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45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第486話 もげるオーク

ウェンディがキレッキレな理由・・・・

相手がオークだったからに他ならない・・・・
おっさん思わず股間を押さえてしまったよ!
なにせウェンディ、オークの股間のあれを・・・・チョッキンしてるんだもん・・・・
男として同情します・・・・?

「そ▼んなんか見せないで!もげろ!」

・・・・相変わらずえげつないウェンディだった・・・・

で、オークのドロップアイテム・・・・

少し金色に輝く玉・・・・金玉?

実際には・・・・妊娠薬としての需要があるオークの睾丸・・・・
こんなの使いたくないが・・・・子を求める夫婦にとって、授からない場合は切実に欲しい薬なんだよね、きっと。

ただ、強くない個体のオークの睾丸は、さほど妊娠向上にはつながらないので、なるべくダンジョンの、下層の睾丸が求められるらしいんだよね。
このまま100層があるとして、その近くに行けば・・・・

「いいかシラカワ!求めて授からねえ夫婦ってのは多いんだ!これは貴族に多い。何故って、貴族ってのは近い身分の結婚しか基本しねえから、血が偏ってしまってな、あまり近いと、その内妊娠しづらくなるんだよ。それが男の問題か女の問題かは分からねえがな。」

・・・・貴族は、親が伯爵なら、子の結婚相手も伯爵か侯爵、子爵の子供になるんだよな・・・・
よほどの事が無い限り。
まあ、嫡男じゃなければ、商人や富裕層の娘を娶ったりあるあるらしいが。

なので、オークの睾丸は・・・オーク=睾丸らしい・・・・しかもオークを放っておけば、人間の女を攫い、孕ませ、オークが増えてしまう・・・・

うーそんな増え方嫌だなあ・・・・
なので、完全な害獣・・・・魔物。
女騎士がいれば
「くっ!殺せ!」
ってなるんだよな?え?何の知識だよって?ハハハ・・・・
ああ・・・・おっさんの周りには女騎士いないなあ・・・・

くっころか・・・・一度聞いてみたい気もするが・・・・

「私がそう言うプレイして差し上げますわよ?」

・・・・何処で覚えたんだよエルヴィーラ・・・・

確かにエルヴィーラなら、そう言った装備させればそれっぽくなりそう?

う・・・そんなのを考えたら、いかん・・・・ちょっと下半身が・・・・

それを見たエルヴィーラが目を輝かす。
あ、これ駄目なパターンや・・・・

「さあ旦那さま、早くボス部屋攻略して、休憩所でそのプレイをいたしましょう!」

いや・・・・しなくていいんだよ?
というか何その装備?
何で騎士っぽくなってるの?

「さあ!早く!致しましょう!あ・・・その・・・・私も興奮していいですか?」

・・・・もうどうでもいいわ・・・・

で、ボス部屋65階層・・・・

「私と旦那さまの為、とっとと死に晒せえ!」

「そ▼ん見せるなやあゴルアア!」

・・・・地がもろに出てますよエルヴィーラさん・・・・

ボスもあっけなく死に・・・・

一寸輝きを増した金の玉が落ちていて・・・・

「さあ!邪魔者は消えました!致しに行きましょう!」

おっさんエルヴィーラに襟首掴まれて、引きずられていったよ・・・・

そして・・・・2人で新たな境地を得たのだった・・・・

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