45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第14話 おっさん一行、商館に
・・・・うーん、どうすっかな・・・・
建物は立派だな。3階建てぐらいか?
本当はホテルで落ち着きたいけど、ホテルあんのかな?旅館とか宿って感じ?
当たって砕けろか。
「このままではどうにもならないからおっさん、入ってみるわ。メーネアちゃんと香苗ちゃんも一緒に入る?」
「勿論ご一緒いたしますわ。別行動はやめておくのが賢明とわたくしは考えますわ。」
「は、はい、お願いします」
・・・・香苗ちゃんかなりテンパってるな。まあ無理もないか。というか何をお願いなんだろう?
・・・・中は広いな。正面が受付で、左が商談スペース?
何組かの如何にも商人ぽい面々がいるなあ。
お!受付のねーちゃん奇麗やん!やっぱこういう受付ってキレイどころを用意するんかいな?
企業の受付嬢も顔で選ばれるって噂やしな(根拠のないうわさ・・・・おっちゃんの思い込みです)
「ようこそ商館へ。何か御用でしょうか?」
「はじめまして。この辺りには初めて来たんだが、どういったものを買い取りしてるのか教えてくれないかなと思ってね」
「ではギルドカードを提出していただけますか?」
・・・・やばい。いきなり詰んだ。そんなの持ってないし、身分証なんかないしなあ。
「その事なんだけどね、おっさんこの国に来たばかりでね、しかも自分の国はここよりかなり離れてて、ギルドカードとかいうのはないんだよ」
「異国の方ですね。登録は簡単なので所持していないのでしたら作成しますね。登録料は金貨1枚になります。」
・・・・さらにやべー登録しなくちゃ何もできない?ますます詰んだ?
「あーおっさん今手持ちに金がないんだけど、今持ってるアイテム買い取ってもらってそのお金から差し引いてはくれないかなあ?」
「かまいませんよ。それでは何をお持ちですか?」
「まあ、鞄1つで来てるから、そんなにはないんだけど・・・・」
「あ、もしかして異国の珍しい品ですか?あまり人目に付くのがおいやでしたら奥に案内しますがどうしますか?」
「それでお願いします。」
「それでは、こちらにお越しください。お連れ様もご一緒しますか?」
「勿論です!」
・・・・ふう、とりあえず奥に行けるぞ。右側か・・・・
お、個室やん!
「こちらの部屋になります。少々お待ちください。他の人に受付を頼んでまいりますので。」
「おかまいなくー」
・・・・結局どんなのを買い取ってくれるかわからなかったぞ。
ここはいかにもな胡椒と酒か?あと石鹸とシルバーアクセサリーぐらいぽちっとくか?
あ、やべ、胡椒このままでは駄目やん、何か革の袋とか探さないと・・・・げ、胡椒より高いやん!胡椒は銀貨2枚か。袋が銀貨4枚ってどうなんこれ?意外と胡椒は価値がない?
まあいいや、皮袋に詰めなおそう。
後は酒だな。ウイスキーぐらいいっとく?ガラスのボトルがいいなあ、と。銀貨2枚か。あ、ラベル剥がしとこ。念のためこいつは2本買うか。
シルバーアクセサリーは、ネックレスかな?銀貨5枚ぐらいのにしとくか。
ひとつぐらい価値があればいいんだけどなあ。
あ、石鹸石鹸。無添加の四角い無地のがいいな。1個銀貨1枚か。四角い箱のは安いけど、あれって確か石鹸に文字が書いてあるんだよなあ。
あ、革袋もう一つ買っとくか。石鹸入れとこう。
まあ、このかばんに普通に入るのはこのあたりか。
「お待たせいたしました。どのような商品をお持ちですか?」
「これなんだけどね?」
・・・・
・・・
・・
・
「こ、これはもしかして胡椒ですか?」
・・・・お、黒胡椒は価値がある?
「そうですよ。」
「貴重な黒胡椒がこんなにたくさん。ぜひ買い取らせてください!」
「値段によるけど、いくらで買い取ってくれるの?」
「これほどの質と量ですので、金貨20枚でどうでしょうか?」
「20枚!!」
「あ、やっぱり少ないですよね。失礼しました。30枚でどうですか?」
「・・・・保留します。他のはどうですか?」
「これは・・・・ガラスのビンでしょうか?こんな精巧なガラスのビンは初めて見ます。しかも中が透き通って見えます!素晴らしいです!」
「あ、これウイスキーって酒だけど、飲んでみますか?」
「よいのですか!?」
「飲まないと査定できないでしょ?」
「しかし、2本しかないのにそのうちの1本を開けるなんて。」
・・・・なんだかんだでおいしそうに飲んじゃってるし!
「!!!なんですかこのお酒!素晴らしいです!」
「シラカワ様、わたくしも飲んでみたいですわ」
「ウイスキーはちょっと・・・・」
「じゃあ・・・・ほい、嬢ちゃん。」
・・・・いい飲みっぷりだな!メーネアちゃん初めて笑顔になったかも
「こんなおいしいお酒初めてですわ。流石はいせか・・・・シラカワ様。」
・・・・結局ウイスキーは新品を金貨10枚、シルバーアクセサリーは金貨15枚、石鹸は金貨1枚か。
元手はそんなにかかってないのに大変な事になってるぞ。
まあいいか、兎に角逃走するにしても資金がいるからな。
建物は立派だな。3階建てぐらいか?
本当はホテルで落ち着きたいけど、ホテルあんのかな?旅館とか宿って感じ?
当たって砕けろか。
「このままではどうにもならないからおっさん、入ってみるわ。メーネアちゃんと香苗ちゃんも一緒に入る?」
「勿論ご一緒いたしますわ。別行動はやめておくのが賢明とわたくしは考えますわ。」
「は、はい、お願いします」
・・・・香苗ちゃんかなりテンパってるな。まあ無理もないか。というか何をお願いなんだろう?
・・・・中は広いな。正面が受付で、左が商談スペース?
何組かの如何にも商人ぽい面々がいるなあ。
お!受付のねーちゃん奇麗やん!やっぱこういう受付ってキレイどころを用意するんかいな?
企業の受付嬢も顔で選ばれるって噂やしな(根拠のないうわさ・・・・おっちゃんの思い込みです)
「ようこそ商館へ。何か御用でしょうか?」
「はじめまして。この辺りには初めて来たんだが、どういったものを買い取りしてるのか教えてくれないかなと思ってね」
「ではギルドカードを提出していただけますか?」
・・・・やばい。いきなり詰んだ。そんなの持ってないし、身分証なんかないしなあ。
「その事なんだけどね、おっさんこの国に来たばかりでね、しかも自分の国はここよりかなり離れてて、ギルドカードとかいうのはないんだよ」
「異国の方ですね。登録は簡単なので所持していないのでしたら作成しますね。登録料は金貨1枚になります。」
・・・・さらにやべー登録しなくちゃ何もできない?ますます詰んだ?
「あーおっさん今手持ちに金がないんだけど、今持ってるアイテム買い取ってもらってそのお金から差し引いてはくれないかなあ?」
「かまいませんよ。それでは何をお持ちですか?」
「まあ、鞄1つで来てるから、そんなにはないんだけど・・・・」
「あ、もしかして異国の珍しい品ですか?あまり人目に付くのがおいやでしたら奥に案内しますがどうしますか?」
「それでお願いします。」
「それでは、こちらにお越しください。お連れ様もご一緒しますか?」
「勿論です!」
・・・・ふう、とりあえず奥に行けるぞ。右側か・・・・
お、個室やん!
「こちらの部屋になります。少々お待ちください。他の人に受付を頼んでまいりますので。」
「おかまいなくー」
・・・・結局どんなのを買い取ってくれるかわからなかったぞ。
ここはいかにもな胡椒と酒か?あと石鹸とシルバーアクセサリーぐらいぽちっとくか?
あ、やべ、胡椒このままでは駄目やん、何か革の袋とか探さないと・・・・げ、胡椒より高いやん!胡椒は銀貨2枚か。袋が銀貨4枚ってどうなんこれ?意外と胡椒は価値がない?
まあいいや、皮袋に詰めなおそう。
後は酒だな。ウイスキーぐらいいっとく?ガラスのボトルがいいなあ、と。銀貨2枚か。あ、ラベル剥がしとこ。念のためこいつは2本買うか。
シルバーアクセサリーは、ネックレスかな?銀貨5枚ぐらいのにしとくか。
ひとつぐらい価値があればいいんだけどなあ。
あ、石鹸石鹸。無添加の四角い無地のがいいな。1個銀貨1枚か。四角い箱のは安いけど、あれって確か石鹸に文字が書いてあるんだよなあ。
あ、革袋もう一つ買っとくか。石鹸入れとこう。
まあ、このかばんに普通に入るのはこのあたりか。
「お待たせいたしました。どのような商品をお持ちですか?」
「これなんだけどね?」
・・・・
・・・
・・
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「こ、これはもしかして胡椒ですか?」
・・・・お、黒胡椒は価値がある?
「そうですよ。」
「貴重な黒胡椒がこんなにたくさん。ぜひ買い取らせてください!」
「値段によるけど、いくらで買い取ってくれるの?」
「これほどの質と量ですので、金貨20枚でどうでしょうか?」
「20枚!!」
「あ、やっぱり少ないですよね。失礼しました。30枚でどうですか?」
「・・・・保留します。他のはどうですか?」
「これは・・・・ガラスのビンでしょうか?こんな精巧なガラスのビンは初めて見ます。しかも中が透き通って見えます!素晴らしいです!」
「あ、これウイスキーって酒だけど、飲んでみますか?」
「よいのですか!?」
「飲まないと査定できないでしょ?」
「しかし、2本しかないのにそのうちの1本を開けるなんて。」
・・・・なんだかんだでおいしそうに飲んじゃってるし!
「!!!なんですかこのお酒!素晴らしいです!」
「シラカワ様、わたくしも飲んでみたいですわ」
「ウイスキーはちょっと・・・・」
「じゃあ・・・・ほい、嬢ちゃん。」
・・・・いい飲みっぷりだな!メーネアちゃん初めて笑顔になったかも
「こんなおいしいお酒初めてですわ。流石はいせか・・・・シラカワ様。」
・・・・結局ウイスキーは新品を金貨10枚、シルバーアクセサリーは金貨15枚、石鹸は金貨1枚か。
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