45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第159話 アメリータ、解呪を試みる
アメリータが、捕虜たちを次々と調べていったんだけど・・・・
「シラカワさま、この人、この指輪呪われてるわよ。」
「この人はネックレスね、呪いのアイテム!」
「この服が呪われてるわね。」
・・・・何か全員呪われてるんじゃないのってぐらい見事な呪われっぷり。
「アメリータよくわかるな!ついうっかり尋問してなくてよかったよ。どんな種類で、解除はできるの?」
「そうね・・・・アイテムはそんなに難しくなさそうだけれど、この2人は厄介ね。」
「あ、その2人はそれぞれの襲撃現場にいた中でリーダー格の奴らだな。」
「何が違うんだい?」
「この2人は、身体そのものに呪いがみられるわね。」
「解呪できるの?」
「・・・・ちょっと待って、よく見てみるから。」
・・・・真剣な眼差しだな・・・・
「出来なくはないけれど、今の私には難しいわね。」
「そんなに高度な呪いが?」
「呪いそのものはそんなに解呪するのに難しくはないのだけれど、2つ呪われてるのよ、この人達。私の精神力では一度にひとつしか解呪できないのね。ただ、シラカワさまが協力して下されば、何とかなるのだけれど。」
「おっさんで出来る事なら協力するよ!」
「私の補佐をしてほしいのよ。これは異性の人しかできないから、シラカワさまにお願いする事になるのだけれど。」
「何をすればいいのかい?」
「私が解呪している間、そばにいてもらって、私の指示通りに行動してほしいの。」
「おっさん解呪なんてした事ないからなあ・・・・できるのかい?」
「簡単にょ・・・・簡単よ。先ずは私の・・・・左手を握っていてちょうだい。」
・・・・今噛んだよね、何かやましい事でもあるんじゃないの?
まあいいか・・・・
「今からするのかい?」
「ええ、そのつもりよ。解呪のスキルがあって、呪文を唱えれば解決よ!ただ、この人みたいに2つあると私の精神力が枯渇するから、補充する必要があるのよ。」
「えっと、ポーション使う?」
「・・・・」
「・・・・」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そこは空気を読んでほしいわね、シラカワさま。」
・・・・やっぱ怪しい・・・・
「ポーションじゃあ駄目なのかい?」
「駄目ではないけれど・・・・ポーションでは私のやる気がなくなるからよ!」
・・・・開き直った・・・やっぱり変な事考えてるな。まあ折角解呪してくれるんだから、ここは騙されておくか。
「分かったよアメリータ。折角解呪してくれるんだ。機嫌よくやってもらいたいじゃないか!」
「分かればいいのよ。じゃあ私の左手を両手で挟み込むようにして。」
「シラカワさま、この人、この指輪呪われてるわよ。」
「この人はネックレスね、呪いのアイテム!」
「この服が呪われてるわね。」
・・・・何か全員呪われてるんじゃないのってぐらい見事な呪われっぷり。
「アメリータよくわかるな!ついうっかり尋問してなくてよかったよ。どんな種類で、解除はできるの?」
「そうね・・・・アイテムはそんなに難しくなさそうだけれど、この2人は厄介ね。」
「あ、その2人はそれぞれの襲撃現場にいた中でリーダー格の奴らだな。」
「何が違うんだい?」
「この2人は、身体そのものに呪いがみられるわね。」
「解呪できるの?」
「・・・・ちょっと待って、よく見てみるから。」
・・・・真剣な眼差しだな・・・・
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「そんなに高度な呪いが?」
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「おっさんで出来る事なら協力するよ!」
「私の補佐をしてほしいのよ。これは異性の人しかできないから、シラカワさまにお願いする事になるのだけれど。」
「何をすればいいのかい?」
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「簡単にょ・・・・簡単よ。先ずは私の・・・・左手を握っていてちょうだい。」
・・・・今噛んだよね、何かやましい事でもあるんじゃないの?
まあいいか・・・・
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「ええ、そのつもりよ。解呪のスキルがあって、呪文を唱えれば解決よ!ただ、この人みたいに2つあると私の精神力が枯渇するから、補充する必要があるのよ。」
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「・・・・」
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「そこは空気を読んでほしいわね、シラカワさま。」
・・・・やっぱ怪しい・・・・
「ポーションじゃあ駄目なのかい?」
「駄目ではないけれど・・・・ポーションでは私のやる気がなくなるからよ!」
・・・・開き直った・・・やっぱり変な事考えてるな。まあ折角解呪してくれるんだから、ここは騙されておくか。
「分かったよアメリータ。折角解呪してくれるんだ。機嫌よくやってもらいたいじゃないか!」
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