45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
語られなかったエピソードその1 インダルチャンス王国の城を襲った未曽有の禍い
本来入れる予定の無かった話を、急遽入れます。
少し今までと違う視点で書いていきます。
色々どうやって逃げ切れたのかとか、何故城から追撃が無いのか、また、既婚者の白河が何故他の女性に手を出したのか、逃亡中なのに呑気だとか言われていたので、ここに改めて記載していきます。
数話続きます。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これは、白河小次郎達が城を脱出した時の、インダルチャンス王国の、城を襲った未曽有の禍の話である。
「早く奴を・・・うぎゃああ!」
そう言って途中で声が出せなくなったのは、この国の王、ガーベージ三世である。
隣では泡を吹いて倒れている妻のアラガントゥと、息子のストューピッドの姿が。
やがて国王も、Gに囲まれ・・・・空を飛ぶGにショックを受け、意識を手放す。
そしてなんとかフーリッシュ・フォン・ストゥール宰相がこれはいかんと将軍達に、兵に追いかけさせろと命令するが・・・・
「閣下!城から出られませぬ!」
「何?何故じゃ?」
「先ず兵はGにおびえ切っており、動こうと・・・・否、腰を抜かし、小便を漏らし、行動不能です!」
「なら別の兵に命令を出せぬのか!」
「城中油だらけで城から出れませぬ!」
「なんだと!さっさと拭かんか!」
そういうものの・・・・大量のサラダ油がそう簡単に拭き取れるわけもなく・・・・
Gにおびえ、身動き取れない者らをどかし、城中の油をふき取るのに丸2日かかってしまったのであった・・・・
そして、国王一家が正気に戻るのに1週間かかり、結局追っ手を出せずじまい・・・・後に暁団に後始末をつけてもらう事になるのである。
・・・・兵士のボヤキ
「Gが・・・とんでいく・・・ちょおこええ!」
「俺もう外で歩けない・・・・」
「漏らした・・・・大を・・・・もうGのせいでお婿に行けない・・・・」
・・・・この場に居合わせた兵士の多くは、こののち除隊している。
・・・・
・・・
・・
・
そして、風呂に向かった白河一行である。
最初の宿泊施設で、風呂に入る事になったので、女性2人に先に入ってもらう。
そして白河小次郎、彼は部屋の窓を開け・・・・待った。
暫くすると・・・・黒い何かが飛んでくる。
『やあ!』
Gがやって来た。
「あ、すまないねえ。城はどうだった?」
何故かGと会話をする白河。
『あいつら泡吹いてますぜ、旦那。』
「そうですか・・・・他は?」
『旦那、油まいただろ?あれで人間は城から出てないぜ?俺らは空からおさらばしたけどよ?』
「ありがとう・・・・外に餌あるので、食べてって下さい。」
『うっす!』
・・・・何故かGと会話できる白河だった。
彼はスキルを強奪した時に、精神に致命的な損傷を受けているのだが、この時はまだ気が付いていない。
で・・・・ここまで来るのに、彼は思った。
女2人連れて、逃げるの無理ですねえ。体力ないし、先ず徒歩では無理。馬車かなあ・・・・
それと、あのメーネア姫?ちょっと危機感にかけているし、杉浦さんも今起こっている事に対し、認識が追い付いていませんね。2人を安心させるためにも、急いで脱出はできそうにありませんし・・・・本当は宿なんかに宿泊したくはないのですが・・・・致し方ありません。Gの報告を信用するしかないですね・・・・あれ?どうしてGの言葉が分かったんでしょうね?
          
少し今までと違う視点で書いていきます。
色々どうやって逃げ切れたのかとか、何故城から追撃が無いのか、また、既婚者の白河が何故他の女性に手を出したのか、逃亡中なのに呑気だとか言われていたので、ここに改めて記載していきます。
数話続きます。
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これは、白河小次郎達が城を脱出した時の、インダルチャンス王国の、城を襲った未曽有の禍の話である。
「早く奴を・・・うぎゃああ!」
そう言って途中で声が出せなくなったのは、この国の王、ガーベージ三世である。
隣では泡を吹いて倒れている妻のアラガントゥと、息子のストューピッドの姿が。
やがて国王も、Gに囲まれ・・・・空を飛ぶGにショックを受け、意識を手放す。
そしてなんとかフーリッシュ・フォン・ストゥール宰相がこれはいかんと将軍達に、兵に追いかけさせろと命令するが・・・・
「閣下!城から出られませぬ!」
「何?何故じゃ?」
「先ず兵はGにおびえ切っており、動こうと・・・・否、腰を抜かし、小便を漏らし、行動不能です!」
「なら別の兵に命令を出せぬのか!」
「城中油だらけで城から出れませぬ!」
「なんだと!さっさと拭かんか!」
そういうものの・・・・大量のサラダ油がそう簡単に拭き取れるわけもなく・・・・
Gにおびえ、身動き取れない者らをどかし、城中の油をふき取るのに丸2日かかってしまったのであった・・・・
そして、国王一家が正気に戻るのに1週間かかり、結局追っ手を出せずじまい・・・・後に暁団に後始末をつけてもらう事になるのである。
・・・・兵士のボヤキ
「Gが・・・とんでいく・・・ちょおこええ!」
「俺もう外で歩けない・・・・」
「漏らした・・・・大を・・・・もうGのせいでお婿に行けない・・・・」
・・・・この場に居合わせた兵士の多くは、こののち除隊している。
・・・・
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そして、風呂に向かった白河一行である。
最初の宿泊施設で、風呂に入る事になったので、女性2人に先に入ってもらう。
そして白河小次郎、彼は部屋の窓を開け・・・・待った。
暫くすると・・・・黒い何かが飛んでくる。
『やあ!』
Gがやって来た。
「あ、すまないねえ。城はどうだった?」
何故かGと会話をする白河。
『あいつら泡吹いてますぜ、旦那。』
「そうですか・・・・他は?」
『旦那、油まいただろ?あれで人間は城から出てないぜ?俺らは空からおさらばしたけどよ?』
「ありがとう・・・・外に餌あるので、食べてって下さい。」
『うっす!』
・・・・何故かGと会話できる白河だった。
彼はスキルを強奪した時に、精神に致命的な損傷を受けているのだが、この時はまだ気が付いていない。
で・・・・ここまで来るのに、彼は思った。
女2人連れて、逃げるの無理ですねえ。体力ないし、先ず徒歩では無理。馬車かなあ・・・・
それと、あのメーネア姫?ちょっと危機感にかけているし、杉浦さんも今起こっている事に対し、認識が追い付いていませんね。2人を安心させるためにも、急いで脱出はできそうにありませんし・・・・本当は宿なんかに宿泊したくはないのですが・・・・致し方ありません。Gの報告を信用するしかないですね・・・・あれ?どうしてGの言葉が分かったんでしょうね?
          
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