45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第563話 色々な魔道具を製作する。まずは回復用。

あれから精霊達には服を着てもらったよ。

何せ皆おっさん好み?な姿・・・・こんなのが好みなんだ?と思わなくもない精霊もいるんだけどね・・・・
あ、見目麗しい姿なんだよ?
ちょっときつそうな顔つきの精霊さんもいる訳で。
え?ひょっとしてきつそうな顔つきの女性に何かして・・・・といった願望でもあったのだろうか・・・・

「あ、皆着たね?ええと、秘書さん?君はこれからどうなるの?」
「あ・・・・マスター。申し訳ございません。まさか私まで顕在化して頂けるとは思ってもみなかったものですから。」

「え?」
「え?え?」

え?どういう事だ?

「えっと・・・・おっさんが許可したの?した覚えはないけど?」

「そうなのですか?私まで受け入れられてましたよ?ですがどういたしましょう?」
「・・・・ここに沢山の精霊がいる訳だけど、君が一番話しやすそうだからね、落ち着くまでは君と話す事にするよ。他の精霊さんは、色々あると思うけど、そういう事だから・・・・」

「「「「はい!」」」」

・・・・あれ?きつそうな顔つきの精霊さんを含め、皆素直だぞ?
「あ・・・・まあ、この話は後回しだ。今はね、剣を打つ前準備の魔道具作製。君達精霊、皆手伝ってね。まずはそうだな・・・・」

まず2つの魔道具を作らないとね。

一つはおっさんを回復する魔道具。
何せこの5振りの剣を打つのに、アルフォンシーナとアメリータが寝込むほどの回復魔法をおっさんに使用したわけで。
まずはこうならないために・・・・

その次。
炉の温度では温度が足りない?なのでカトリーンが竜化してブレスを・・・・

これもね、カトリーンの消耗が凄いし、今後の事を思えば、毎回剣を打つ時にカトリーンにこんな酷い事をさせる訳にはいかないからね・・・・

で、
先に回復用の魔道具を作製したんだよ。

途中、秘書さんが割り込んできて、
「マスター、この魔道具なのですが、力のある魔物の魔石と、私と同格の精霊を常駐させれば、自動で回復魔法をマスターに使用できますわ。」
・・・・また精霊が増えるの?

「お言葉ですが、この領地の周辺には、精霊であふれております。そして、皆マスターに興味を。さらに言いますと、魔道具や剣の中を仮宿とし、できる限りマスターの近くにいたいと思っているのですわ。」
「よくわからんけど、そんなにおっさんの魔道具に精霊がいれば、おっさん魔力切れになるんじゃないの?」
「それは問題ございませんわ。そのための魔道具ですから。」
・・・・さっぱりわからん・・・・
「ああ、言葉が足りず申し訳ありませんわ。魔道具自体は相当魔力を消費いたしますので、魔石を用意するのですわ。取り外し可能な魔石を2か所。」

・・・・魔石を常に使うのか?

そんな中、話しながら作ってたんだけどね、まずは回復用の魔道具が完成したよ。

で・・・・出来上がったのが・・・・

”回復くんいちごう”

へ?なんで回復の後はひらがななんだ?

”白河小次郎専用回復用魔道具。魔石と精霊の制御で、エリクサー並みの効果の回復を常時発動し続ける事が可能。”

うん?なんだこれ?

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