45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第217話 ウェンディとメーネア
「ええ・・・そもそも何故シラカワさまをはじめ異世界から人が召喚されたのか・・・・恐らく、才能あふれる人たちだったのでしょうね。そして、そういった異世界の人々は、こちらの人が努力しても、決して得られる事のないスキルを所持しているみたいなの。シラカワさまもね。そして、何も知らないままスキルを奪われ、殺される・・・・そんな中シラカワさまはメーネアさまと香苗さまを伴って脱出に成功したのよ。」
・・・・何かおっさん凄いように思われてる?
「ここからは私が話しましょう。」
いつの間にやらメーネアが来てたよ。
ウェンディと親しかったみたいだし、心配してきてくれたのかな?
「メーネアさま!」
「ニーナ、ありがとう。折角なので旦那さまとゆっくりアクセサリー選んできて下さいね。」
「メーネアさま、ありがとうございます!それではシラカワさま、よろしいですか?」
・・・・もう少し聞きたかったけど・・・まあいいか。
「よし、行こうか。どれ選んでもいいからね。」
おっさん達が去ってからもメーネアは、ウェンディにおっさんの事を語ってくれてたよ。
「私はね、お父様にスキルをシラカワさま・・・旦那さまと一緒に奪われ、殺されるところだったのね。でも、旦那さまは自身の状況に不安があったのか、たまたま近くにいた香苗さんを伴って、トイレと偽り抜け出したのね。そこで私が案内をすると言って旦那さまに接触し、状況を説明し、何とか脱出しようと3人で考えてね。旦那さまはただ脱出するのではなく、奪われたスキルを奪い返し、スキルをもう奪われないよう、アイテム共々奪取し、城を混乱に陥れ、脱出したのよ。ただ、もうこの時旦那さまと香苗さん以外はスキルを奪われ、ほとんど殺された後だったのだけれども・・・・あの方は運も持ち合わせ、機転もきいて、その場での対応、出来る事を全力でしてたわ。右も左も分からない状況でね。」
「そ・・・そんな事はわからなかった・・・・そういった情報は出回ってなかったよ!」
「旦那さまはそういった事は何も言わないわ。私達を救出した事で恩着せがましい事は何も要求してこなかったし、そのつもりもないようね。で・・・・ウェンディはシラカワさまをどう思った?」
「私は・・・ごめんなさい、只のスケベ親父とでしか。」
「フフッ、ウェンディらしいわね。私はね、旦那さまが召喚されて、すぐに目が合ったのよ。他の人たちはただ騒いでるだけなのに、旦那さまは状況を確認するかのように、周りを見渡してたわ。そして、目が合ったのよ。その時、この人は運命の人に違いないって思ってしまったのよ。それは間違いじゃなかった・・・・。そして今はシラカワさまの妻として、一児の母として、充実した生活を送ってるわ。でね、この子・・・・何かしら運命を感じるのよ。旦那さまはこの世界を変えつつあるわ。収納カバンもそうだけど、表示プレート、ゲート・・・・そして、ちょっと違うけれど、女性向けの下着、今までこういうのなかったでしょう?旦那さまの住む世界には当たり前に存在してたらしくてね。ゲートは違うけれど、鉄の塊が空を飛び、道を猛スピードで疾走してたらしいのよ。」
・・・・何かおっさん凄いように思われてる?
「ここからは私が話しましょう。」
いつの間にやらメーネアが来てたよ。
ウェンディと親しかったみたいだし、心配してきてくれたのかな?
「メーネアさま!」
「ニーナ、ありがとう。折角なので旦那さまとゆっくりアクセサリー選んできて下さいね。」
「メーネアさま、ありがとうございます!それではシラカワさま、よろしいですか?」
・・・・もう少し聞きたかったけど・・・まあいいか。
「よし、行こうか。どれ選んでもいいからね。」
おっさん達が去ってからもメーネアは、ウェンディにおっさんの事を語ってくれてたよ。
「私はね、お父様にスキルをシラカワさま・・・旦那さまと一緒に奪われ、殺されるところだったのね。でも、旦那さまは自身の状況に不安があったのか、たまたま近くにいた香苗さんを伴って、トイレと偽り抜け出したのね。そこで私が案内をすると言って旦那さまに接触し、状況を説明し、何とか脱出しようと3人で考えてね。旦那さまはただ脱出するのではなく、奪われたスキルを奪い返し、スキルをもう奪われないよう、アイテム共々奪取し、城を混乱に陥れ、脱出したのよ。ただ、もうこの時旦那さまと香苗さん以外はスキルを奪われ、ほとんど殺された後だったのだけれども・・・・あの方は運も持ち合わせ、機転もきいて、その場での対応、出来る事を全力でしてたわ。右も左も分からない状況でね。」
「そ・・・そんな事はわからなかった・・・・そういった情報は出回ってなかったよ!」
「旦那さまはそういった事は何も言わないわ。私達を救出した事で恩着せがましい事は何も要求してこなかったし、そのつもりもないようね。で・・・・ウェンディはシラカワさまをどう思った?」
「私は・・・ごめんなさい、只のスケベ親父とでしか。」
「フフッ、ウェンディらしいわね。私はね、旦那さまが召喚されて、すぐに目が合ったのよ。他の人たちはただ騒いでるだけなのに、旦那さまは状況を確認するかのように、周りを見渡してたわ。そして、目が合ったのよ。その時、この人は運命の人に違いないって思ってしまったのよ。それは間違いじゃなかった・・・・。そして今はシラカワさまの妻として、一児の母として、充実した生活を送ってるわ。でね、この子・・・・何かしら運命を感じるのよ。旦那さまはこの世界を変えつつあるわ。収納カバンもそうだけど、表示プレート、ゲート・・・・そして、ちょっと違うけれど、女性向けの下着、今までこういうのなかったでしょう?旦那さまの住む世界には当たり前に存在してたらしくてね。ゲートは違うけれど、鉄の塊が空を飛び、道を猛スピードで疾走してたらしいのよ。」
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