45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第320話 カトリーンの出産
「流石は主じゃな!妾の出産に立ち会ってくれるのじゃな!」
「え!カトリーン、お腹がかなり大きいなあとは思ってたけど、もう臨月?」
「そうなのじゃ!もう子宮口がかなり開いてきておるのう。」
・・・・こんな所にきてはいけないやん!
「あ・・・ひょっとして陣痛も来てる?」
「少し前からあったりなかったりじゃな。流石は主じゃな。伊達に何人も孕ませてはおらぬようじゃな。」
・・・・どう反応したら?
そう思ってたらデカいドラゴンが口をきいたよ。
「カトリーン、さあ、早く戻るのです。」
このドラゴン、雌か・・・・そう思ってたら、目が合ったよ。
「其方がカトリーンの伴侶かのう?」
「あーそうだけど、あんたは誰?」
「これは申し遅れた様ですね。わたくしはカトリーンの母です。」
げ!そう言えばカトリーンからそういった事は聞いた事がなかったな。
「そ・・・・それは・・・・えー白河小次郎です。」
「まあ、色々お話もしたいのですけれど、娘を連れて行きたいのですが、よろしいか?」
「あ、どうぞ。」
「さあカトリーン、乗りなさい。そなたら、この方々を乗せてついてまいれ。」
そう言ってカトリーンがドラゴンの背に乗ると、さっさと行ってしまったよ。
「主よ―待ってお・・は・・・」
あ、途中で何言ってるのか聞こえなくなった・・・・。
む、ドラゴンが数匹近付いてくる。
「さあ、シラカワ殿、我らの背に乗って下され。」
「あ、ちょっと待ってて。この2人を送ってくるから。」
おっさんそう言って勇者たちの方に向かって話しかけたよ。
「まあ、という訳でここがドラゴンの里だよ。あれ?そういう名前か??あれ?まあカトリーンの里で間違いないんだけど。まあ君達には関係なさそうだし、君たちの連れと合流するかい?」
「出来ればお願いいたします。」
ヨーリス君がそう言ったよ。
「よっしゃ、じゃあゲート使うか。先に行くからついてきなさい。」
おっさん先にゲートで館に戻り、ジスラン君に説明して、現れた勇者たちをジスラン君に任せて一人でカトリーンの元に向かったよ。
・・・・
・・・
・・
・
おっさんドラゴンの背に乗せてもらい、カトリーンの所へ向かったんだけど、やたらデカい建物が・・・デカいというか広い?に降り立ち案内を受けて、カトリーンの所へ向かったよ。
「主よ・・・・来てくれて嬉しいのじゃ!」
既にカトリーンは分娩台?で股を広げて出産の準備をしていたよ。
もうそんなに子宮口開いてるの?
どうやらカトリーン、かなり苦しそうな感じで、さっきまではかなり無理してたんじゃなかろうか?
そう思ってふと見ると、カトリーンによく似た女性が・・・助産師か何かかな?
出産の準備をしてるのに気が付いてね・・・・
もしかしてさっきのドラゴン?
・・・・
・・・
・・
・
暫くして無事男の子を出産したカトリーン。
取り敢えず人の形で生まれてくれたから安心したよ。
ドラゴンの姿だったらどうしようかって思っちゃったからね。
「カトリーン頑張ったね。」
真っ青な顔をしてるけど、落ち着いた顔つきのカトリーン。
「主よ・・・妾は・・・・頑張ったのじゃ・・・・」
「うん・・・良かった・・・・」
何度見ても出産の立合いは感動するよ。そして力尽きたのか、カトリーンは寝てしまったよ。そして気が付いたら、カトリーンによく似た顔の女性が、産まれたばかりの赤ちゃんを抱いていて、おっさんに見せてくれたよ。
「さあシラカワ殿、息子を抱いてみますか?」
「ありがとう、うん、そうさせてもらうよ。」
いやー産まれたての赤ちゃんはやはり小さい。そしてうつらうつらしてたようだけど、カトリーンがいつの間にか起きてこっちを見ていてね。
上体を起こしてもよさそうだったので、おっさんそのままカトリーンに赤ちゃんを渡したよ。
いやー幸せそうな顔をしてたよ。
「流石、主と妾の子じゃな!よい顔つきをしておるのじゃあ。」
そしてカトリーンは赤ちゃんをこの女性に渡して、また寝たよ。
・・・・
・・・
・・
・
しばらくして、この女性がおっさんに話しかけてきてね。
「この姿では初めましてでしょうか、カトリーンの母です。」
・・・・顔が似てると思ったけど、この女性がお義母さんか・・・・若いな、顔つきが。どう見てもカトリーンの姉にしか見えん。
「えーカトリーンの姉ではなく、お母さん?」
「まあ嬉しい事を言ってくれる事。我らは人間とは違い寿命が長い。それ故老けにくいのですよ、シラカワ殿。」
・・・・どう見てもおばあちゃんって感じじゃないんだよ。
その後しばらくこの・・・お義母さんと話をした後、屋敷に戻る事にしたよ。勇者パーティの事も心配だからね。それに幾つか気になる事もあるし。
・・・・
・・・
・・
・
「申し訳ないですが、一度戻ります。」
「わかりました。娘は暫くは里で過ごす事になります。また来てあげてください。」
おっさん、既に設置してあるゲートで戻る事にして、ヨーリス君たちが使ったゲートは回収しておいたよ。
そして、おっさん、ゲートで館に戻ったよ。
「え!カトリーン、お腹がかなり大きいなあとは思ってたけど、もう臨月?」
「そうなのじゃ!もう子宮口がかなり開いてきておるのう。」
・・・・こんな所にきてはいけないやん!
「あ・・・ひょっとして陣痛も来てる?」
「少し前からあったりなかったりじゃな。流石は主じゃな。伊達に何人も孕ませてはおらぬようじゃな。」
・・・・どう反応したら?
そう思ってたらデカいドラゴンが口をきいたよ。
「カトリーン、さあ、早く戻るのです。」
このドラゴン、雌か・・・・そう思ってたら、目が合ったよ。
「其方がカトリーンの伴侶かのう?」
「あーそうだけど、あんたは誰?」
「これは申し遅れた様ですね。わたくしはカトリーンの母です。」
げ!そう言えばカトリーンからそういった事は聞いた事がなかったな。
「そ・・・・それは・・・・えー白河小次郎です。」
「まあ、色々お話もしたいのですけれど、娘を連れて行きたいのですが、よろしいか?」
「あ、どうぞ。」
「さあカトリーン、乗りなさい。そなたら、この方々を乗せてついてまいれ。」
そう言ってカトリーンがドラゴンの背に乗ると、さっさと行ってしまったよ。
「主よ―待ってお・・は・・・」
あ、途中で何言ってるのか聞こえなくなった・・・・。
む、ドラゴンが数匹近付いてくる。
「さあ、シラカワ殿、我らの背に乗って下され。」
「あ、ちょっと待ってて。この2人を送ってくるから。」
おっさんそう言って勇者たちの方に向かって話しかけたよ。
「まあ、という訳でここがドラゴンの里だよ。あれ?そういう名前か??あれ?まあカトリーンの里で間違いないんだけど。まあ君達には関係なさそうだし、君たちの連れと合流するかい?」
「出来ればお願いいたします。」
ヨーリス君がそう言ったよ。
「よっしゃ、じゃあゲート使うか。先に行くからついてきなさい。」
おっさん先にゲートで館に戻り、ジスラン君に説明して、現れた勇者たちをジスラン君に任せて一人でカトリーンの元に向かったよ。
・・・・
・・・
・・
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おっさんドラゴンの背に乗せてもらい、カトリーンの所へ向かったんだけど、やたらデカい建物が・・・デカいというか広い?に降り立ち案内を受けて、カトリーンの所へ向かったよ。
「主よ・・・・来てくれて嬉しいのじゃ!」
既にカトリーンは分娩台?で股を広げて出産の準備をしていたよ。
もうそんなに子宮口開いてるの?
どうやらカトリーン、かなり苦しそうな感じで、さっきまではかなり無理してたんじゃなかろうか?
そう思ってふと見ると、カトリーンによく似た女性が・・・助産師か何かかな?
出産の準備をしてるのに気が付いてね・・・・
もしかしてさっきのドラゴン?
・・・・
・・・
・・
・
暫くして無事男の子を出産したカトリーン。
取り敢えず人の形で生まれてくれたから安心したよ。
ドラゴンの姿だったらどうしようかって思っちゃったからね。
「カトリーン頑張ったね。」
真っ青な顔をしてるけど、落ち着いた顔つきのカトリーン。
「主よ・・・妾は・・・・頑張ったのじゃ・・・・」
「うん・・・良かった・・・・」
何度見ても出産の立合いは感動するよ。そして力尽きたのか、カトリーンは寝てしまったよ。そして気が付いたら、カトリーンによく似た顔の女性が、産まれたばかりの赤ちゃんを抱いていて、おっさんに見せてくれたよ。
「さあシラカワ殿、息子を抱いてみますか?」
「ありがとう、うん、そうさせてもらうよ。」
いやー産まれたての赤ちゃんはやはり小さい。そしてうつらうつらしてたようだけど、カトリーンがいつの間にか起きてこっちを見ていてね。
上体を起こしてもよさそうだったので、おっさんそのままカトリーンに赤ちゃんを渡したよ。
いやー幸せそうな顔をしてたよ。
「流石、主と妾の子じゃな!よい顔つきをしておるのじゃあ。」
そしてカトリーンは赤ちゃんをこの女性に渡して、また寝たよ。
・・・・
・・・
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しばらくして、この女性がおっさんに話しかけてきてね。
「この姿では初めましてでしょうか、カトリーンの母です。」
・・・・顔が似てると思ったけど、この女性がお義母さんか・・・・若いな、顔つきが。どう見てもカトリーンの姉にしか見えん。
「えーカトリーンの姉ではなく、お母さん?」
「まあ嬉しい事を言ってくれる事。我らは人間とは違い寿命が長い。それ故老けにくいのですよ、シラカワ殿。」
・・・・どう見てもおばあちゃんって感じじゃないんだよ。
その後しばらくこの・・・お義母さんと話をした後、屋敷に戻る事にしたよ。勇者パーティの事も心配だからね。それに幾つか気になる事もあるし。
・・・・
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