45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第454話 少しずつダンジョンを進む

手持ちの資料によると、次は3層、鉱物?

鉄でも出るのかな?

まあここはスルーかな。

そう思いながら、少しだけ掘ってみる。

うーん・・・分からん・・・・

あ、しまった・・・・こんな事ならブレット・カルダー男爵・・・・ブレッド君を連れてくるんだった・・・・

彼は鉱物に詳しいからね。

何せ岩の塊に、どのような鉱物が含まれてるか、大雑把にだけどわかるんだから凄いよね。

金の鉱脈、彼が見つけてくれたけど、おっさん未だにわからないんだよ。

あ、それと・・・・ダンジョン産の鉱物と、地上の鉱物は何が違うんだろうね・・・・

ミスリルの出土する場所も領地にはあるからね。

その辺り、聞いとけばよかったな・・・・

まあ、鑑定しても・・・鉄鉱石?と出るからね。
後で精製鉄の精製・・・製鉄?まあいいやそんなのは。そう言ったのは職人さんに任せておけばいいからね・・・あ、国がするんだっけか?あ、精錬だっけか?

「なあ、どうなんだ?」
おっさんその辺りの事は知らないから、一番詳しそうな皇帝に聞く事にしたよ。

「なんだいきなり?まあこういったのは普通国が管理するな。特に鉄は武器になるからな。後は金だな。これの精製は面倒なんだよ。ま、金の精製の一連は冶金って言うんだがな、無論国の秘伝だから細かいやり方は教えられねえがな。」

・・・・まあ、金はお金になるからな。その配合も含め、国が管理する必要があるんだろう。

珍しく真面な事を言うじゃねえか、皇帝さんよ!

「俺はいつもまともだ!シラカワのくせにうるせえんだよ!」

あ、しまった!心の声が漏れてたよ。

そして次の4層・・・
微妙だ・・・・

雑魚、本当に雑魚しか出ない。しかも単独で。

ゴブリン?
めっちゃ弱いのが。

これ、子供でも簡単に倒せそうだな。

ま、この辺りはほぼスルーして5層へ。

恐らくこのダンジョンは、5層毎にボス部屋がある。

なのでここにも・・・ある。

で・・・・何やら1匹しか出ない。

秒殺・・・・

もっと流石に歯ごたえがね・・・・

「どんどん行くぜ!」

皇帝は先に行ってしまった・・・・

まあいいんだけどね。

で・・・・このダンジョンのボス部屋、攻略すれば先に進む事ができる。すると・・・・魔法陣があって、これを踏めば地上に戻れるらしい。ゲートみたいなのか?

で、すぐ近くに・・・家?建造物がある。

何で?

此処はかなりの低層なので、中は冒険者が沢山いる。

安全地帯らしい。しかもテーブルや椅子、ベッド、トイレ、風呂等が備え付けられていて、その気になればここで暮らせそう。

だが、こんな低層では、初心者パーティが沢山やって来るから、そんなに長い事占領できないな。
これもっと下層にもあるんだろうか?あれば便利だな・・・・

          

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