45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第532話 ホムンクルスが2体やって来た?

気が付けばプシーさんだっけ?とエータさん?
が現れていてね。

「白河小次郎様の精神に多大な異常が発生しています。」
プシーさんの言葉が聞こえる。

「どうやら周囲に高位の精霊が多数存在しているようです。」
今度はエータさん。
何言ってるのかわからない。

『その方ら我らが分かるのか?話が早くていい。我ら4精霊は何かに誘われ、ここに紛れてしまってな。来たはいいが戻れなくなってしまったのだ。そこへこのヒューマンが我らの仮宿を用意してくれるようでな。早うせかしておるのだ。』

おっさんの口から何か知らない言葉が出てるぞ?

そう思ってるとおっさん、炉の中に手を突っ込み素材を確保。
『今じゃ!早う回復を!』

「「は、はい!」」

そしておっさん何か勝手に素材をこね始めて・・・・あ?なんかまとめちゃってるぞ?
一つの塊になったな・・・・

なんか勝手に台に置いちゃってるし・・・・

『今だ!!ブレスを!』

カトリーンに命令しちゃってるし・・・・

【わ・・・・わかったのじゃ・・・・】

塊にブレスが・・・・

凄い熱気・・・・

『皆急がねば!』
『時間があ!』
『もう僅か・・・・』
『仕方がないですわ。すべての制御をこちらで・・・・』

何かトンデモな発言が聞こえた気がするけど、おっさん此処で意識が飛んじゃったよ。

・・・・
・・・
・・


おっさん目が覚めてね。
アルフォンシーナとアメリータが半ば意識が朦朧としているようだけど、必死に回復魔法をかけてくれてる。

ええと、何で?

おっさん起き上がって、2人に
魔法を止めさせたよ。

更にはカトリーンがひっくり返ってる。

うわ!大丈夫なんかこれ?

ホムンクルスが2体、カトリーンをベッドに寝かそうとしてるけど、どうやら非力みたいで、持ちあがらない。
おっさんが持ち上げて寝かしてあげる。

「主よ・・・・ここまでブレスを吐いた事はないのじゃ・・・・もう疲れ果てたのじゃ・・・・」

よく分からないけど、ブレス吐き続けてたの?

そしてウェンディが、3人の娘さんを引き連れてる。
あ、もう娘さんじゃないな?嫁さん?

「コジロー?コジローなのかな?」

何かウェンディが変な事を聞いてくるな。

「ウェンディどうした?おっさんはおっさん、白河小次郎だぞ?」

「よ・・・・よかった・・・・」

そういいつつ、4人が持っている・・・・剣?布に包まれているけど、妙に気になる。

「なあ・・・・その布に包まれているのって、剣かい?」

おっさん訳が分からないまま聞いたよ。

「え?だって・・・・コジローが打ったんだよ?覚えてないの?」

え?そう言えば・・・・何してたんだっけ?

ああ、剣を打とうとして・・・・そこから記憶が無いなあ?

「なんか途中から記憶がないんだよ?それ本当におっさんが打ったの?」

そこには4振りの、見覚えのない、何やら常に剣の本体というべき部分?から文様が浮かび上がっている、とてつもない力を秘めてそうな剣があった。

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