45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第496話 ボス部屋で皇帝が・・・・

今おっさん達は80層のボス部屋に居る。

何故か皇帝が・・・・

「何だか力が湧くんだ!!さ!!行くぜ!」

何だかテンションが高い・・・・

「皇帝レベル上がったんじゃないか?」

ナターリヤがおっさんに教えてくれる。

「おお!それでか・・・・なんだか急に動きが良くなったと思ってたんだよ。」
「だが気を付けたほうがいい。今は高揚しているが、まだ体のバランスが把握しきれてないはず。気が付いた時に違和感を感じるはずだ。それに、いざというとき今までと違う動きになるからな。」

そうなのか・・・?

おっさんそんなの知らんかったよ。そもそもおっさんのレベルの上がり方、どんなのだったんかいな?
スキル強奪した時に上がったんだろうけど、動きとか実感がわかないんだよな・・・・

で・・・・見ていると・・・・
「おお!凄いぞ!今までのが何だったんだっていうぐらい、魔物が見える!」

皇帝が無双してたよ。
あれレベル9か?
それとおっさんの用意した装備してるからな。実際装備の補正もあるから、今まで何とかここまでやってこれたんだよな?
だが・・・・明らかに動きが違う。違いすぎる?何でだ?

後で知ったんだが、皇帝にはユニークスキルと言うのがあるらしく、そのレベルが上がり、相当身体能力が上がり・・・・強化したらしい?
よく分からんが・・・・そんなスキルがあるんかいな?
身体強化じゃなく?
まあ、レベルが上がるブーストみたいなもんだろう。
なので実際はレベル9じゃなく・・・10とか11とか?
たぶん1レベルのブーストだったんだろうな。それが、今回のレベルアップ?その時にそのスキルも強化され、2レベルのブースト・・・・
それなら成る程なんだよな・・・・

「おいシラカワ、あれ、俺らより強くね?」

ちなみにこのメンバー、皇帝以外はレベル10だ・・・確か10のはず。
おっさんは15だけどね。

「うはははは!死ね死ねしねシネ!うはははは!!!」

皇帝は暴走していた・・・・

流石にすべての方向には対応できておらず、周囲をウェンディ達がサポートしてくれたよ。

気が付けば、おっさんは殆ど何もしないまま、ボス部屋が攻略されていた・・・・

・・・・
・・・
・・



そして今、何故か野郎どもと風呂に入っている。
あ、一度休憩所にゲート出してね・・・・戻ったんだよ。え?反則じゃないかって?いいんだよ。そんな細かい事は気にしないで。

風呂から出て、ダンジョンに戻ろうかと準備をしていたら、カトリーンがやって来た。
「主よ、ちょっと良いかの?」
「どうしたんだ?」


「少し話があるのじゃが。」
「いいけど・・・もしかしてダンジョンで戦いたい?」
「それもあるのじゃが・・・・勇者パーティが合流したいと云うておる。そして我も・・・・主と共に戦いたいのじゃ!」

ここにきて本格的なカトリーンの参戦か・・・・

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品