45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
第10話 食事中の方、ごめんなさい
「ヨクダ タイブンゼ ルキスノ タンア」
・・・・スキル大臣とかいうのが専門学校生?に呪文を唱えたな。
ふむふむ、腕輪は簡単に取り外しできそうだな。
「お疲れさまでした。残念ながら私共の探していた人物ではなかったようです。暫くすれば元の体調に戻るのであちらの部屋でしばし休んだのち、元の世界へ戻っていただく」
「やっと帰れるのか。しかし、だるい。」
「おい、肩を貸してやれ」
「はっ!ではそこの方、こちらへ」
「あ、わかったよ。あの部屋に行けば帰れるんだね?」
「勿論です」
・・・・あー連れてかれたよ。おっさん、みんな助けたいけど、オーバースペック。
男は自力で何とかしてーな。
こちとら自分1人と、もう1人が限界。今のうちにあの呪文を覚えとくか・・・・
・・・・あーついにおっさんの番が来た。ミスは許されない。気合を入れていこう。あ、自然にな。・・・・香苗ちゃん緊張しすぎ。
「香苗ちゃん、緊張しすぎ、リラックスやで」
「で、でも・・・・怖い・・・・」
「まあ、おっさん信じてってのも無理な話だけど、生き残りたいなら言うとおりにしてーな」
「え、ええ。そうします」
・・・・大丈夫かいな。
「では、右手を差し出してもらおうか」
・・・・よし、今だ、”やってこいこいG達よ!”
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
「お。おい、あんた確かライヤー大臣といったよな?あんたの足元にいるのってもしかして・・・・」
「?足元?ってうおぉ!GがGが大量に・・・・!」
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
「く、来るな!来るなあ!」
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
・・・・よし、跳べ!・・・・いやー、昔スーパーでアルバイトしてた時、バックヤードで一度だけGが目の前に飛んできたんだよなあ。あれは未だに覚えてる。あのインパクトはすごすぎたからなあ。
「ぎゃあああ」
・・・・今だ!よっと。
「な、何をする!」
「ヨクダ タイブンゼ ルキスノ タンア」
「あ、貴様!なぜそれを!」
「お宅らあほか?目の前で何度も唱えてただろ?」
「や、やめろー」
「もう遅い!あ、この腕輪もらってくね?そのよくわからんごっついプレートももらってくよ!」
「う、力が入らん・・・・」ドサッ
・・・・うわ!Gの上に倒れるとか一生トラウマものだな。よし、G達よ!偉そうにしてるやつらへ向かって飛んでくれ!
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
・・・・よし、あとはこのままずらかるのみ。
「香苗ちゃん、行くよ?」
「・・・・死にたい・・・・」
「ご、ごめんよ。」
・・・・メーネアちゃんの言う通りならあっちだな。
「さあ、こちらです。今のうちです。」
「分かったよ、メーネアちゃん」
・・・・お、偉そうにしてる二人が叫んでるが、Gの前にはなすすべもなかろう!Gに感謝する日が来るとは思わなかったな。
うわ、Gをものともせず追いかけてくる奴らがいるな。
よし、間に合うか?
えっと油油・・・・お、サラダ油をっとっと。
「香苗ちゃん、これ床に撒きながら頼むわ」
「は、はい」
・・・・おー流石は石の床。
みんなこけるコケる。立ち上がれないだろう!
おっさんも何度会社で床にこぼれた油で滑りそうになった事か。
移動する事10分近く、各所を守る衛兵はメーネア王女の姿を見ると何を言うでもなく道を開け、ようやく城の外に出ることができた。
・・・・今回の事は末端の兵士には知らせてなかったんかいな?
あと、普通王女だとこんな少人数で外に出れるものかいな?
今思い出すと大臣やら后やらがメーネアちゃんにひどい言い方してたからそれの影響か?
・・・・スキル大臣とかいうのが専門学校生?に呪文を唱えたな。
ふむふむ、腕輪は簡単に取り外しできそうだな。
「お疲れさまでした。残念ながら私共の探していた人物ではなかったようです。暫くすれば元の体調に戻るのであちらの部屋でしばし休んだのち、元の世界へ戻っていただく」
「やっと帰れるのか。しかし、だるい。」
「おい、肩を貸してやれ」
「はっ!ではそこの方、こちらへ」
「あ、わかったよ。あの部屋に行けば帰れるんだね?」
「勿論です」
・・・・あー連れてかれたよ。おっさん、みんな助けたいけど、オーバースペック。
男は自力で何とかしてーな。
こちとら自分1人と、もう1人が限界。今のうちにあの呪文を覚えとくか・・・・
・・・・あーついにおっさんの番が来た。ミスは許されない。気合を入れていこう。あ、自然にな。・・・・香苗ちゃん緊張しすぎ。
「香苗ちゃん、緊張しすぎ、リラックスやで」
「で、でも・・・・怖い・・・・」
「まあ、おっさん信じてってのも無理な話だけど、生き残りたいなら言うとおりにしてーな」
「え、ええ。そうします」
・・・・大丈夫かいな。
「では、右手を差し出してもらおうか」
・・・・よし、今だ、”やってこいこいG達よ!”
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
「お。おい、あんた確かライヤー大臣といったよな?あんたの足元にいるのってもしかして・・・・」
「?足元?ってうおぉ!GがGが大量に・・・・!」
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
「く、来るな!来るなあ!」
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
・・・・よし、跳べ!・・・・いやー、昔スーパーでアルバイトしてた時、バックヤードで一度だけGが目の前に飛んできたんだよなあ。あれは未だに覚えてる。あのインパクトはすごすぎたからなあ。
「ぎゃあああ」
・・・・今だ!よっと。
「な、何をする!」
「ヨクダ タイブンゼ ルキスノ タンア」
「あ、貴様!なぜそれを!」
「お宅らあほか?目の前で何度も唱えてただろ?」
「や、やめろー」
「もう遅い!あ、この腕輪もらってくね?そのよくわからんごっついプレートももらってくよ!」
「う、力が入らん・・・・」ドサッ
・・・・うわ!Gの上に倒れるとか一生トラウマものだな。よし、G達よ!偉そうにしてるやつらへ向かって飛んでくれ!
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
カサカサカサカサ カサカサカサカサ カサカサカサカサ
・・・・よし、あとはこのままずらかるのみ。
「香苗ちゃん、行くよ?」
「・・・・死にたい・・・・」
「ご、ごめんよ。」
・・・・メーネアちゃんの言う通りならあっちだな。
「さあ、こちらです。今のうちです。」
「分かったよ、メーネアちゃん」
・・・・お、偉そうにしてる二人が叫んでるが、Gの前にはなすすべもなかろう!Gに感謝する日が来るとは思わなかったな。
うわ、Gをものともせず追いかけてくる奴らがいるな。
よし、間に合うか?
えっと油油・・・・お、サラダ油をっとっと。
「香苗ちゃん、これ床に撒きながら頼むわ」
「は、はい」
・・・・おー流石は石の床。
みんなこけるコケる。立ち上がれないだろう!
おっさんも何度会社で床にこぼれた油で滑りそうになった事か。
移動する事10分近く、各所を守る衛兵はメーネア王女の姿を見ると何を言うでもなく道を開け、ようやく城の外に出ることができた。
・・・・今回の事は末端の兵士には知らせてなかったんかいな?
あと、普通王女だとこんな少人数で外に出れるものかいな?
今思い出すと大臣やら后やらがメーネアちゃんにひどい言い方してたからそれの影響か?
「45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
1,257
-
946
-
-
2.1万
-
7万
-
-
147
-
183
-
-
411
-
2,141
-
-
156
-
756
-
-
3,052
-
5,378
-
-
6,647
-
2.9万
-
-
1,640
-
2,764
-
-
2,794
-
1万
-
-
199
-
2,398
-
-
202
-
161
-
-
170
-
59
-
-
64
-
22
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
2,419
-
9,367
-
-
442
-
726
-
-
1万
-
2.3万
-
-
175
-
454
-
-
5,030
-
1万
-
-
5,170
-
2.6万
-
-
268
-
1,385
-
-
9,692
-
1.6万
-
-
4,916
-
1.7万
-
-
78
-
2,902
-
-
8,170
-
5.5万
-
-
750
-
1,732
-
-
3,146
-
3,386
-
-
2,493
-
6,724
-
-
396
-
2,079
-
-
610
-
221
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
170
-
603
-
-
9,390
-
2.4万
-
-
3,540
-
5,228
-
-
23
-
2
-
-
6,175
-
2.6万
-
-
153
-
244
-
-
1,292
-
1,425
-
-
6,656
-
6,967
-
-
2,858
-
4,949
-
-
986
-
1,509
-
-
3万
-
4.9万
-
-
195
-
926
-
-
6,044
-
2.9万
-
-
1,289
-
8,764
-
-
341
-
841
-
-
359
-
1,684
-
-
6,207
-
3.1万
-
-
71
-
153
-
-
49
-
163
-
-
81
-
281
-
-
3,642
-
9,420
-
-
87
-
30
-
-
1,862
-
1,560
-
-
217
-
516
-
-
105
-
364
-
-
12
-
6
-
-
19
-
1
-
-
2,621
-
7,283
-
-
2,940
-
4,405
-
-
7,461
-
1.5万
-
-
40
-
13
-
-
611
-
1,139
-
-
59
-
87
-
-
3,203
-
1.5万
-
-
401
-
439
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,692
-
1.6万
-
-
9,542
-
1.1万
-
-
9,390
-
2.4万
-
-
9,166
-
2.3万
コメント