45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第109話 皇帝と聖女
おっさんと皇帝ばかりで喋っていたため、あいさつしていなかったけど、ここで話が途切れたため、他の人も挨拶ができたのさ。
ごめんよ。忘れてたわけじゃないからね?
「皇帝陛下、お久しゅうございます。アルフォンシーナ参りました。」
「おう、久しいな!あのあほ、くたばったんだってな!勇者の癖しやがって好き勝手しまくった報いが来たな!」
「因果応報でございますわ、陛下。」
「で、そいつらか、新しい勇者とその従者ってのは。」
「さようでございます。詳細は先に手紙にしたためました通りでございます。あの者がヨーリス。勇者でございます。そしてあちらがライナス、神に選ばれしものでございます。」
「あの2人がそうか!おう、魔王退治、頼むぞ!」
「「はっ!」」
魔王って今いるのだろうか?おっさんには関係ないよね?
「で、そのかわいこちゃんが娘か?」
「さようでございます。我が娘アメリータでございます。」
「お初にお目にかかります、皇帝陛下。アルフォンシーナが娘、アメリータでございます。」
「ほう!やはり母親に似て将来めちゃくちゃ美人になりそうだな!今もすげー美少女だし!で、娘よ、お前も勇者と同行するのか?手紙には書いてなかったが。」
「この娘は同行させません。たまたま前勇者パーティの一員の娘と言うだけで勇者のパーティに入らせるわけにはまいりません。他の者に示しがつきませんし、残念ながら我が娘は実力不足でございますわ、陛下。」
「そうなのか?」
「その通りでございます、陛下。わたくしは戦闘には向いてはおりません。残念ですが、母と共ににサポートをするのが関の山でございます。」
「おいアルフォンシーナ!おまえも抜けるのか?」
「さようでございます、陛下。勇者は15歳とはいえ、実力も装備も十分でございます。後は実戦で鍛えればよろしいかと思われます。それに、仲間は旅の途中で見つけられるでしょう。私は、そろそろ自分の幸せをと考えております。」
「そうだな、もうお前も30か。気が付けば聖女様と言われ、行き遅れても容赦なく責務があったからな。しかもあのあほ共のお守りもする必要があったしな。」
「さようでございます。しかしながら、もう責務はなくなりましたし、女神さまの加護のおかげでシラカワさまと言う素晴らしい伴侶に巡り会えました。もうそろそろ、と思いましたので、この機会に、と。」
・・・・はーまたおっさんのせいか?そんな惚れさせるような事した覚えはないんだけどな?
「わかった。シラカワと聖女アルフォンシーナの婚姻は皇帝の名のもと認めよう。」
「ありがとうございます。」
「しかし、アメリータと言ったか、娘よ、其方もシラカワと結ばれたいのであろうが、なかなかのいばらの道だ!何故なら!奴は行き遅れにしか興味がないからだ!」
いや、違うよ?若い娘にも興味はあるよ?ただ、お付き合いとか深い関係となると別物だからさ。
「お言葉ですが陛下、シラカワさまにはここにおられます紅渚という私とそう外観年齢の変わらぬ女性もおります。問題ございません。」
え?そんなそぶり全くなかったよね?親子丼ですか?男のロマンのひとつ、絶対追い求めてはいけない事の一つが目の前に・・・・
「おいシラカワ!お前行き遅れのみじゃなかったのか!俺の娘との結婚は大丈夫なんだろうな!」
えーあれマジなん?
「陛下、もうおっさんはたくさん妻がいるから、わざわざ娘さんをよこす必要無いんだけど?」
「そ、そんな!しらかわさま!約束したじゃありませんか!私はもうすでにしらかわさまの妻じゃないのですか?」
うん、そうだった、エルヴィーラはこういうやつだった。
「本当におっさんでいいのかい?」
「ありがとうございます!妻としていっぱい愛しますわ!」
・・・・もう妻かよ。
「何だシラカワ!もう妻にしてたのか!しゃーねえな、持ってけ!」
「ありがとうお父様。早速しらかわさまの元に参りますわ。」
「とまあ、こういってもなんだがな、新しい領地は娘に聞いてくれ。」
結局エルヴィーラを押し付けられてしまい、新たな領地に問答無用で行くのかよ。
ごめんよ。忘れてたわけじゃないからね?
「皇帝陛下、お久しゅうございます。アルフォンシーナ参りました。」
「おう、久しいな!あのあほ、くたばったんだってな!勇者の癖しやがって好き勝手しまくった報いが来たな!」
「因果応報でございますわ、陛下。」
「で、そいつらか、新しい勇者とその従者ってのは。」
「さようでございます。詳細は先に手紙にしたためました通りでございます。あの者がヨーリス。勇者でございます。そしてあちらがライナス、神に選ばれしものでございます。」
「あの2人がそうか!おう、魔王退治、頼むぞ!」
「「はっ!」」
魔王って今いるのだろうか?おっさんには関係ないよね?
「で、そのかわいこちゃんが娘か?」
「さようでございます。我が娘アメリータでございます。」
「お初にお目にかかります、皇帝陛下。アルフォンシーナが娘、アメリータでございます。」
「ほう!やはり母親に似て将来めちゃくちゃ美人になりそうだな!今もすげー美少女だし!で、娘よ、お前も勇者と同行するのか?手紙には書いてなかったが。」
「この娘は同行させません。たまたま前勇者パーティの一員の娘と言うだけで勇者のパーティに入らせるわけにはまいりません。他の者に示しがつきませんし、残念ながら我が娘は実力不足でございますわ、陛下。」
「そうなのか?」
「その通りでございます、陛下。わたくしは戦闘には向いてはおりません。残念ですが、母と共ににサポートをするのが関の山でございます。」
「おいアルフォンシーナ!おまえも抜けるのか?」
「さようでございます、陛下。勇者は15歳とはいえ、実力も装備も十分でございます。後は実戦で鍛えればよろしいかと思われます。それに、仲間は旅の途中で見つけられるでしょう。私は、そろそろ自分の幸せをと考えております。」
「そうだな、もうお前も30か。気が付けば聖女様と言われ、行き遅れても容赦なく責務があったからな。しかもあのあほ共のお守りもする必要があったしな。」
「さようでございます。しかしながら、もう責務はなくなりましたし、女神さまの加護のおかげでシラカワさまと言う素晴らしい伴侶に巡り会えました。もうそろそろ、と思いましたので、この機会に、と。」
・・・・はーまたおっさんのせいか?そんな惚れさせるような事した覚えはないんだけどな?
「わかった。シラカワと聖女アルフォンシーナの婚姻は皇帝の名のもと認めよう。」
「ありがとうございます。」
「しかし、アメリータと言ったか、娘よ、其方もシラカワと結ばれたいのであろうが、なかなかのいばらの道だ!何故なら!奴は行き遅れにしか興味がないからだ!」
いや、違うよ?若い娘にも興味はあるよ?ただ、お付き合いとか深い関係となると別物だからさ。
「お言葉ですが陛下、シラカワさまにはここにおられます紅渚という私とそう外観年齢の変わらぬ女性もおります。問題ございません。」
え?そんなそぶり全くなかったよね?親子丼ですか?男のロマンのひとつ、絶対追い求めてはいけない事の一つが目の前に・・・・
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えーあれマジなん?
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うん、そうだった、エルヴィーラはこういうやつだった。
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・・・・もう妻かよ。
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