45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第197話 おっさんシラカワ領の工房に向かう
おっさん最近は金鉱脈の方にかかりっきりでね。
工房の方には全く顔を出してなくてね。
先ずは店に行ってみる事に。
今店を任せてるのは、ニーナ・レオナ・ヘルトリングという子爵の娘さんなんだよね。
非常に物腰やわらかで、貴族の御婦人方にも受けがよく、かといって普通の庶民を見下すような事も無く、状況判断も適切でね。
最初はふわふわしてて大丈夫か?って思ったんだけど、人を仕切る事に慣れているのか、指示も適切でね、店員からの信頼も厚くてね。
ヘルトリング領の領主、ヘルトリング子爵の次女でね。領内の侍女たちの管理とかをした事があるらしく・・・・何で子爵の娘が?っておっさん思ったんだけど・・・・普通はまとめ役がいるよね?って思ったけど・・・・どうやらこういった事が好きみたいで。
で、おっさんの事を聞いてた子爵が、ぜひうちの娘を置いてやってくれって言ってきてね。最初はアフェールの店でしばらく研修?してもらってたんだけど、エノーラの話だと、シラカワ領の新店舗では、店の一部を任せてみるのもよいのでは?ってなってね。
おっさんの店はいくつかに分かれててね、女性向けの下着、服売り場と男性向けの売り場と、服装以外の日用品売り場と貴金属の売り場。
そのすべてを仕切る人材に抜擢されてるんだよね、彼女は。
「やあニーナ、元気そうだね!」
「これはシラカワさま、しばらくぶりですね。最近では金鉱脈の方で忙しかったとか。たまにはこうして顔を出してくださいね。」
「すまないね、ニーナ。最近は店はどうなの?」
「おかげさまで貴金属の売り上げはびっくりしますわ!よくもあんな高額なアクセサリーがポンポンと売れるものですわね。日用品ですが、そろそろ在庫が尽きそうですね。補充をお願い致します。男性売り場は、相変わらず目立った売り上げはないようですが、下着は好評ですわ。そして、女性売り場ですが・・・・シラカワさまが直接仕入れて下さっている下着がもう底を尽きましたので、先ずは急ぎ補充をお願いいたします。そして、シラカワ商会製の服の方はまだ目立った売り上げがないのですが、同じく下着なのですが・・・・まだお客様の満足が得られていないのが現状ですね。」
「色々報告ありがとう。アクセサリーはまた出しとくよ。日用品は今作業場で作業してもらってるから、もうすぐこちらにも届くと思うからちょっと待ってね。男性売り場はね・・・・女性売り場に来てくれた御婦人方が、夫のもとついでに買っていくのが現状だからね・・・・」
「そうなのですよ。男性だけでくるお客さんってそういないのです。入りにくい雰囲気でもあるのかしら?」
「いやーそもそも貴族の領主や息子は自分じゃ買いに行かないし、領内で働いてる職人さんなんかは正直服に無頓着な感じが多いからね・・・・」
「そのようですね。余程おしゃれに気を使っている殿方以外は殆ど来ませんから。」
「あーそれは最低限おっさんが支給してるってのもあるかな?間に合わせの服で十分って人が多いんだよ。」
「そうなのですね。それよりも、シラカワ商会製の女性向けの下着売り場なのですが・・・・」
「やっぱり着心地に問題がある?」
「はい、特にお胸の方に満足感が得られないようですね。かくいう私も着用していますが、常に胸が気になってしまいます。」
そう言ってニーナが自分の胸を持ち上げてアピールするんだけど、えーおっさんついつい凝視しちゃったよ。
          
工房の方には全く顔を出してなくてね。
先ずは店に行ってみる事に。
今店を任せてるのは、ニーナ・レオナ・ヘルトリングという子爵の娘さんなんだよね。
非常に物腰やわらかで、貴族の御婦人方にも受けがよく、かといって普通の庶民を見下すような事も無く、状況判断も適切でね。
最初はふわふわしてて大丈夫か?って思ったんだけど、人を仕切る事に慣れているのか、指示も適切でね、店員からの信頼も厚くてね。
ヘルトリング領の領主、ヘルトリング子爵の次女でね。領内の侍女たちの管理とかをした事があるらしく・・・・何で子爵の娘が?っておっさん思ったんだけど・・・・普通はまとめ役がいるよね?って思ったけど・・・・どうやらこういった事が好きみたいで。
で、おっさんの事を聞いてた子爵が、ぜひうちの娘を置いてやってくれって言ってきてね。最初はアフェールの店でしばらく研修?してもらってたんだけど、エノーラの話だと、シラカワ領の新店舗では、店の一部を任せてみるのもよいのでは?ってなってね。
おっさんの店はいくつかに分かれててね、女性向けの下着、服売り場と男性向けの売り場と、服装以外の日用品売り場と貴金属の売り場。
そのすべてを仕切る人材に抜擢されてるんだよね、彼女は。
「やあニーナ、元気そうだね!」
「これはシラカワさま、しばらくぶりですね。最近では金鉱脈の方で忙しかったとか。たまにはこうして顔を出してくださいね。」
「すまないね、ニーナ。最近は店はどうなの?」
「おかげさまで貴金属の売り上げはびっくりしますわ!よくもあんな高額なアクセサリーがポンポンと売れるものですわね。日用品ですが、そろそろ在庫が尽きそうですね。補充をお願い致します。男性売り場は、相変わらず目立った売り上げはないようですが、下着は好評ですわ。そして、女性売り場ですが・・・・シラカワさまが直接仕入れて下さっている下着がもう底を尽きましたので、先ずは急ぎ補充をお願いいたします。そして、シラカワ商会製の服の方はまだ目立った売り上げがないのですが、同じく下着なのですが・・・・まだお客様の満足が得られていないのが現状ですね。」
「色々報告ありがとう。アクセサリーはまた出しとくよ。日用品は今作業場で作業してもらってるから、もうすぐこちらにも届くと思うからちょっと待ってね。男性売り場はね・・・・女性売り場に来てくれた御婦人方が、夫のもとついでに買っていくのが現状だからね・・・・」
「そうなのですよ。男性だけでくるお客さんってそういないのです。入りにくい雰囲気でもあるのかしら?」
「いやーそもそも貴族の領主や息子は自分じゃ買いに行かないし、領内で働いてる職人さんなんかは正直服に無頓着な感じが多いからね・・・・」
「そのようですね。余程おしゃれに気を使っている殿方以外は殆ど来ませんから。」
「あーそれは最低限おっさんが支給してるってのもあるかな?間に合わせの服で十分って人が多いんだよ。」
「そうなのですね。それよりも、シラカワ商会製の女性向けの下着売り場なのですが・・・・」
「やっぱり着心地に問題がある?」
「はい、特にお胸の方に満足感が得られないようですね。かくいう私も着用していますが、常に胸が気になってしまいます。」
そう言ってニーナが自分の胸を持ち上げてアピールするんだけど、えーおっさんついつい凝視しちゃったよ。
          
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