勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
第354話 取り残された冒険者の救出
主導をしている冒険者を含め、6名が名乗りを上げましたが、いかんせん全員疲労の色が濃い様子。
ですが時間がありません。
状況はまだよく理解できませんが、この人数が逃げてきたので大量の魔物か、強い魔物がいたのでしょう。
そこに3人が取り残されたというのは、状況的に厳しそうです。
「3人の確保が目的だ!他の事は考えるな見るな!」
「わかってるさ!あの状況じゃドロップアイテムの回収とかやってたら確実に死ぬからな。」
「急ぐぞ!」
「僕達も行こう!」
このままではこの6人も危険なので、思わず声をかけてといいますか行こうと言ってしまいました。
「何だ君達は。今までいなかったな。君らだけで此処にたどり着いたのかい?」
「ええ。あ、急がないと間に合いませんよ?」
「話はあとだ。大丈夫なのか?見た所君以外全員女性じゃないか!」
「実力は確かですよ、さあ!」
色々突っ込まれる前に、出発を促します。急がないと3人は危険なのでは?
・・・・
・・・
・・
・
先ほどの壁の向こうには、魔物がひしめき合っています。
ですが人の姿は見えません。
「いないようですが、何処で戦ってたのですか?」
僕はこのメンバーの中心者と思われる人物に問いかけます。
「もっと奥にいるはずだ。だが、こんなに魔物がいると簡単には近づけない。くそっ!」
苛立ちを感じますが、ここは僕の出番かな?なんだかんだあまり魔物と戦ってないんですよ。バジリスクも魔法で仕留めましたし。
「オイヴィ、いけるかい?」
「我ら全員で挑めば何とかなるだろう。但し、あ奴らでは無理だろう。あ奴らは我らが魔物を仕留める間に救出を任すしかあるまい。」
「まあそうだよね。みんな、魔物をせん滅させよう!」
僕はそう言った途端、みんなやる気が出たようです。
「罠ばかりでストレスがたまっていたんだ!本気でいいか?」
柚奈がストレスで凄い顔になってます。なのでうんうん頷きました。
「人の気配は・・・・あ、このあたりにはなさそうですわ。ではお先に魔法で・えい!」
「あ!瑞華!抜け駆け!」
え?何が抜け駆けなのでしょう?
瑞華が水魔法で魔物を仕留めていきます。
凄い勢いの水なので、魔物は水に当たるとその勢いでどんどん穴が開いていきます。
「私も負けられないです!」
友郁は何と勝負をしているのか分かりませんが、土魔法で矢を作りおどんどん魔物に飛ばしていきます。
うわ、きれいな顔してえげつないです。
「柚奈さんはどの魔法を?」
泉はまだ攻撃をしていませんが、柚奈に確認をしているようです。
「火魔法だよ火魔法!みなふっとべこんちくしょう!!!!」
そういうと高温の火の塊を魔物に放つ柚奈。
魔物はどんどん消し炭になっていきます。
うわ、いったいどんな威力の魔法を?
「では私は、風魔法で戦いましょう。」
泉も魔法を使い、鋭い威力の風魔法を飛ばし、風が通った後には、真っ二つになった魔物が転がっていました。
「みんな威力が上がったね!」
4人とも魔法の訓練をしているらしく、かなりの威力です。
あ、僕の出番がないです。
ですが時間がありません。
状況はまだよく理解できませんが、この人数が逃げてきたので大量の魔物か、強い魔物がいたのでしょう。
そこに3人が取り残されたというのは、状況的に厳しそうです。
「3人の確保が目的だ!他の事は考えるな見るな!」
「わかってるさ!あの状況じゃドロップアイテムの回収とかやってたら確実に死ぬからな。」
「急ぐぞ!」
「僕達も行こう!」
このままではこの6人も危険なので、思わず声をかけてといいますか行こうと言ってしまいました。
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「ええ。あ、急がないと間に合いませんよ?」
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僕はこのメンバーの中心者と思われる人物に問いかけます。
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苛立ちを感じますが、ここは僕の出番かな?なんだかんだあまり魔物と戦ってないんですよ。バジリスクも魔法で仕留めましたし。
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「まあそうだよね。みんな、魔物をせん滅させよう!」
僕はそう言った途端、みんなやる気が出たようです。
「罠ばかりでストレスがたまっていたんだ!本気でいいか?」
柚奈がストレスで凄い顔になってます。なのでうんうん頷きました。
「人の気配は・・・・あ、このあたりにはなさそうですわ。ではお先に魔法で・えい!」
「あ!瑞華!抜け駆け!」
え?何が抜け駆けなのでしょう?
瑞華が水魔法で魔物を仕留めていきます。
凄い勢いの水なので、魔物は水に当たるとその勢いでどんどん穴が開いていきます。
「私も負けられないです!」
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うわ、きれいな顔してえげつないです。
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「火魔法だよ火魔法!みなふっとべこんちくしょう!!!!」
そういうと高温の火の塊を魔物に放つ柚奈。
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泉も魔法を使い、鋭い威力の風魔法を飛ばし、風が通った後には、真っ二つになった魔物が転がっていました。
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