45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第265話 嗚呼将軍・・・・

・・・・話についていけない。
将軍はデーモンから解放されたわけじゃなく、今もデーモンが体の中に居るってわけ?今までと何が違うんだ?
この辺りは異世界の考えか?おっさんにはちょっと理解できんな・・・・
それに、閉じ込めたんだよな?閉じこめたままにする魔道具とかあるの?ちょっとそっちの方が気になるんだが・・・・
それともファートとサージュの力なのかな?


「で、どうするんだよ、これ?」
おっさん将軍を指さし、尋ねたよ。
「シラカワのスキルか、そこのエルフの2人、ファートとサージュならなんとか出来るんじゃないかと思ってさ、このままにしてたんだよ。」
・・・・つまり、手に負えないから頼むよって事?

「そんなん知らんわ・・・・ファート、サージュ、君達はどうにかできるかい?」
「時間がかかるけどできなくはない。」
おお!できるんだ?
「そおねえ・・・・1日時間を貰えれば出来なくはないかな・・・・」
「じゃあ後で頼むよ。」
「わかった。」
「任せてよ、ダーリン。デーモンはどうするのかしら?」
「捕らえることができたら・・・尋問できるのかな?」
「たぶん何も喋らない。」
「駄目元でやっちゃう?」
「無駄かもしれないけど、やってみて?」
「その後この将軍さんがどうなっても責任もてないわよ?」
「たぶん大丈夫とは思う。」


この後は色々話が出たけど、まああまりおっさんには関係ないかな?

・・・・
・・・
・・


会議が終わった後、おっさんは暫く休む事にしたよ。
流石に疲れちゃったよ。
あ、その前に風呂だな。

おっさん風呂に行くと後から今回行動を共にしたカトリーン達が入ってきて、にぎやかに入浴したよ。

で、風呂を出てから・・・・休めなかったよ。
カトリーンなんかは
「主よ、これだけ尽くしたのじゃ!ご褒美をもろうても良いのではないかと思うのじゃが、如何なものかのう?」
・・・・いやいや、寝たいよ?違う意味で熟睡したいんだよおっさんは?
「さあ、皆のもの!順番じゃ!さあ、主よ、励むのじゃ!」


・・・・
・・・
・・


おっさん、カトリーン以外にも、ナターリヤ、ウェンディを相手に奮戦したけど・・・・干からびたよ。

ちなみにファートとサージュは将軍にかかりっきりでね。
終わったら何かご褒美をあげなきゃな。
しかし・・・・褒美と言ってもなあ・・・・物欲とは皆無っぽいし・・・・
あれだよな・・・・
あれしかないよな・・・・
時間を空けて、2人とだけ過ごす時間をたっぷりと取ってあげるしかないよね・・・・

そんな事を考えてたら・・・気が付けば朝だったよ。

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