45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第275話 フロレンティーナ
どれだけ時間が経ったのか、ようやく長はおっさんから離れたよ。
「賢者殿の内面を見させてもろうた。賢者殿は異世界に家族がおるのかのう?」
「あ、うん、そんなの良くわかるね。」
「それぐらいはわかる。そして・・・・賢者殿の世界への帰還は・・・・なかなかに難しそうじゃ・・・・何かが邪魔をするのであろう?」
「あれ?そんな事もわかるの?」
「これは、昔に召喚された人間が自分の世界に戻ろうとした事があってのう。賢者殿はゲートの存在を知っておるとおもうのじゃが、過去のゲートを作ったのは異世界からの召喚者じゃ。単に帰還したくて作ったらしいのじゃがな。」
「あ、そういえば誰かが・・・・ファートとサージュだっけ?が何かゲートの事を言ってた気がするよ。」
「恐らくその事であろう。何度か試み、かなりの年月をかけて改良し、こちらと彼方へ行き来できるようになったようじゃ。」
「お!やっぱりできるの?」
「完全にとはいかなかったと聞いておる。どうやらこの世界に縛られた何かを断ち切ることができず、本来の世界に長居ができなかったらしいのじゃ。長く留まろうとすればれば激痛が全身に走り、そして強制的にこちらに戻されたとか。ただ、その後成功したのかはわからぬが、何度か試み、その後戻ってこなかったようでの。本来の世界で命を落としたのか、それとも成功したのかは本人が戻ってこなかった故分からぬのじゃが。」
「!?その話はもっと分からないのですか!!」
「残念ながら。」
・・・・過去に成功した奴がいる?やっぱり何かあんだな!今度戻ったら別の方法で考えよう。
「恐らくじゃが・・・・何年かに一度、異世界へと通じる道が広がるようでのう。その時に向こうへと旅立ったとも聞いてはおる。賢者殿もその時に召喚されたのではなかろうか?」
「ああ、そう聞いてるよ。」
「では、もう暫く待つのじゃな。恐らく今行っても成功はせぬ。その時までしっかりと準備をする事じゃな。」
・・・・あと1年半ほどか・・・・
色々と長と話してると、ふと誰かの気配がしてね。
そしてノックのする音がして。
「誰じゃ?」
「私ですお母さま。薬をお持ちしました。」
「入れ。」
「ありがとうございます。失礼します。」
そういって?お母さま?長の娘?
が入ってきたよ。
あれだな、ネグリジェ。しかも薄い奴。
透けそうで透けない、微妙な奴。
その場で抱けって?駄目だよそんなの。しかしあれだな、長とそっくりだよ。長と違うのは顔が年齢の分かる顔つきしてるけど、それ以外はそっくりだよ?
どう見ても親子だね。
うーめっちゃ美人・・・・おっさん周りに美女が沢山いるんだけど、やはりエルフは違うね!
何がってその雰囲気?神秘的だよ!
高嶺の花だね、ありゃ。
そして、何か持ってるな。あれエルフの秘薬?
ちょっと今まで見たのと違う気がするけど。
「準備がいいのかのう?」
「はいお母さま。私も姉も、準備は整っております。」
「人間とまぐわう覚悟は大丈夫かのう?」
「むしろ賢者様に迷惑ではないのでしょうか?あのように沢山のお子様と奥方様がおられるというのに、こちらの都合で子種が欲しいという理由で申し訳ないのですが。」
「大丈夫じゃ。これも情報の対価と思うてもらえば賢者殿なら抱いてくれようぞ。そして賢者殿の奥方様は常日頃もっと賢者殿と女性の行為を助長しておるようだからのう。人間の貴族の当主というのはそういうものだからのう。」
「ありがとうございます、お母さま。私も姉も少し気が楽になります。」
「えーなにいってるんですか?」
「申し訳ございません賢者様、そしてはじめまして。長の娘のフロレンティーナです。このような貧相な体つきではございますが、どうかお情けをお与え下さいまし。」
ぶー何言ってんのこのエルフ?
確かに胸は控えめだけど・・・・いや、むしろおっさんのストライクゾーンだよ?
スラッとしててウエストもキュッとくびれてるし、お尻の形も良さげだし。
で、またこの流れなの?
「賢者殿の内面を見させてもろうた。賢者殿は異世界に家族がおるのかのう?」
「あ、うん、そんなの良くわかるね。」
「それぐらいはわかる。そして・・・・賢者殿の世界への帰還は・・・・なかなかに難しそうじゃ・・・・何かが邪魔をするのであろう?」
「あれ?そんな事もわかるの?」
「これは、昔に召喚された人間が自分の世界に戻ろうとした事があってのう。賢者殿はゲートの存在を知っておるとおもうのじゃが、過去のゲートを作ったのは異世界からの召喚者じゃ。単に帰還したくて作ったらしいのじゃがな。」
「あ、そういえば誰かが・・・・ファートとサージュだっけ?が何かゲートの事を言ってた気がするよ。」
「恐らくその事であろう。何度か試み、かなりの年月をかけて改良し、こちらと彼方へ行き来できるようになったようじゃ。」
「お!やっぱりできるの?」
「完全にとはいかなかったと聞いておる。どうやらこの世界に縛られた何かを断ち切ることができず、本来の世界に長居ができなかったらしいのじゃ。長く留まろうとすればれば激痛が全身に走り、そして強制的にこちらに戻されたとか。ただ、その後成功したのかはわからぬが、何度か試み、その後戻ってこなかったようでの。本来の世界で命を落としたのか、それとも成功したのかは本人が戻ってこなかった故分からぬのじゃが。」
「!?その話はもっと分からないのですか!!」
「残念ながら。」
・・・・過去に成功した奴がいる?やっぱり何かあんだな!今度戻ったら別の方法で考えよう。
「恐らくじゃが・・・・何年かに一度、異世界へと通じる道が広がるようでのう。その時に向こうへと旅立ったとも聞いてはおる。賢者殿もその時に召喚されたのではなかろうか?」
「ああ、そう聞いてるよ。」
「では、もう暫く待つのじゃな。恐らく今行っても成功はせぬ。その時までしっかりと準備をする事じゃな。」
・・・・あと1年半ほどか・・・・
色々と長と話してると、ふと誰かの気配がしてね。
そしてノックのする音がして。
「誰じゃ?」
「私ですお母さま。薬をお持ちしました。」
「入れ。」
「ありがとうございます。失礼します。」
そういって?お母さま?長の娘?
が入ってきたよ。
あれだな、ネグリジェ。しかも薄い奴。
透けそうで透けない、微妙な奴。
その場で抱けって?駄目だよそんなの。しかしあれだな、長とそっくりだよ。長と違うのは顔が年齢の分かる顔つきしてるけど、それ以外はそっくりだよ?
どう見ても親子だね。
うーめっちゃ美人・・・・おっさん周りに美女が沢山いるんだけど、やはりエルフは違うね!
何がってその雰囲気?神秘的だよ!
高嶺の花だね、ありゃ。
そして、何か持ってるな。あれエルフの秘薬?
ちょっと今まで見たのと違う気がするけど。
「準備がいいのかのう?」
「はいお母さま。私も姉も、準備は整っております。」
「人間とまぐわう覚悟は大丈夫かのう?」
「むしろ賢者様に迷惑ではないのでしょうか?あのように沢山のお子様と奥方様がおられるというのに、こちらの都合で子種が欲しいという理由で申し訳ないのですが。」
「大丈夫じゃ。これも情報の対価と思うてもらえば賢者殿なら抱いてくれようぞ。そして賢者殿の奥方様は常日頃もっと賢者殿と女性の行為を助長しておるようだからのう。人間の貴族の当主というのはそういうものだからのう。」
「ありがとうございます、お母さま。私も姉も少し気が楽になります。」
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