閉じる

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第529話 結局ダンジョン、ナニしに行ったのか?

おっさん皆にもうダンジョン100層の攻略が終わり、この先はない事を説明。
「なんだと!最後まで戦わせろよ!」

皇帝がそう言うが・・・・

「あんたが余計な事をしなければ、100層のボスはドラゴンだったんだよ!」


「なん・・・・だ・・・と!じゃあ今から戻れば!」

「勝手にやってくれ!もう帰る!」

おっさん皇帝を置き去りにし、さっさと帰還したよ。
あ、ちなみに奥の管理の部屋にゲートは設置したよ。
「また来てください旦那さま。それにη241にもたまに来てもらわないと困りますからね。」

と・・・・残る事になったエータさん・・・・姿そっくりだから訳分らないよ・・・・

そう念を押されちゃったよ。

・・・・
・・・
・・


嫌がる皇帝を無理やり転移陣に連れてきてくれて、あ、エルヴィーラがね、連れてきてくれたんだよ。

そうそう・・・・あの皇帝が、最後のあの99層でのトンデモ行為のおかげか、レベルが10になってたよ。
ああ、そりゃあ最後にひと暴れしたかっただろう。
「分かってるならやらせろよ!」

と皇帝が言うが・・・・
「だが断る!」
おっさん即決。

泣く泣く孫の所へ向かったようだ。

・・・・
・・・
・・


あれから一月程が経ち、ダンジョンの報告も、正式にギルドへ書類を提出し、国へも・・・・皇帝自らダンジョンの調査?してるけど、結局は皇帝が管理するわけじゃないからね。
国へも報告をきっちりしたよ。
それと色々な鉱物ね。採取したあらゆる物の仕分けとか。

あっという間に一月過ぎちゃったんだよ。
結局・・・・おっさんあのダンジョンに何しに行ったんだろうね?
え?ナニしまくってたって?
そうなんだよね・・・・
調査に行っただけのはずなんだけど。

で、あれからダンジョンに行かなかったんだけど、やっと手が空いたので、久しぶりに向かおうと思ってね。
そう思ったら、ウェンディがやってきて、
「ダンジョン?気になる事があるから私も行ってあげるわよ!さ、コジロー行くわよ!」

まだ準備してないのに、連れてかれちゃったよ・・・・

そしてやって来たのですよ三度みたび、ダンジョン!
で・・・・あ、いた。以前おっさんが助けた子供・・・・じゃないなもう。

「ウェンディ、あいつらだよな?この短期間で随分成長したんじゃないか?」
おっさんウェンディに聞いてみた。
クィンシーと共に色々関わってたらしいからね。
「そりゃあ何カ月も経ってたら、大きくなるでしょ?あの子達は十分な食べ物が買えるようになったみたいだから。」

「やはりあれ以前は食生活が?」
「それに関してはコジローは責任感じなくていいのよ?難民だったから、この領地に来る前の食生活が悪かったんだから。だけどここに来てからは、よく食べてたし、本来そうなるべき姿になりつつあるんじゃない?」

そうならいいんだけどね・・・・

久しぶりに見たけど、何か忘れてる気が・・・・するけどまあいいか?

本来渡すべきではないカバンやら武器を渡しちゃってるのを失念している白河だった・・・・

「45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く