45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第322話 裏切りのせいで
それでもなかなか頭を上げようとしない3人。
「侯爵の命令が聞けないのかい?」
ちょっと可哀そうだけど強めに言ってみる。
「キトリー、ペトラ、オーセ、侯爵さまがこうおっしゃっているんだ、今すぐ立ち上がったほうが良い。」
「で・・でも・・・・」
「早くしろ!」
おっさん怒ったように言ったら3人ともすぐに立ち上がり、”申し訳ございません”とかなんとか言いながらもなんとか椅子に座ってくれたよ。ふー先が思いやられるよ。
「やっと座ってくれたね。じゃあ怒ってごめんよ。ああ言わないといつでまも土下座してただろう?君たちは。えっと、名前は白河小次郎だよ。年齢は49歳。ここシラカワ領の領主で、今は何故か侯爵してる。ちなみに剣術と魔術が得意だよ。あ、そうそう、この館の隣にはシラカワ商会があるけれど、君たちはもう行ったかい?」
そう言っても誰も反応してくれない・・・・
「じゃあさっき喋ってくれた君、確かキトリーと言ったよね、君から自己紹介をしてよ。」
そう言うとキトリーという娘さんは一瞬身体をビクッとさせて、驚いたような表情でおっさんを見てきたよ。
「は・・・はい・・・・わー・・・私は・・・キトリーと言いまヒュ・・・ね・・年齢は・・・18歳です。魔術師をやってまヒュ・・・お・・・お店・・・は、まだ行ってません・・・」
・・・・
・・・
・・
・
一通り自己紹介が終わって、おっさん聞きたい事があったから尋ねたよ。
「じゃあちょっと聞きたい事があるんだけど、ヨーリス君達はなぜこの事態を招いてしまったのか、知りたいんだよ。」
おっさんがそう言うと、ヨーリス君達は色々語り始めてくれたよ。
まあかいつまんで言うと・・・・
どうやら勇者パーティは順調に?旅をして、ついに魔王がいる城にたどり着いたようでね。
そして城に突入、魔王と対峙する事に。
そして魔王をあと一歩のところまで追いつめたらしいんだけど、その時あろうことか仲間の一人が突然裏切って、その直後に怪しげな魔術師が現れ、勇者パーティはこの怪しげな魔術師によってドラゴンがいる所へ無理やり転送させられ、その時にライナス君が深手を負って身動き取れなくなり、ヨーリス君は仕方なくここに通じるゲートを展開し、先に娘さん方を脱出させ、その後自分達も・・・・と思いきやゲートが使えなくなり、暫くしておっさんが現れて助けてくれた、と。
うーん、仲間に裏切られるとか・・・・それより、怪しげな魔術師が気になる・・・・
そう思ってるとライナス君が
「あいつ、他の仲間を追い出したり、女性陣を変な目で見てたり・・・・なまじ賢かったから大目に見てたんだけど・・・・こんな事なら、あいつをとっとと追い出しとけば・・・・」
「ライナス、今更だよ。」
うーん・・・・あまりメンバーに恵まれなかった?
「侯爵の命令が聞けないのかい?」
ちょっと可哀そうだけど強めに言ってみる。
「キトリー、ペトラ、オーセ、侯爵さまがこうおっしゃっているんだ、今すぐ立ち上がったほうが良い。」
「で・・でも・・・・」
「早くしろ!」
おっさん怒ったように言ったら3人ともすぐに立ち上がり、”申し訳ございません”とかなんとか言いながらもなんとか椅子に座ってくれたよ。ふー先が思いやられるよ。
「やっと座ってくれたね。じゃあ怒ってごめんよ。ああ言わないといつでまも土下座してただろう?君たちは。えっと、名前は白河小次郎だよ。年齢は49歳。ここシラカワ領の領主で、今は何故か侯爵してる。ちなみに剣術と魔術が得意だよ。あ、そうそう、この館の隣にはシラカワ商会があるけれど、君たちはもう行ったかい?」
そう言っても誰も反応してくれない・・・・
「じゃあさっき喋ってくれた君、確かキトリーと言ったよね、君から自己紹介をしてよ。」
そう言うとキトリーという娘さんは一瞬身体をビクッとさせて、驚いたような表情でおっさんを見てきたよ。
「は・・・はい・・・・わー・・・私は・・・キトリーと言いまヒュ・・・ね・・年齢は・・・18歳です。魔術師をやってまヒュ・・・お・・・お店・・・は、まだ行ってません・・・」
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一通り自己紹介が終わって、おっさん聞きたい事があったから尋ねたよ。
「じゃあちょっと聞きたい事があるんだけど、ヨーリス君達はなぜこの事態を招いてしまったのか、知りたいんだよ。」
おっさんがそう言うと、ヨーリス君達は色々語り始めてくれたよ。
まあかいつまんで言うと・・・・
どうやら勇者パーティは順調に?旅をして、ついに魔王がいる城にたどり着いたようでね。
そして城に突入、魔王と対峙する事に。
そして魔王をあと一歩のところまで追いつめたらしいんだけど、その時あろうことか仲間の一人が突然裏切って、その直後に怪しげな魔術師が現れ、勇者パーティはこの怪しげな魔術師によってドラゴンがいる所へ無理やり転送させられ、その時にライナス君が深手を負って身動き取れなくなり、ヨーリス君は仕方なくここに通じるゲートを展開し、先に娘さん方を脱出させ、その後自分達も・・・・と思いきやゲートが使えなくなり、暫くしておっさんが現れて助けてくれた、と。
うーん、仲間に裏切られるとか・・・・それより、怪しげな魔術師が気になる・・・・
そう思ってるとライナス君が
「あいつ、他の仲間を追い出したり、女性陣を変な目で見てたり・・・・なまじ賢かったから大目に見てたんだけど・・・・こんな事なら、あいつをとっとと追い出しとけば・・・・」
「ライナス、今更だよ。」
うーん・・・・あまりメンバーに恵まれなかった?
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