45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第192話 食生活も変わってきたようで

大まかな事はおっさんがしたから・・・もちろん、ジスラン君のおかげではあるんだけどね・・・・細かい事はカルダー男爵に任せる事にしたよ。

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さらに2月ほどが忙しく過ぎて、どうやらあの金鉱の金は良質なうえに埋蔵量が多いらしく、岩の中の金の含有量も多いらしくてね、かなりの生産量になってるみたい。
皇帝もえらく喜んでるみたいでね。
こんな良質な金鉱は滅多にないみたいで、何故かこの功績は大きいとかなんとか言って、おっさんを侯爵に推挙しようとする動きがあるみたい。
うーん。伯爵より侯爵の方が身分が上なのはわかるけど、何が違うんだろうね?
皇帝としてはおっさんが皇帝の有力な臣下として世間にアピールしたいらしくてね。
日本でいうなら皇帝は、幕府の将軍?
公爵ってのは身内というかそんな感じ?
侯爵は恐らく四天王クラス?もしくは大大名?
伯爵が大名?
子爵辺りは小大名とか城持ち侍?
まあおっさんの漠然とした貴族の価値観だけどね。
侯爵になっちゃったら何か面倒事があるんだろうか?

そうそう、おっさんの領地には金でアクセサリーを作れる職人さんもいてね。
おっさんの領地で産出した金をいくつか手元に確保してて、それで何か作ってもらう事にしたんだよ。
領内で生産・加工できるのはいい事だしね。


おっさん最近はそんなに行けなくなったけど、最初に作った店には週1ぐらいで行ってるんだよね。
店に出す商品の加工やら仕分けやら、相変わらず倉庫兼作業場でやってもらっててね。
最近では農作物の製粉とかもしてもらっててね。
いつの間にやら大所帯になってるよ。

そしてね、ここで加工した作物を使った料理がまた好評らしくてね。
メインはパンなんだけど、普通庶民が食べるパンは黒っぽく硬くって味気ないらしいんだけど、おっさんの所で扱ってる粉でパンを焼いたら、ふんわり柔らかく、中も白っぽくてね。
値段も良心的でね、今までつまらなかった食事が楽しめるようになったって声をよく聞くと、料理人たちが言ってるんだよね。
あ、ちなみにおっさん、妻に教わってパンは手ごねで作れるんだよ。
クック〇ッドのレシピ見て、ピザも作れるようになってるんだよね。
そう思ったらピザが食べたくなってきた!今度本格的な窯を作ろう!
工房には鍛冶用の窯はあるんだけどね、あくまでも食べ物用のをね。


後はね、麺!おっさん的にはパスタが好きでね、何とかパスタもどきを作ってもらって。
これらも手軽に食べられるって事で売れ行きは好調らしいんだよね。
食生活の改革もいいよね!
おいしい食事は人生をより幸せにするしね。

今度、貴族向け、富裕層向けの料理も作ってもらおう。
手間がかかるやつね。

そういえば最近、館は保育所みたいになってきたよ。
色々子育ては大変だからって、おっさん館に保育できるスペースも設けたんだよね。
安全なように出っ張りを無くし、段差もなくし、授乳室や沐浴等もできるような大きい部屋をね。
館の中庭の一画は子供が安全に遊ぶ事の出来るスペースも設けてね。
まあ、中庭はもっと後にならないと活用できないと思うんだけどね。
そして、今はおっさんの子供しか利用してないけど、館のメイドさんとか使用人たちに子供が出来たら同じく利用してもらう予定なんだよ。
あ、おっさんの子供じゃないよ?手は出さないよ?
ちょっと気になるメイドさんとかいたりするんだけどさ・・・・つい見惚れてしまう女性も何人かいるんだよ、コンチクショー!

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