45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第182話 何か見落としはない?

おっさんもしかして戻れた?

何か見落としはない?

兎に角戻ってこれて、おっさん、妻と子供と抱き合って喜んだよ。

ただ、何が起こるか分からないし、でも久しぶりにちゃんと4人で触れ合えたから、急いで先ず写真撮ったよ。

もう異世界に来て1年半、毎年記念の写真を撮ってたのがずっと撮れてなかったし、またおっさん向こうに戻らないといけない気がしてたから、兎に角おっさん、あのおかしな?ゲートの方の中心が大きなうちここまではしたんだよ。



そうして、おっさん、さっき来たゲートの見えない壁に触ろうとしたらやはりはじかれるんだよね。

何で?

日本側からじゃ大丈夫じゃないの?何でおっさんはじかれるの?

嫌な予感がしてね・・・・念のため妻にあの腕ぐらいの穴のゲート、ここに段ボールを突っ込んでもらってね、そしてそのまま広げてもらったら広がるんだよ、穴が。

これって向こうに在る物体・・・・たとえ異世界通販で購入した物でも・・・・ある一定の大きさまでは通れても、穴以上の大きさは何らかの原因で通れない?けれど、異世界に行った事のない物体なら簡単に通る?

これの意味するところは?



これはもしかして・・・・日本に簡単に行き来できるようにはなったけど、おっさんは長期滞在はできない?

ちょっとおっさん冷や汗が噴出してるのに気が付き、もしこのままこの場にに留まったらどうなるのか?

また精神力の枯渇になるんじゃないのかって、しかもこちらで回復するか怪しい・・・・

そう思ったらね、強烈な頭の締め付けるような痛みがおっさん突然襲われてね。

これはやばいと本能のように感じ、おっさんメールで何度か妻にはこの可能性も連絡してたんだけど、簡単に説明し、異世界に泣く泣く戻る事にしたんだよ。

これ以上仮説で行動して、おっさんこっちで動けなくなっても困るしね。

なので一度戻る事にしてね。

3人に軽くハグして、あのおかしな方のゲートで・・・・妻が広げてくれた穴に簡単に入れてね。

無事向こう側に戻れたよ。

そうしたら、今回も怪我はなかったんだけど、おっさんまた精神力の枯渇になってね。

何とかかろうじて意識があったから、今回はポーションを飲んで、何とか意識を保てれてね。

で、ゲートを見ると、段ボールが突き刺さったまま、人が通れる大きさのままなんだよね。

あーこれこのままで大丈夫なんだろうか?って思ったんだけど、しばらく様子を見てもなんともなくてね。

もう少し様子を見たかったんだけど、息子とかがこっちに来ちゃっても困るから、段ボールは外してもらう事にしたよ。


あーでもこれって簡単に戻れるようになったって事だよね?

ただ、精神力の枯渇・・・・・これが一番の問題だ・・・・

「45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く