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45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第410話 そうだ、あの靴だ・・・・忘れてた!

魔法を使い、降りようと、再チャレンジしてたけど、おっさんふと思ったんだ。

そうだ、靴・・・・おっさんもあれしたいなあ、と。

早速靴を履き、やってみる・・・・

おお!まさしくホバリング!

おっさんのやってる事にライナス君が気が付き・・・・

「僕にもその靴を!」

あ、目がキラキラしてるな・・・・

早速渡し・・・・素早く履くライナス君。

で・・・・おっさんが前、ライナス君が後ろで・・・・
「もう一人いれば完璧でしたね・・・・」

「馬鹿言っちゃあいけない!2人の時もあっただろ!」

そう、1人死んじゃって・・・・2人で白いのに挑んだあの時・・・・

「なあ、あれ何やってんだ?面白そうじゃねえか!俺にもさせろ!」

あ・・・・皇帝がその気に・・・・

・・・・
・・・
・・



「何だこれ!おもしれえ!異世界の奴は面白い事考えやがる!」

ちょっと遊んじゃったよ・・・・

で、今度はアイ■ンマンみたいに・・・・あれは手袋がいるか?

まあ、用意してるんだけどね。

そう、黒い奴に渡した後、あれ?これ手袋に仕込めばいい感じになるんじゃね?

結局披露する事なく、おっさんのカバンに眠ってたのさ・・・・

それが今!ようやく活躍の時が!

まあ、練習すらしてないからな・・・・

試しに靴、手袋でどこまでできるか・・・・


試したらこれがなかなかいいんだよ!
いいけど、精神力(魔力ともいう)がごっそり持っていかれる。

魔石で回復しつつ使えば行ける・・・・・?

結局勇者君とライナス君にも渡し、それぞれ練習を。

あ、皇帝もやってるぞ?

何だかんだで3人とも上手くなったので、これで降りる事に。

そうは言ってもロープと金具で、おっさんらは一応繋げていて、万が一があってもロープがあるから落下しないようにしてるのさ。

いくらおっさんのレベルが高くても、100メートルとか落下したら、間違いなく死ぬだろうからね。

で・・・・出発。

女性陣はロマンを感じなかったのか全く使おうとしなかった。

「のう主よ、妾がドラゴンになり、皆を乗せればよいのではなかろうか?」

カトリーンがそう言ってくれるけど・・・・

「そこで襲われたらどうするんだ?なるべくリスクは減らしたいんだ。」

「・・・・わかったのじゃ・・・・」

ごめん本当は これ やってみたかったんです ごめんなさい・・・・

おっさん心の中でカトリーンに謝ったよ。

「という訳で、もう一度やってみる。」

おっさん掌を腰付近に構え、魔力を流し込む・・・・

すると・・・体が浮く!
そのままゆっくりと穴に向かい・・・・

徐々に降りる。

あ、勿論頭にはヘッドライト装着済みだからね。

おっさんが合図をすると、ライナス君が下りてくる。最後の勇者君・・・ヨーリス君だったかな・・・・も降りてくる。

下を確認しつつ降りるけど・・・・問題はなさそうだな・・・・

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