45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第435話 何でまたまたおっさん共と温泉なんだ?

歳いった野郎どもの入浴シーンなんて誰からも需要無いだろ?

え?あるって?誰だよそんなの・・・・?

まあ、多種多様の趣味嗜好等があるからね・・・・


まあ、それは置いといて・・・・

まあ、このメンツとの温泉も、随分定番になったもんだ。

と言っても4人揃うのは中々ないんだけど。

で・・・今問題にしているのは、領地にて発見されたというダンジョン。
しかも、領内の子供が好き勝手に?出入りしているとか。

つまり、子供の足で気軽にやってこれる距離にダンジョンがある訳だ。

むむう!これは管理をしっかりしないと・・・・

あ、それとね・・・・折角王女様?を・・・・皇帝の妹?救出したのだが・・・・あまり皇帝は機嫌がよくない。なのでこうしておっさんとよく温泉に来てるんだが・・・・

「なあ皇帝さんよ、そろそろリューク君との仲を精神的に認めてやれないのかい?」

どうやら皇帝は、妹をリューク君に取られたと思い込んでるようだ。

「だってよシラカワ!大切な妹が・・・リュークに・・・・うう・・・・」

はあ・・・重傷だなこりゃ。

「なあ・・・・もう結婚してもおかしくない年齢なんだから・・・・いい加減認めてやれよ!」

「・・・・これも糞勇者のあほのせいだ!」

「もう死んでるんだから諦めろ!」

エリザヴェータ女史とリューク君に起こった直接の原因である元・・・・前か?勇者の素行の悪さが原因・・・・しかも現勇者のおかげでもって・・・・どうやらスキルの影響があったようだけど・・・・屑勇者は死んだらしい。

で・・・未だに恨んでるようだ、皇帝は。

まあ放っておこう・・・・おっさん暫くロニーさんとロートレック公爵と色々話をして・・・・温泉から出たよ。

で・・・・間の悪い事に・・・・エリザヴェータ女史とリューク君は・・・・家族用の温泉に入っていたようで・・・・おっさんらが休憩所に向かうと、ほぼ同時に現れた・・・・

「ちきしょおお!!!!!」

折角汚れを落としたのに・・・・皇帝は血の涙を未だ流し続け、走り去った・・・・

「お、2人とも、調子はどうだね?」

おっさんは2人に聞いてみる。

「あ、これは両公爵さまとロニーさん、あれから順調ですよ。エリザヴェータももう体調は万全ですから。」

そう言うリューク君。何か変だが・・・・気にしないでおこう。

「もうあれから数か月経ちましたから・・・・かなり慣れましたわ。今後は・・・・またダンジョンに行ってみたいと思っていますの。」

・・・・大丈夫か?エリザヴェータ女史、トラウマになってない?

「・・・・ならどうだろう・・・・おっさんの領地に、新たなダンジョンが発見されてね。近い内に調査に行こうと思ってるんだけど・・・・よかったら2人共参加するかい?」

「是非!少し気晴らししたかったのですわ!ねえ良いでしょリューク?」

「エリザヴェータが行きたいなら僕は止めないよ。どこまで活躍できるか分からないけど・・・・」

「では公爵さま、よろしくお願いいたしますわ。」

・・・・今までスルーしてたけど・・・・何で会う人皆おっさんの事を、公爵さまって言うんだ?侯爵だよな?

          

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