45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第659話 勇者ヨーリスと転生者ライナス その3
暫く7人は進むが・・・・
どうしても4人の女の子が遅れてしまう。
何度か休憩もしたけれど、このままでは・・・・
仕方ないので、ここで2人を先行させる事に。
クサーヴァーの見立てでは、このまま2人を先行させれば、上手くいくはず・・・・
後はどう切り出すかだが・・・・
「はあ・・・・全くお前らのろまだな!そんな事でこの先大丈夫なのか?」
「またそんな事を言う・・・・この子身体がそんなに強くないのよ!少しぐらい考えてよ!」
「あ、その、ごめんね・・・・私を置いてみんな先に行っていいから。」
女の子たちはそう言うが、こんな所で4人を置いて行けば、どうなる事やら・・・・
「はあ?あんたら置いてったら後から言われるの俺達なんだけど?そんな事も分からんとは全く・・・・おいライナス、ヨーリス、俺はこいつらの面倒を見てやるから、先に行って手続きしておいてくれ!このままでは日が暮れるぜ!だがよ・・・・おまえらが先に向かえば、こいつらも手続きの時間がかからないからいいだろう?」
ヨーリスとライナスは顔を見合わせる。
「だけどクサーヴァー、それでは・・・・」
「あのなライナス、結果的にその方が早いって言ってんの!お前らならもっと速度上げても問題ないだろ?だがこいつらときたら、どんどん遅くなる!このままでは今日中に手続き終らねえが、お前らが先に行けば何とかなる、そう言ってんの!わかったか・・・・って聞いてるのかヨーリス!」
「・・・・まあこの辺りは安全なはずだから・・・・どうするライナス、先に行って手続き終らしておくかい?」
「・・・・クサーヴァー、君が1人で行けばいいのじゃ?」
「はあ?1人で何かあったらどうすんだ?お前らは俺の指示に従っとけばいいんだよ!それにお前ら仲いいだろ!お互いの事をよく知ってるだろうし・・・・おい考えるな!さっさと行っとけ!」
内心無理があると思いながらもそう提案し、無理やり先行させるクサーヴァー・・・・
暫くしてから、女子4名に対し、今渡すか考えるクサーヴァー・・・・
このままいけば、先行した2名はトラブルに巻き込まれ?今後この女子4名とは別行動になるだろう・・・・なら今にするか?
「さて・・・・おまえらこのままだと確実に来年を見る事は無さそうだからな、来年も生き残れるように、これを渡してやろう。」
そう言って渡したのは何の変哲もないブレスレッド。
「・・・・ナニよこれ?特に飾りっ気もないし!こんなの貰ってもあんたに言われたことを許したりしないんだから!」
そうは言っても孤児院で過ごした女の子は、一切の装飾品を持たない。
なので、こんなのでも内心嬉しいのだ。
「・・・・それはお前らがそれなしで生き残れるようになるまで、ずっと肌身離さず身に着けておくんだ。間違っても売るな。売れば相当な金額になるが、その瞬間おまえらの命の保証はなくなる。」
どうしても4人の女の子が遅れてしまう。
何度か休憩もしたけれど、このままでは・・・・
仕方ないので、ここで2人を先行させる事に。
クサーヴァーの見立てでは、このまま2人を先行させれば、上手くいくはず・・・・
後はどう切り出すかだが・・・・
「はあ・・・・全くお前らのろまだな!そんな事でこの先大丈夫なのか?」
「またそんな事を言う・・・・この子身体がそんなに強くないのよ!少しぐらい考えてよ!」
「あ、その、ごめんね・・・・私を置いてみんな先に行っていいから。」
女の子たちはそう言うが、こんな所で4人を置いて行けば、どうなる事やら・・・・
「はあ?あんたら置いてったら後から言われるの俺達なんだけど?そんな事も分からんとは全く・・・・おいライナス、ヨーリス、俺はこいつらの面倒を見てやるから、先に行って手続きしておいてくれ!このままでは日が暮れるぜ!だがよ・・・・おまえらが先に向かえば、こいつらも手続きの時間がかからないからいいだろう?」
ヨーリスとライナスは顔を見合わせる。
「だけどクサーヴァー、それでは・・・・」
「あのなライナス、結果的にその方が早いって言ってんの!お前らならもっと速度上げても問題ないだろ?だがこいつらときたら、どんどん遅くなる!このままでは今日中に手続き終らねえが、お前らが先に行けば何とかなる、そう言ってんの!わかったか・・・・って聞いてるのかヨーリス!」
「・・・・まあこの辺りは安全なはずだから・・・・どうするライナス、先に行って手続き終らしておくかい?」
「・・・・クサーヴァー、君が1人で行けばいいのじゃ?」
「はあ?1人で何かあったらどうすんだ?お前らは俺の指示に従っとけばいいんだよ!それにお前ら仲いいだろ!お互いの事をよく知ってるだろうし・・・・おい考えるな!さっさと行っとけ!」
内心無理があると思いながらもそう提案し、無理やり先行させるクサーヴァー・・・・
暫くしてから、女子4名に対し、今渡すか考えるクサーヴァー・・・・
このままいけば、先行した2名はトラブルに巻き込まれ?今後この女子4名とは別行動になるだろう・・・・なら今にするか?
「さて・・・・おまえらこのままだと確実に来年を見る事は無さそうだからな、来年も生き残れるように、これを渡してやろう。」
そう言って渡したのは何の変哲もないブレスレッド。
「・・・・ナニよこれ?特に飾りっ気もないし!こんなの貰ってもあんたに言われたことを許したりしないんだから!」
そうは言っても孤児院で過ごした女の子は、一切の装飾品を持たない。
なので、こんなのでも内心嬉しいのだ。
「・・・・それはお前らがそれなしで生き残れるようになるまで、ずっと肌身離さず身に着けておくんだ。間違っても売るな。売れば相当な金額になるが、その瞬間おまえらの命の保証はなくなる。」
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