45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第585話 エルフの出産
これはどうなってるんだ?
ファートとサージュのいる所に、分娩台らしきものがせり出し、出産できるような、おっさんの知ってる方法だよ?
一般の産科でする方法。
だけど、先生がいない?
というか助産師?ここではどういうか知らないけれど・・・・
誰もいない。
しかもおっさん、2人の手を握ってるからね、何もできないよ。
そう思ったんだけどね、和佳が何もかも仕切って、他の精霊が、今おっさんの剣に入り込んでる精霊が、2人の出産の色々をやってるよ?
おっさん、妻の出産に立ち会ってるからわかるけど、今ここには出産を助ける人がいないんだよ?なんで?
こんな設備があるなら、しかも出産を目前に控えていえうの人がいるんだよ?
おかしいでしょ?
おっさんのその異変に気が付いた和佳が、おっさんに語り掛けてくるんだけど。
「マスターはエルフの出産は初めてでしょうか?」
「あ、もちろん初めてだよ?うん、ここにしかエルフの知り合いはいないからね。」
「そうですか・・・・あ、少し間違えました。エルフのが初めてですと、さらに上位のエルフのは・・・・」
「ある訳ないよね?ファートとサージュの事言ってる?」
「ええ・・・・2人の事は精霊エルフと、我々は呼んでいます。2人はある意味で精霊ですので、私達で手助けができるのですよ。」
・・・・よくわからん・・・・
そして・・・・今気が付いたけど、2人の様子が変だ。それに、手が・・・・ん?外せない?
おっさんが違和感があって・・・・、握ってる手を放しはしないけど、握りなおしたりもできない・・・・
「始まりましたわ。お2人様とマスターの間にパスがつながりました。」
え?何?パスってどういう事?
「だ・・・・ダーリン・・・・」
苦しそうにファートがおっさんを呼ぶ。
「ねえ、もっと強く握って?」
喜怒哀楽が得意ではないサージュまでおっさんに要望を。
「ここにいるから。このまま手を握っていればいいのか?」
「そう、そのままでお願い・・・・って・・・・ダーリンを感じる!あああああ!」
あ、破水した・・・・
「怖い、怖い助けて・・・・」
・・・・日頃そんな事は・・・・少なくともおっさんには決してこんな表情を見せたことのないサージュが・・・・
おっさん強く手を握ると、何かがサージュに流れる・・・・
続いてファートまで。
そしてこの後は和佳が全部するみたい。
「ファート様、サージュ様、もっとしっかり!もうすぐですよ?マスターのすべてが流れてますから!」
うん?何だ全てって?
そうこうしているうちに、おっさんの中から何かが出ていく感覚が・・・・
どれだけ時間が経ったのかわからないけど、今現在ファートが先にいきんでいる。
そして・・・・
生まれたよ。
すぐに他の精霊が運んでいく。
そしてすぐに今度はサージュが。
・・・・
こちらも無事終わったよ。
「ダーリン・・・・ありがとう・・・・どうしてここまで信用してくれるのかわからないけれど・・・・ダーリンを選んでよかった・・・・」
なんの事だ?
「色々隠しながらここまで来たのに、一度も裏切らなかった。そんな小次郎が好き。」
・・・・らしくない事を言っているな。
そしておっさんもなんだか疲れた・・・・
っして、疲れすぎたか?
何せファートとサージュが光り輝き・・・・よくわからないが光の珠になっていくんだよ。
え?何?ちょっと?子供を産んだら消えるとか?
ファートとサージュのいる所に、分娩台らしきものがせり出し、出産できるような、おっさんの知ってる方法だよ?
一般の産科でする方法。
だけど、先生がいない?
というか助産師?ここではどういうか知らないけれど・・・・
誰もいない。
しかもおっさん、2人の手を握ってるからね、何もできないよ。
そう思ったんだけどね、和佳が何もかも仕切って、他の精霊が、今おっさんの剣に入り込んでる精霊が、2人の出産の色々をやってるよ?
おっさん、妻の出産に立ち会ってるからわかるけど、今ここには出産を助ける人がいないんだよ?なんで?
こんな設備があるなら、しかも出産を目前に控えていえうの人がいるんだよ?
おかしいでしょ?
おっさんのその異変に気が付いた和佳が、おっさんに語り掛けてくるんだけど。
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「そうですか・・・・あ、少し間違えました。エルフのが初めてですと、さらに上位のエルフのは・・・・」
「ある訳ないよね?ファートとサージュの事言ってる?」
「ええ・・・・2人の事は精霊エルフと、我々は呼んでいます。2人はある意味で精霊ですので、私達で手助けができるのですよ。」
・・・・よくわからん・・・・
そして・・・・今気が付いたけど、2人の様子が変だ。それに、手が・・・・ん?外せない?
おっさんが違和感があって・・・・、握ってる手を放しはしないけど、握りなおしたりもできない・・・・
「始まりましたわ。お2人様とマスターの間にパスがつながりました。」
え?何?パスってどういう事?
「だ・・・・ダーリン・・・・」
苦しそうにファートがおっさんを呼ぶ。
「ねえ、もっと強く握って?」
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「ここにいるから。このまま手を握っていればいいのか?」
「そう、そのままでお願い・・・・って・・・・ダーリンを感じる!あああああ!」
あ、破水した・・・・
「怖い、怖い助けて・・・・」
・・・・日頃そんな事は・・・・少なくともおっさんには決してこんな表情を見せたことのないサージュが・・・・
おっさん強く手を握ると、何かがサージュに流れる・・・・
続いてファートまで。
そしてこの後は和佳が全部するみたい。
「ファート様、サージュ様、もっとしっかり!もうすぐですよ?マスターのすべてが流れてますから!」
うん?何だ全てって?
そうこうしているうちに、おっさんの中から何かが出ていく感覚が・・・・
どれだけ時間が経ったのかわからないけど、今現在ファートが先にいきんでいる。
そして・・・・
生まれたよ。
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そしてすぐに今度はサージュが。
・・・・
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「ダーリン・・・・ありがとう・・・・どうしてここまで信用してくれるのかわからないけれど・・・・ダーリンを選んでよかった・・・・」
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「色々隠しながらここまで来たのに、一度も裏切らなかった。そんな小次郎が好き。」
・・・・らしくない事を言っているな。
そしておっさんもなんだか疲れた・・・・
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何せファートとサージュが光り輝き・・・・よくわからないが光の珠になっていくんだよ。
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