45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第613話 調べてもらってる精霊から連絡が

あれから更に日時が経ち・・・・

精霊・・・・和佳達は出産した。

皇帝の所の精霊も出産したみたい。
だけど誰が父親か・・・・
秘密にしておこう。

精霊の出産はおっさん立ち会わせてくれなかったんだよね。
「普通の人との産み方とは違いますから、見ない方がいいと思いますわ。といいますか、見ればショックを受けると思いますので、絶対見ないで下さい。」

・・・・和佳にそう言われてたんだよね。
何度もくぎを刺されてね。

でもこっそり・・・・気配を断って実際には立ち会った?
けれど・・・・特に違和感なかったんだけどね?

精霊らしいと言えば精霊らしい?
何せ生まれた精霊が見えなかったんだよおっさんには。
なんとなくいるという感じはあるけれど。

「なあ和佳・・・・そのすまんが・・・・」

「・・・・ええ、知ってましたよ。隠れて見て下さったのですよね?人とは違いますので・・・・軽蔑されましたか?」

何で軽蔑する必要が?
「何で軽蔑するのかわからないけれど・・・・この手に抱けないのは少し残念だけど・・・・気配はなんとなくわかるんだよ?」

おっさんそう言って和佳の身体に付きまとって?いる何かを目で追っていく。そして指でその気配を追ってね。
眼を見開く和佳。
「・・・・まあ、本当に気配がわかるのですね!そうです!あの子の動きに合わせて、マスターの眼と指が・・・・うう・・・・抱かせてあげられないのが残念です・・・・」
おっさん和佳を抱きしめ・・・・なんとなくその和佳の子供?にも触れたような・・・・?
「大きくならないとその、姿がわからない?」
「・・・・顕在化するにはもっと成長しませんと・・・・」
「そうか・・・・おっさんその、顕在化した精霊との間に成した子がどういった成長するとか知らなくてさ・・・・」
「気にしないで下さいな。」

精霊・・・・結局よくわからないな・・・・

人間の妻も何人か出産し・・・・

・・・・
・・・
・・




ある程度落ち着いたころ、精霊・・・・女神とかを調べてもらってる精霊から連絡が来てね。

「マスター、調べていた精霊から、報告がありますわ。」
和佳が教えてくれる。
「お!いよいよ進展が?しかしよくその手掛かり?があったね。おっさんもそれなりに調べてさっぱりだったからね・・・・」

そしてその精霊たちの報告によれば・・・・

どうやら女魔王によって、女神は捕獲されたらしい・・・・
更には口田さんの住んでいる近くに湖があり、そこの小屋の中にいるらしい・・・・と。
そこまでわかったのか。
そしてさらに衝撃的な内容が。
女魔王の正体・・・・というか誰が女魔王か、というもの。
そう言えば女勇者は口田さんの妻でもあるんだよね。
まさか女魔王も口田さんの妻?だったら驚きだね・・・・

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