第394話　召喚者へ、武具やアイテムのサポートを

口田殿と温泉に入り、口田殿御一行には、店でショッピングしてもらう事にして、その間に色々アイテムを用意しておこう。

現地のクランメンバーには、口田殿を含めた召喚者のサポートをして貰うのを条件に、防具や武具を渡しておこう。

それに、
口田殿と、そのパーティ、またクランメンバーが安全にダンジョンを攻略したりできるよう、いろんな服に付与しておかないと。

さあ、忙しいぞ。

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20人分ほどの服やら、アイテム等を用意した頃には、中々にクタクタになった。

だが、これで召喚者もそうそう死なずに済むだろう。

そして、お店では、皆さん色々お買い物を楽しんでくれたようだ。

回復ポーションやら、防御力のある服とか、結構お買い上げしていったみたい。

特に女性陣が、普段着用と、冒険用に、いくつか買って行ったらしい。

おしゃれも必要だからね。

あー後で確認してもらったけど、防具は普通の武器では切れないうえに、温度調節機能があるから、年中快適だろう。しかも、サイズも自動調整の優れもの。

口田殿も、この異世界になじめば、きっと店を出してああいった武具を作って販売できるんじゃないかな？
それと、今回は召喚者用にサポートの意味を含め、格安で売らせたから。

そして極めつけで、収納カバンを一つ、貸すことに決めたんだ。

万が一不正に使われてもいいように、口田殿にタブレットを渡し、タブレット経由でカバンを使えなくできるようにしてあって。

これは現地のクランにきっちり説明してもらうようにしておかないとね。

最後に、ゲートをたっぷり用意した。

口田殿には、ここにいつでも来れるように、ここに行けるゲートを、他にはペアのをそれなりの数を渡した。

ナンバリングしてあるから、タブレットで口田殿が管理しやすいようにしてある。

万が一敵対する国に渡れば、兵士をゲートで送り付けられて、大問題になるからね。

そして、いくつか注意事項を説明した後、口田殿御一行は帰って行ったよ。
召喚者が無事であってほしいから、まあ、出来る事はしてあげたいしね。

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デアの部下が、相変わらずミスってるらしい。

ミスを挽回しようと、さらなるミスをよび、収拾がつかないらしい。
よくね、私の所に来るんだよ。
「もう！あの娘ったら、相変わらずなんだから！沢山珠造らないといけないのに、あの娘にも協力してほしいのに！」

「まあデア、彼女はまだ不慣れなんだろう？私達で頑張るしかないだろう？」

「だけど！毎日は大変なんだから？」

「そうは言っても、しないとな？」