45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第264話 おっさんが居ない間の報告を聞く
エルヴィーラが何やらリュシエンヌに一言いうと、
「だんなさま、少々お待ち下さいませ。エルヴィーラさま、仰せの通りに。」
そう言ってリュシエンヌは出て行ったよ。何だ?
「なあエルヴィーラ、どうなってるの?」
「だんなさま、実際に見ていただいたほうが良いと思って、リュシエンヌに頼みましたよ。」
「何を頼んだの?」
「もうすぐですから、待っててね、だんなさま。」
・・・・何を待つんだ?
暫くしてリュシエンヌが戻ってきたよ。
「だんなさまお待たせいたしました。セヴラン、連れてきなさい。」
「失礼します。将軍を連れてきました。」
・・・・えーこれは箱?
「その中に将軍がいるの?」
「は!その通りであります、辺境伯様。無力化していますので、今開放いたします。」
なにやら箱の中に将軍がいるのか、セヴラン君は一緒に入室してきた部下に箱を開けさせている。
で、箱の中からは・・・・手枷とさるぐつわ?されて身動きを取れなくしている将軍が現れたよ。
「なあ、何で将軍がこんな格好してるんだ?」
「それは私がお話いたしますわ。セヴラン、ありがとう。もう下がって下さいね。」
「は!エルヴィーラ様。それでは辺境伯様、警備に戻ります。」
そう言ってセヴラン君は戻っていったよ。
「だんなさま、この男、どうにも行動がおかしいとのお話でしたので、少し調べたのです。」
何を調べたの??というかどうやって調べたの?
「父上の従兄弟ですし、今までのセアリアス帝国での貢献に対し、今回の行動は疑問だったのです。」
「それで?」
「少し飲み物に薬を忍ばせ、眠っていただきました。その間に色々調べたのですが・・・・」
エルヴィーラがクィンシーを見てるよ。何か言いたげだな。
「そこからは俺が話すよ。どうにも俺が思ってる将軍と雰囲気が違ってたからな、色々調べた結果、将軍には何かが憑依、もしくは洗脳されていると考えて、魔術師共に調べてもらったんだよ。そうしたら、デーモンに精神的に支配されてるのが分かってな。」
いつの間にか支配されてた?しかしデーモンってそんな事ができるんだ?しかも周りが気が付かないぐらいに完璧になり澄ます事ができていた?
「そこのエルフに貰った薬を飲ませ、デーモンと将軍を引き離す事に成功したんだよ。」
「で、クィンシーよ、何で将軍は拘束されてるの?」
「ああ、無理やりデーモンと引きはがしたとはいえ、まだ影響下にあるんだよ。」
「で、肝心のデーモンはどうなった?」
「ああ、デーモンは今将軍の中に閉じ込めてるぜ!」
「あ?どういう意味だ?デーモンを引きはがしたんじゃねえの?」
「一度引きはがしたんだけどな、デーモン逃げようとしやがってな。追い詰めたんだが、再び将軍の中に入ろうとしやがってな。で、考えたわけだ。自ら入るんじゃなく、こちらから押し込んで閉じ込めてしまおうと。」
「だんなさま、少々お待ち下さいませ。エルヴィーラさま、仰せの通りに。」
そう言ってリュシエンヌは出て行ったよ。何だ?
「なあエルヴィーラ、どうなってるの?」
「だんなさま、実際に見ていただいたほうが良いと思って、リュシエンヌに頼みましたよ。」
「何を頼んだの?」
「もうすぐですから、待っててね、だんなさま。」
・・・・何を待つんだ?
暫くしてリュシエンヌが戻ってきたよ。
「だんなさまお待たせいたしました。セヴラン、連れてきなさい。」
「失礼します。将軍を連れてきました。」
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「その中に将軍がいるの?」
「は!その通りであります、辺境伯様。無力化していますので、今開放いたします。」
なにやら箱の中に将軍がいるのか、セヴラン君は一緒に入室してきた部下に箱を開けさせている。
で、箱の中からは・・・・手枷とさるぐつわ?されて身動きを取れなくしている将軍が現れたよ。
「なあ、何で将軍がこんな格好してるんだ?」
「それは私がお話いたしますわ。セヴラン、ありがとう。もう下がって下さいね。」
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そう言ってセヴラン君は戻っていったよ。
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何を調べたの??というかどうやって調べたの?
「父上の従兄弟ですし、今までのセアリアス帝国での貢献に対し、今回の行動は疑問だったのです。」
「それで?」
「少し飲み物に薬を忍ばせ、眠っていただきました。その間に色々調べたのですが・・・・」
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「そこからは俺が話すよ。どうにも俺が思ってる将軍と雰囲気が違ってたからな、色々調べた結果、将軍には何かが憑依、もしくは洗脳されていると考えて、魔術師共に調べてもらったんだよ。そうしたら、デーモンに精神的に支配されてるのが分かってな。」
いつの間にか支配されてた?しかしデーモンってそんな事ができるんだ?しかも周りが気が付かないぐらいに完璧になり澄ます事ができていた?
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