
-
516
-
-
105
-
364
-
-
12
-
6
-
-
19
-
1
-
-
2,621
-
7,283
-
-
2,940
-
4,405
-
-
7,461
-
1.5万
-
-
40
-
13
-
-
611
-
1,139
-
-
59
-
87
-
-
3,203
-
1.5万
-
-
401
-
439
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,692
-
1.6万
-
-
9,542
-
1.1万
-
-
9,390
-
2.4万
-
-
9,166
-
2.3万
コメント